ジェッターズ以外のボンバーマンシリーズの主人公については白ボンを参照。
ボクに全部押し付けるな!
概要
CV:金田朋子
ボンバー星人。伝説と謳われた兄のマイティに憧れている見習いのボンバーマン。ひょんなことからジェッターズの一員となった。10歳。
ジェッターズ加入後はシャウトの実家のラーメン屋で、バイトしつつ居候している。シャウトにいつも叱られており、頭が上がらない。最初は完全な子供だったが、作中を通じて徐々に強くハッキリと成長していく。よく余計な一言を言っては、シャウトやバーディに顔をつねられるのがお約束。
お調子者でいて意地っ張り、それでいて少々気が弱く優しすぎるところもあったりする頼りない存在だが、いざというときは熱い所も見せる。
ジェッターズの一員として活動するに連れて、ジェッターズ、そしてボンバーマンとしての誇りを強く持つようになり、最終話となる52話ではシロボンが大きくなった時には次期のリーダーに任される程になっている。(ボンバーマンに誇りを持てなかったマイティに対して正反対となっている)
当初必殺技は「ファイヤーボム」だけだったが、特訓により強化版の「バーニングファイヤーボム」、ガングとボンゴの協力で「サンライズサンダーボム」を習得した。51話で「シャイニングファイヤーボム」を放つ。最終話では、「ボムの力はボムにあらず、心にあり」という教えから発展し、周りの物体を干渉させる技も得た。(作中では、ゼロに乗っ取っているマックスの意識データだが、マイティも小石に対して似たような事をしたことがある)
そのほかに娯楽型の「風船ボム」や牽制型の「コショウボム」なども自己流で作り上げた。「アイスボム」も一度使ったが、凍らせた池を渡ろうとしたら氷が割れてしまった。(本人曰く「アイスボムは苦手」だそう)
ルーイの言っていることを理解できる。ボン婆さんと二人暮らししており、両親は未登場。42話では中学生時代の祖父(ボン婆さんの夫)が登場しており、マイティそっくりな顔立ちをしていた。(判明している範囲で言うと、シロボンの投球フォームは祖母譲り、体色は祖父譲りとなっている)
使う爆弾
- ファイヤーボム:従来のボンバーマンが使う基本技で、兄のマイティはこれを得意技としており、29話ではシロボン自身も得意と言われている。
- バーニングファイヤーボム:ファイヤーボムの上位種で打倒フレイムボンバーを目指して習得した。
- 風船ボム:元々は女の子のボンバー人を慰めるために使った娯楽用の爆弾で、洞窟内で風の動きを把握して出口を探すために使おうとした場面も存在していた。ただし、本来娯楽として爆弾を使うのは禁止されている為、使用後にはボン婆さんに怒られたらしい。
- コショウボム:3話で使用。撹乱用の爆弾でありヒゲヒゲ団を混乱させるのに使用された。
- 花火ボム:12話&23話で使用(名称は23話初出)。実際の花火と同じように夜空に向かって爆発させると花火が出る娯楽用の爆弾。キャラボンであるエレファンの子供を元気づける為に使用したり、ジェッター星の花火に混ざる形で使用した。
- サンライズサンダーボム:18話で使用。マーメイドボンバーを倒すため、ガングとボンゴの協力のもと従来の「サンダーボム」から派生して習得した。
- アイスボム:29話で使用。全ての物が巨大となっている惑星でシャウトと離れ離れになった時、池を凍らせてから上を渡りシャウトと合流しようとすべく使ったが、彼はアイスボムが苦手で池を完全に凍らすことは出来なかった。
- ウォーターボム:39話で使用。マックスを倒すために習得し、洪水が起きるほどの威力を手にしたのだが、彼の雷属性の爆弾である「ハイパープラズマボム」に弱いために、完成以降は対マックス含め全く使われていない。
- シャイニングファイヤーボム:51話で使用。シロボンを助けてくれた様々な人達への思いを込めた渾身の一撃でダークフォースボンバーを倒した。
余談
中の人はボンバーマンジェッターズのアニメが終了した翌年に始まった戦闘ヒロインアニメシリーズの七作目にて敵組織の怪人を演じたが、奇しくも正義側の黄色の戦士の中の人がかつて放送されたボンバーマンのアニメにて同名のキャラを演じており新旧世代の主人公の夢の対決が実現している。(ちなみに、シロボンの兄であるマイティの中の人は一作目にて敵組織の幹部の一人を演じている)
そして、ボンバーマンを題材にしたアーケードゲーム『ボンバーガール』に、(明言はされていないが)『ジェッターズ』のシロボンをモチーフとしたボンバーガール「シロン」が参戦するのであった。(担当声優も同じ金田朋子氏である)
金田氏がまた演じたいキャラクターの第三位である。
なお、名前の発音は「シロボン」と頭高型である。(原作の白ボンは「しろぼん」と最初が低い)