はじめに
このページ「来海えりかの夏休み」では、ハートキャッチプリキュア第28話「サバーク史上最大の作戦! 夏休みの宿題おわりません!!」における、来海えりかの夏休みダラダラ生活のエピソードについて紹介する。このお話は、えりかのダメっぷり・ダラダラぶりなどが強く伝わってくるお話である。
動画
ストーリー
夏休みのある日、来海えりかの家に花咲つぼみと明堂院いつきが訪れた。ついさっきまで寝ていてようやく起きたばかりのえりかは、つぼみといつきに、大きくあくびをしながら「おはよ〜」と挨拶。つぼみから「って、もうお昼過ぎてますけど…。」とツッコミが入る。(いやいくら何でも起きるの遅すぎだろ!) コフレによると、「(えりかは) 夜遅くまでDVD見たり、漫画を読んだり、夜更かししているから朝起きられないんですっ!」とのことである。えりかは「別にいーじゃん、夏休みなんだから!」と言うと、「良くないですっ! 毎日ダラダラダラダラ…!」とコフレに叱られた。しかしえりかは「ハイハイ」と全然聞いていない。
えりかは「朝ご飯」と称してアイスクリームを食べ始めた。(ってか、お昼過ぎならどちらかというと昼ご飯だろ!) えりか曰く、暑いのでご飯食べる気にならないらしい。「ちゃんとご飯食べないと、夏バテしちゃいますよ。」とつぼみに言われた。(正論) しかし、えりかは「平気平気! で、今日は何して遊ぶ!?」とはしゃぐ。そこへ姉のももかがやってきて、彼女から「平気じゃない。倒れても知らないわよ。」とツッコミが入った。(ナイス!) 「コラー!」と逆ギレするえりか。ももかは、仕事が忙しく勉強ができてないので、これからゆりと一緒に夏休みの宿題をするところであった。「宿題なんてまだやんなくても平気だよ〜夏休みは長いんだし!」とえりか。しかし、つぼみに「もう残り半分もないですけど…。」と言われて固まったえりかは、カレンダーを確認する。夏休みは残り10日くらいしかない。「あれ、おかしいな?」とえりか。えりかは現実から目を逸らしていたのだ。ももかがつぼみといつきに「2人は宿題やってる?」と聞くと、つぼみは読書感想文以外は終わっており、いつきは全部終わっているという。その言葉を聞いてえりかは目を丸くした。「ほらほら」と茶化すももか。えりかはまだ夏休みの宿題がたくさん残っていた。「そうだ、今日は宿題やろうか?」といつきが提案した。それを聞いてえりかの中の天使と悪魔が論争。「そうです、やりましょう!」という肯定的な天使だが、一方の悪魔は「ちょっと待ったー! あと少しの夏休み、遊ぶべきだ! 宿題なんて後々! 遊ぶのは楽しーぞ! 面白いぞー!」と言う。結局悪魔が勝ってしまい宿題そっちのけ。えりかは「いーよいーよ! せっかくの休みだし遊ぼう!」と言ってしまった。(いや、せっかくいつきが提案してくれたんだから宿題やれよ!)「大丈夫! 宿題なら、夏休みの最終日に一気に片付けるから!」とえりかは宣言するが、「毎年泣きながら徹夜するくせに。」とももかに言われてしまう。「うるさいな!」と逆ギレするえりか。「みんな集まったんだから遊ばなきゃ! let's enjoy 夏休みー!」とえりかは叫ぶ。
しかし、つぼみといつきは図書館に行くという。えりかは「なんで図書館なわけ〜?」「つまんないの」などと文句を言いつつも、しぶしぶ付き合った。えりかはつぼみに「今日は珍しくラフなコーディネートですよね?」と指摘される。「夏休みだし、暑いからこれでいいかなって。」とえりか。えりかは髪もはねていた。それをいつきに指摘されると「夏休みだし、知り合いともそんなに合わないでしょ。」と言う。「いつも忘れ物はしても、おしゃれだけは忘れないのに。」とコフレ。「夏休みで身も心もダラダラですぅ。」とシプレ。
図書館で宿題をしている他の中学生を見て引きつるえりか。つぼみがとあるファンタジーの本を手に取ると、それを見たえりかは思わず「え、そんな分厚い本!?」と叫んでしまい、他の人達に「シーッ!」と注意される。いつきはつぼみが手に取った本を一晩で読んだと言い、それを聞いたえりかはまたしても「一晩!?」と叫んでしまい、再び注意されてしまった。えりかもしぶしぶ本を探すが、「夏休みの宿題 読書感想文にオススメ!」と書かれた案内を見て、「宿題」の文字に怯む。2人が宿題を終わらせているので焦ってるようだ。「えりかも早く宿題やった方がいいです」とコフレに正論を言われ、えりかは思わず「まだ大丈夫だって言ってるでしょ〜!?」と大声で叫んでしまった。すると、他の人達が皆えりかを睨んで、またもや「シーッ!!」。とうとう3度目の注意を食らってしまった。(ホント何やってんだよ…)
結局、わざわざ図書館に行ったにもかかわらず、何の本も借りなかったえりか。えりか曰く、暑いので本を読む気にならないという。いつきは「朝は涼しいよ。読書もはかどると思うけど。」とアドバイスするが、えりかは朝起きられないので宿題が全然できないことをコフレに指摘され、「もう、うるさいな!」と再び逆ギレするえりか。(キレ過ぎだろ…) そしてえりかは、「大体、夏は暑くて勉強にならないから学校が休みなんでしょ？なのに何で宿題があるの?」と、まるで名言(?)のような発言をした。「夏は勉強なんて忘れて、思いっきり遊ぶのがいいの〜!!」とえりか。
その後、コブラージャと彼が夏休みの宿題に追われる子供達から作り出した大量のデザトリアンと遭遇。えりかはキュアマリンに変身して戦うが、ご飯をしっかり食べなかったために途中でバテる。そしてコブラージャの指示で小学校を壊しに行こうとするデザトリアン達に便乗して中学校も壊してもらおうとするという正義の味方にあるまじき問題行動をとった。ブロッサム達は絶句し、マリンはコフレから頭をしこたま叩かれた。その後もブロッサムが戦いながら勉強の大切さを説くがイマイチ共感できず、サンシャインから苦言を呈される。合体してパワーアップしたデザトリアンの攻撃でブロッサムとサンシャインがダウン。マゼンタのこころの種を使用してモチベーションを上げ、おでこパンチでダウンを奪った。デザトリアンを浄化後、えりかはつぼみ達に見てもらいながら夏休みの宿題を開始。解けなかった問題を解けたことで、勉強の楽しさを理解し始めたようだが、それでも勉強が好きになれたとは言えないえりかである。
余談
このお話においてえりかは、8月後半ということもあって、すっかり生活リズムを崩していた。お昼過ぎに起きてアイスクリームを朝食代わりに食べたり、普段気を使っているオシャレすら手を抜くなど、身も心もすっかりダラけきっていたえりかであった。夏休みが残り2週間を切っているにもかかわらず、宿題は全然手つかず。いつきが一緒に宿題をやろうと提案するが、悪魔の囁きにあっさりと負けて遊ぶことを選び、皆に呆れられていた。このように、えりかがいかにおバカキャラクターであるのかが伝わってくるストーリーである。
しかし、えりかのように、夏休みについ夜更かしして生活リズムが乱れてしまう、夏休みの後半に宿題で焦る、といった経験をした人は、決して少なくないのではないだろうか?
関連タグ
プリキュア赤点禁止令：優等生揃いの青キュアで唯一該当してしまったえりか。後に後輩が出来る(そして、その後輩と映画で共闘もしている)
プリキュアおバカレンジャー：学力でも素行面でも全プリキュアで最も有名な異端児となってしまったえりか。
