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アニメ声

あにめごえ

「アニメのキャラクターのような声」を表現する言葉。
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概要

アニメキャラのように特徴的なをしている人、またそのような声質を表現する言葉。

一般的には、妙に甲高かったり、舌足らずで幼い印象だったり、鼻にかかったような声だったり、年齢にあわずやけに可愛らしかったりなど、際立って個性的な女性の声を指す。

当然ながらアニメキャラを実際に演じている声優には、この「アニメ声」の持ち主が多い。

ベテラン声優では、こおろぎさとみなどがアニメ声の地声の持ち主として知られるが、かないみかなどアニメ声ではない地声も使える声優も多い。アニメ声とロリ声は同義ではなく、水田わさびのようなダミ声もアニメ声の範疇に含まれる。

長短

アニメ声優を目指している人、あるいは現役で声優を職業としている人にとっては、特徴的な「アニメ声」を持っていると視聴者に声を覚えてもらいやすいという利点があり、大きな武器のひとつと言える。

中川翔子は声優初挑戦時に「なぜ私はアニメ声に生まれなかったんだろう」と嘆いていた。

しかしながら、あまりに「アニメ声」過ぎると、リアリティを要求される洋画海外ドラマなどの吹き替えでは浮いてしまうため、声を使い分ける技術力や演技力が無い限り、活動の場が「アニメ周辺」にほぼ限定されてしまうことになる。

実際、萌え系の声で人気を博しているアイドル声優の大半は、吹き替えの仕事は殆どこなしていない。

また宮崎駿原恵一細田守などは、アニメ声を嫌っており、自身の監督作には職業声優をキャスティングしないことで知られる(アニメ声でない演技ができる職業声優も多くいるため、有名俳優起用による話題性確保の意味も大きいと考えられるが)。

一般的にも地声が「アニメ声」の人は第一印象で「変な声(喋り方)」と受け止められることが多く、特に就職活動で苦労する人は多い。

また、若い頃は「可愛い声」と言われても、年齢を重ねてくると「いい年してアニメみたいな声」と言われるようになったりする。アニメファンのオタクからも「キャラクターを演じる」という仕事の上ではともかく、地声としては「アニメ声」はどうなのかと、印象や好みが分かれるところである。

昨今では地声の印象を消して声優らしい声を獲得するために、アニメ声を習得する声優志望者も少なくないという。

しかし安易なアニメ声の模倣に警鐘を鳴らす関係者も少なからず登場しており、一度特定のアニメ声で演技する癖がついてしまうと、まったく個性の違う役を得たときにそのキャラクター本来の個性を表現しきれず、声優の演技に引きずれられキャラクター性にズレが生じることが懸念されるという。
声優自身もアニメ以外での活躍の場(洋画吹き替え、ナレーション、企業アナウンスの録音音声など)を得ても、アニメ声一辺倒では現実性から些か乖離してしまい、起用されにくくなる。何より芸の幅を広げておかないと、次々と来る新人声優たちの波に呑まれて食い扶持すら危うくなっていく。
御大の一角である富野由悠季監督は大のオタク嫌いで知られるが、『ガンダム Gのレコンギスタ』でアイーダ・レイハントン役の嶋村侑がアニメ声で演技を始めた際、「萌え第一主義」の現代アニメの“闇”を痛感し、地声での演技を徹底させたエピソードがある。これは単に反萌え主義の立場だけでなく、嶋村侑の役者人生への危機を直感したという面もあると思われる。

演技の一環としてアニメ声を利用することは何ら問題ないが、声優としての伸びしろを犠牲にしてまで得るべきものかは、一度よく考えたほうがいいのかもしれない。

アニソン界でもキャラソンの流行からアニメ声で歌う志望者が増えているものの、志望者の歌唱力の本質を知るべく「地声も声色の一つ」という見識が存在し、地声でどこまで歌えるかが一つの判定材料に使われる。

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