千堂「どついてバランス整えたる!よかったな!」
戸狩「外道に女もクソもあるかぁ」
流川「奥歯を引き抜いてやる!もう何も食べるな!」
上杉「薄汚いおっさんが!私の歯でもしゃぶる気かぁ!」
「実に発想が醜い」
「貴様は男性嫌悪を拗らせた挙句、井坂さんの努力に場違いな怒りを抱き、罪なき子供達を殺めたな……悔恨の念はあるのか?」
上杉「そんなもんあるかぁ!性欲で動く雄猿と違ごて、女は次へと命を伝える崇高な存在なんや!女王蟻を見てみぃ!雄はみんなで貢ぐやろが!」
「子供達の中には、女の子も含まれていたぞ」
上杉「オスの施しを受けるような出来損ないに価値は無い!」
「舐めてんじゃねぇぞ、この野郎」
流川「外道キャッチャーだ!」
「やはり外道の肉は弱い」
「縫ってやるよ」
「良質のフィレだ」
上杉「お腹すいたぁ、助けてぇ」
流川「お腹がすいてる外道はいるかな?外道食堂の店主だよ」
「おお、あなたは外道でも食事をくれるという、あの……!」
流川「どうぞ、暖かいよ」
上杉「あぁ……ありがとう……外道食堂……」
「やっと食えた飯に毒……中々キツいだろ」
上杉「ひどぉおおい……」
「ひどいだと……無垢な子どもに毒を盛っておいてどの口が言う」
「自らの人間性に問題があるにも関わらず、男に責任転嫁し……逆恨みする。そんな奴は社会にいらねえんだよ」
流川「作り直したよ。食べるかい?」
標的
子供食堂の店主に対してお門違いな逆恨みをし、食事に毒を仕込んで3人の子供を毒殺したミサンドリスト令嬢「上杉佐奈子」に執行。
概要
歴代でもかなり単純な部類の拷問。まず罪人の両方の乳房をスペインの蜘蛛で引き千切り、雑に縫合する。そしてそのまま地面に拘束し飢餓状態に陥らせる。最後はその状態で最後の恵みのフリをした意趣返しとして高濃度の農薬をぶち込んだ食べ物を食わせる。
登場人物
- 上杉佐奈子
今回の外道となる女性権利団体の代表。
学生時代の出来事が原因で井坂と確執があり、彼を逆恨みして手下を使って料理に農薬を混入した。
- 井坂
今回の依頼人となる子供食堂の運営者。
彼の生姜焼きは絶品で、伊集院も学生時代に食べたことがあり、その味に感動していた。
- 戸狩玄弥
天王寺組戸狩派のトップ。
伊集院に食事を奢ってもらう事を条件に上杉の情報を教え、千堂と共に露払いをした。
- 千堂成義
天王寺組の構成員。
戸狩と共にカチコミに参加した。
- 渋谷大智
天王寺組の構成員。
- 鬼頭丈二
オーガヘッドフーズの代表である奇食ハンター。
モデル
犯行の手口と犯人が女である点、関西で起きた事件からモデルは「和歌山毒物カレー事件」と思われる。
こちらの犯人は2009年に死刑判決となったが冤罪疑惑が出ており再審請求中である。
余談
声優について
- 伊集院シリーズにおいて、依頼者・被害者・粛清すべき外道を何かしら演じてきたヤシロこーいち氏であったが、声として出たのはかつての本家チャンネルの主役であった鬼頭のみと、ネームドキャラ以外のモブキャラを一切演じなかったのは、この話が初めてである。
- mayo氏が外道女を演じるのが伊集院茂夫によるゴキブリ托卵の刑以来3度目である。
- 戸狩演じるKI氏が名もないモブキャラの成人男性や警察官を全て演じるのが初めてである。
と、声優に関しては新鮮な気持ちで見られるだろう話しとなった。
関西の警察の腐敗具合いについて
伊集院シリーズにおいて、2023年下半期からは警察や権力者の不祥事がめっきり減ってはいるものの、この話で頭ごなしに依頼者を責めるように被疑者扱いする刑事及び外道女やその仲間達が罪のない民間人を冤罪に追いやっては警察が鵜呑みにする等、関西の警察も腐敗している事を示している。
ヒューマンバグ大学の警察が腐敗具合いは今に始まった事ではないものの、東京どころかそれ以外の地方も同じようになっている事実から、全国的に警察が機能していない事を示唆させている。
関連タグ
伊集院茂夫による神盟探湯と雲仙地獄責め、伊集院茂夫によるゴキブリ托卵の刑:現地で女外道を拷問するエピソード繋がり。後者に至っては関西弁で喋る女外道でありmayo氏が演じている点が共通するが、あちらは大阪の隣である京都で拷問している。
伊集院茂夫による灼熱ラック:依頼人が関西出身である点が共通する(あちらの場合は今回とは逆に大阪から東京まで来て、伊集院の事務所に訪れる形)。
伊集院茂夫による股間完全破壊からのネズミの餌食:今回とは逆に「ミソジニスト=女性嫌悪者」の罪人が登場するエピソード。
蓮見紀次による二重昆虫拷問:罪人を飢餓状態にさせる点が共通する拷問。
伊集院茂夫によるスペインの蜘蛛、伊集院茂夫による乳房裂きと苦悩の梨:ブレストリッパーを使用した点が同じ。