CV:置鮎龍太郎
概要
『ハートキャッチプリキュア!』第18話にて初登場した、花咲つぼみと来海えりかのクラスメイト。
リアルに番長をやっている者すら追い払える強烈な眼力を持っており、さまざまな「番長伝説」を残している。
容姿は島本和彦や車田正美の作品のキャラクター像の影響を感じさせるもので、上記の伝説と相まってクラスメートのえりかはその名前を聞くだけで震え上がってしまうほどだったが、その外見に似合わず将来は少女漫画家を目指している。
実際は穏やかな性格で、階段から落ちかけたつぼみを助けたり家族思いな面もあったりと風説と実像のギャップが大きい。
本人は番長呼びに困っており、上記の「番長伝説」も、その時偶然不機嫌だったり、不良の上着が花を潰しかけたため睨み付けた結果だったりと元を正せば本人の性格と偶然による産物である。
学園で目撃されていたプリキュア二人を漫画に描いており、つぼみとえりかは彼の漫画の手伝いや、漫画内のプリキュア役としてシナリオの実演をすることになった(無論ケンジは2人がプリキュアと知る由もない)。
母の慶子に心配をかけたくないため漫画家になる夢を秘密にしており、バレて落ち込んでいたところをクモジャキーにつけこまれデザトリアンの素体とされてしまう。口下手である自分のコンプレックスを吐露したが、彼の優しい性格から、「本当の強さは本当の優しさに宿る」とキュアブロッサムは評している。
浄化後は慶子に夢を打ち明けるも、快諾されたことにより晴れて漫画家を目指せるようになった。その後は学園祭にてファッション部の看板やポスター作りの手伝いとして参加しており、終盤では志久ななみと良い雰囲気になっている描写があった⇒番なみ
第21話では男性ながらプリキュアにスカウトされてしまい、(彼の妄想内ではあるが)変身姿までお披露目したこともある。
そのインパクトは大きく、ピクシブでも同回放送の9時間後には彼のタグでの検索1ページ目がほとんどそれになってしまった。
第18話では片目だったりいわゆるメカクレのショットが多かったが、再登場以降は素顔がはっきり見えるようになつている。
余談
前項において車田正美と島本和彦の影響について触れているが、中の人・置鮎龍太郎は実際に車田作品に2度出演している。
島本作品については、正式にアニメ化された作品への登場歴は無いものの、半自伝漫画『アオイホノオ』の演出として『リングにかけろ』の元絵に剣崎役として声を付ける、という変則的な形で出演している。
中の人について
担当声優の置鮎龍太郎はプリキュアシリーズにおいて『ふたりはプリキュア』の忠太郎、『Yes!プリキュア5GoGo!』のムカーディア/百井京介を演じている。DX2ではムカーディアとしてつぼみとえりかの前に立ち塞がった。
関連タグ
ハートキャッチプリキュア 番慶子 吼えろペン キュアファイヤー
コロン、ドライ、メップル、クシィ、南野奏介、ハルモニア国王、メクルメク国王、リストル…別世界では部下と元部下。⇒バサキュア
キング(ワンパンマン)…見た目の威圧感がありすぎたために噂が一人歩きして大物に間違えられた者繋がり。