概要
『ハートキャッチプリキュア!』に登場する、プリキュア達がデザトリアンを浄化し、こころの花を復活させることで妖精が生み出す種。
赤、ピンク、青、緑、黄、紫、橙、マゼンタ、バイオレット、白の種類がある。
生み出された種はココロポットという入れ物に収納される。
これらを集めていくことでこころの大樹が回復していく。
第33話以降は月影ゆりが変身する度に彼女のプリキュアの種の欠けた部分を補う役目も果たしている。
玩具としてはプリキュアシリーズ初の「集めることで複数アイテムと連動できる」ことをウリにしたコレクト系のアイテムである。詳細は後述。
こころの種の産出
妖精が生み出すこころの種だが、そのプロセスは以下の通りである。
唐突に体を震わせる。→お尻を振った後に肛門のあたりから黄色いエキスを放出。→そのエキスが種になる。
しかし、放映開始と共に視聴者の間で
「尻から放出される黄色いエキスがう○こにしか見えない」=「女の子達の前でこんな下劣なものを堂々と流してどうするんだ」
という意見が出るようになり、こころの種=う○こが大きなお友達の間での共通認識となってしまった。
そしてついに視聴者からBPOにおしりパンチと共に抗議されてしまい、そのことに配慮してか、「光を纏ったこころの種が肛門のあたりからダイレクトに飛び出す」描写へと後に変更された。
軟便が固形に変わっただけなんて言ってはいけない。(そもそも玩具としてのシプレとコフレに種を排出するギミックがついてしまっているため、玩具との兼ね合いからしてこれ以上変更することは無理があったのだろう)。
ちなみにこの放送枠で放送されていた先輩作品ではダイレクトに「金のウンチ」が登場していた。
ココロパフュームとの連動
ココロパフュームにセットすることで、一時的に様々な効果を発揮する。劇中では描写されていないが玩具ではシャイニーパフュームとも連動するため、設定上はシャイニーパフュームも効果を発揮できると思われる。
集めたこころの種を消費する行為にもなるため、劇中では数える程度しか使われていない。劇中で明らかになっているのは以下の通り。
赤
スピードアップ。全身が赤く発光し、トランザムや界王拳を彷彿させる。相手に猛攻を仕掛けられるが、調子に乗り過ぎた場合反動で疲れ果ててしまうリスクもある。
青
ふりかけられると気分がクリアになる。作中唯一の戦闘外における使用。
マゼンタ
がんばる気分になる。色のせいで赤の種と混同されやすい。
全身がマゼンタに発光するため、使用者の見た目がキュアブロッサムのようになる。
こころの種が使われるアイテム
前述の通りこころの種は様々なアイテムと連動しており、パフューム系やココロポット、ハートキャッチミラージュといったバンダイが発売したハートキャッチのアイテムがその対象となる。
他にもアーケードであるハートキャッチドリームダンスと連動している。
全95種類あり、別商品に付属、雑誌付録、ガシャポン、イベント配布など様々な方法で配布され、さらに同じ種でも配布時期、配布媒体によって微妙に違いがあるため全て集めるのは非常に困難である。
この「複数玩具と互換性のあるアイテムを付属品等として販売する」方式は後のシリーズにも受け継がれ、キュアデコル、プリカードといったコレクト系商品のルーツとなった。
関連タグ
こころの大樹 ココロパフューム シャイニーパフューム ココロポット