井上「クソガキ、彼方此方に粉かけといて、道端が安全だとでも思ってんの?」
伊武「大人を本気で怒らせちゃあ駄目だねェ。死ぬしかないねェ」
流川「でも先生、犯人は未成年の女の子ですが、如何しますか?」
「『如何しますか?』だと? 流川ぁ、その質問は何だ?」
「未成年の女子が犯人ならば、被害者やその遺族……そして被害者を愛した人の心の傷が軽くなるとでも言うのか?」
「人の道を外れた者に、被害者と被害者を愛する人達の怒りを焼き付ける……更生の余地など認めん。それこそが拷問ソムリエだ。お前は……今更何を言ってるんだ?」
流川「た 大変申し訳ございませんでした」
「若さ故の過ちと見逃すには、タチが悪過ぎる」
「貴様ら……その女のした事を理解した上で守ると言うのならば、世の中の厳しさを知る事となる」
「まあ、考え方によっては確かに体目当てだな」
「好きにしていいと言ったろう」
「ガキだろうが容赦しねぇぞ」
「この拷問具はキツいぞ。まともには死ねん。これを貴様の腹の中で開く。そうすれば腸はズタボロだ」
「罪なき者の性を弄んだのだ。これくらい当然だ」
「おい……いじめるという行為がどれだけ相手を傷つけるか、考えたことがあるか?」
「貴様は優越感に浸っているんだろうが、他人を傷つけて得られるものなど、決して誇りになどならん。貴様は強いつもりだろうが、全く違う。他者の痛みを理解し、守る者こそが、本当の強い人間だ。お前自身が本当に誇れる自分でいる為にも、今一度、心から相手の痛みに向き合い、誠実に生きる事を考えるんだ。人は皆、支え合い尊重し合う為に生きている。どうだ? この言葉を胸に、更生出来るか?」
「と……担任に言われてる内に改善すべきだったな」
「お前は罪も無い女の子を殺している」
「私は被害者の遺族や友人の怒りを背負っている。無論、更生など認めない。お前は美奈子さんの……そして彼女を愛する人達の未来を奪ったのだ。お前だけやり直すなど、あり得るわけが無い」
「お前は罪なき人を突然殺したのだ。無論、死ぬだけでは吊り合わん」
「年齢も、性別も、関係ない。無限の痛みと絶望を味わって死んでいく。それしか無いんだよ」
標的
(作中の台詞から)高2の女子生徒に無理矢理男性関係を持たせ、それをダシに脅迫し、クラスのグループLINEにばら撒いた上に橋から突き落とし殺害した不良少女の「北田朱美」に執行。
概要
今回の罪人が被害者の女の部分を徹底的に凌辱したが故に行われた拷問。
まずブレストリッパーで乳房を引き千切り、苦悩の梨で口腔と膣道を完全破壊する。
外道がやらかした事の悪辣さに比べて今回の拷問は比較的緩かった。
経過
喫茶店の2階テラス席でコーヒーブレイクをしていた伊集院は、全裸にコートだけを纏った少女が不良どもに追われているのを目撃した。
伊集院はテラス席から飛び降り、少女と不良の間に割って入った。伊集院は不良どもにやめるよう忠告するが、無論不良どもが聞き入れる筈がなく、不良のうち一人がナイフを抜いた。伊集院は「これ以上やるつもりならば現実の厳しさを思い知らせんぞ」と圧をかけながら最後通告をしたが、それで止まるような聞き分けのいい相手ではなく、不良はナイフを伊集院に突き刺した……が、そんな訳がなく、伊集院は不良の腕を握り潰し、その上で超パワーによる弾丸ライナーでその不良を壁に叩きつけた。そして残った不良どもにフライパンによる殴打に匹敵するビンタを10発喰らわせて歯を全て叩き折り、追われていた少女を救出、病院に連れて行った。
佐倉綾と名乗った少女は自らと親友である元山美奈子に起きた事を伊集院に話し、伊集院に勧められるまま彼に憎悪を託した。
伊集院は流川を伴って今回の罪人である北田が所属する不良集団に襲撃をかけた。頭目はナイフを抜いて伊集院を襲おうとするも、殺し合いのリアルを熟知する伊集院に「(殺し合いの世界において)至極当たり前の事にいちいち気合い入れてんじゃねぇよ」と吐き捨てられて睾丸を潰され、その醜態を見て喚き散らす北田を流川がチョークホールドで締め落とした。すると其処に獅子王組の超武闘派たる伊武隼人と井上月麦が現れた。罪人が所属している不良集団が花宝町の方々で好き勝手やらかしたので、その粛清に来ていたのである。最終的に不良集団は全員バラされて海の藻屑となった模様。
拷問室に叩き込まれた北田は、何をせずとも飛び起きて喚き散らした。そして肉体の自由が効かないと理解すると、伊集院に「私の体を好きにしてもいい」と色仕掛けをしたが、そもそも色仕掛けが通じない伊集院には無意味で、彼に「好きにしてもいいんだろ?」と容赦無くブレストリッパーで左の乳房を引き千切られ、流川から「お前が死に追いやった被害者の痛みはこんなものじゃない」と吐き捨てられた。すると北田は逆ギレし「あんなキモい奴なんて見てるだけでムカつくだろ」「ちょっと憂さ晴らしした程度ですぐ死ぬ雑魚だった」と被害者を侮辱。キレた伊集院は「ガキであろうが容赦はしねぇ」と言い放って北田をぶん殴り、苦悩の梨を用いて北田の口腔を破壊した。
続けて伊集院は「他者にいじめられる辛さをテメェは考えた事があるか?」と問うたが、北田は「無い」と答えた。続けて伊集院は「他者を傷つけて得られるものなど自慢にならねぇ」「本当に強い人間は他者の痛みを理解した上で尊重出来る人間だ」「人は皆、他者と相互に尊重し合って生きている」と長々説教し、その上で「更生出来るか?」と問うた。
北田はこれで助かるものと思い、上っ面だけの反省を見せたが、そもそも伊集院は北田を助命するつもりなど微塵もなく、「担任にそう言われている間に更生しときゃよかったな」と言い放って拷問を続行。そして「無実の少女を殺したテメェの更生など認めねぇ」「被害者と彼女を愛する人々の未来を奪ったテメェに、未来などある筈がねぇんだよ」「年齢も性別も関係ねぇ。テメェに残されてんのは無限の苦痛と絶望を味わって死ぬ事だけだ」と言い放って北田を完全に絶望させた。
最終的に北田は苦悩の梨で膣を引き裂かれ、そのまま放置された事によって8時間かけて苦しみ抜いて息絶えた。
今回の登場人物
- 北田朱美(きただ あけみ)
今回の断罪対象。
朱雀町の朱雀高校に通う不良少女で、周囲からも恐れられる札付きのワル。中の人が同じキャラからすれば傍迷惑な話だが、何かにつけて「キモい」と連呼する癖がある。
未成年でありながら飲酒や喫煙をしている。
気弱そうな女子を狙い、売春を強要したり、通行人の犬をエアガンで撃つといった悪行をやらかしている。
さらには、メンバーシップ限定公開で明かされているが、警察にも関係を持つことで、偏った調査を行わせ自身の引き起こした事件を揉み消していた。
金髪の長髪を左右に分け、スタイルも良く、一見すると美少女。男達を侍らせているが、当然ながら彼らも同類。
伊集院からは「雌猿以下」と言い切られ、得意気に色仕掛けを使うも、そのような類の悪を腐るほど見た伊集院には無意味だった。
中世の拷問でも悪名高い「スペインの蜘蛛」で乳房を引き裂かれてもなお減らず口を叩くなど、恐れ知らずな性格であるが、伊集院に圧と共に死刑宣告を受けた際は、何も言えず号泣していた。
最終的に胸や口、膣をすべて引き裂かれ、8時間苦しみ抜いて死んだ。
- 不良集団
北田とつるんで悪事を繰り返していた不良連中。
美奈子と綾をはじめ被害者に売春を強要したり、花宝町を含む町ゆく人々に粉をかけたりと更生の可能性が微塵もない外道の集まり。
綾を追っていた3人組の男女(その内の不良女子は北田の取り巻きの一人)は伊集院に壁に叩きつけられたり、ビンタで歯をボロボロにされた。
不良集団のリーダーは北田の彼氏であり、伊集院を殺そうとするが、股間を潰され、北田に見捨てられた。
最終的には獅子王組の伊武と月麦によって海の藻屑となった。
尚、今回の話の序盤に登場した不良女子の声を担当するのは今回の被害者である美奈子とその母の声を担当するちんやく氏。(端役とは言え)ちんやく氏が外道側のキャラの声を担当するのは今回が初となる。
- 佐倉綾(さくら あや)
今回の依頼人で茶髪のセミロングヘアの大人しそうな女子高生。親友である美奈子を助けようとして北田に刃向かった事で凄惨な虐めを受け、学校にも「いじめ」のことを訴えたが北田たちにチクったことへの報復として、(メンバーシップ限定でしか明かされていなかったが)撮影した内容を全世界に晒すと脅迫を受けた上にあわや殺されかけていたが、伊集院の介入によって九死に一生を得た。
その後は伊集院に病院に運ばれ、北田達は少年法や大事にしたくない学校側の保身にほくそ笑んで反省していないことを察してその悔しさと慟哭を漏らすと伊集院に「自分にその憎悪を預けてくれないか」と提案され、依頼として憎悪を託した。依頼完了後は美奈子が好きだった「推しキャラ」グッズを手向けとして美奈子の両親とともにお墓参りをした。
- 元山美奈子(もとやま みなこ)
今回の被害者。黒髪おさげの眼鏡をかけた大人しそうな容姿の少女で、綾の親友。
綾とは推し活を共にするなど親交を深めていたが、「オタク気質でキモイ」というくだらない理由で北田に目をつけられてしまい、描写はないもののいじめの一環で強制売春などをさせられ、最終的に橋から突き落とされて殺害されてしまった。
なお突き落とされた描写などはメンバーシップ限定公開のみとなっているため、一般視聴者からは自殺したと勘違いされてしまっていた。
- 美奈子の両親
美奈子が殺されてしまったことで、美奈子を救い出せなかった自責やこうなるまで学校側が何もしてくれなかったことへの憤りや北田たちへの報復が出来ないことへの悔しさか綾曰く「ずっと泣いていた」とのこと。最終的には依頼完了後に墓参りで顔を出し、母親は「私たちがそっちに行ったら一緒にご飯食べようね」と墓の前で言っていた。
また、美奈子の母親の声優はちんやく氏であり、被害者の家族を彼女が演じるのはこの話が初めてである。
今回のゲストキャラで、獅子王組の武闘派極道。両者共に北田が属する不良集団の粛清に赴いていた。
「シマ荒らしには死を」の名目を掲げる彼らにとって、相手の年齢など無関係で、「自分は未成年だ」などという言い訳をほざく不良を容赦なく殺処分した。
事件のモデル
旭川女子中学生いじめ凍死事件
被害者がとある集団にいじめを受けていたこと、集団性的暴行を受けていたなどの共通点から「旭川女子中学生いじめ凍死事件」と思われる。また被害者となってしまった少女は大人しく内向的な性格である部分も共通していた。
学校側もいまだに自分たちの不祥事を認めていないところや証拠の揉み消し、警察に「母親の虐待が原因で飛び込み自殺未遂をした」と嘘の説明をしているなど明らかに反省が見られない点も共通しており、ネットから事件を知った者たちから「学校も加害者も絶対に許すな!」という憤慨の声が上がったり、本が出版されたり、「旭川女子中学生いじめ問題の真相解明を求める100万人署名活動」実行委員会が出来たほど、知れば知るほど胸糞悪い事件と言える。
ただし、当事件とは異なる点もある。
- 数人の生徒は14歳以上で、ぎりぎり刑事責任に問える年齢で、川への飛び込みを命令した事などに対し「強要罪」に問われたが、「証拠不十分により厳重注意処分」となった。集団で口裏合わせをして、罪から逃れている。
- 唯一、男子1人が児童ポルノに関する法令違反の証拠が出たが、当時14歳未満で罪に問う事が出来なかった。
- また、被害者は当時12歳と幼く、迅速な調査よりも被害者の心身の治療が優先された。更に言うと、現行法では被害者の保護や保障が十分とは言えず、学校側も弁護士の立ち合いを拒絶した。
(2023年7月の刑法改正にて「被害者が同意しない意思を形成・表明・全うすることが困難な状態にさせ、またはその状態にあることに乗じて性交等を行う」事に対して、「不同意性交等罪」に問えるようになったが、2024年11月現在、法の運用が浸透しているとは言えない。
これは2024年に発覚した大阪地検における不祥事事件からも明らかである。)
エピソード内で「凍死」というキーワードが出た事から、明らかに当事件をモデルにしているが、流石に当時中学生だった少年達を裁く訳にはいかなかったと思われる。
しかしながら、現実の加害者達も同じ目に遭わせるべきというコメントも見られた。
警察の不祥事
また、主犯の逮捕により、「警官が主犯と交際していた」事が暴露されたのは、同市神居古潭で起きた女子高生殺害事件がモデルであると思われる。
勿論、当該警官は容疑者である事を知らずに交際していたそうだが、20歳未満の女性と飲酒した事が判明し、懲戒処分を受けている。
発覚した案件は時系列では事件より前であるが、主犯が警察に事件の隠蔽を依頼したのでは?という憶測も飛び交った。
また、主犯が男好きの所謂「性欲モンスター」であり、貞操観念が極端に薄かった点も共通する。
「警察ごと腐っていた」というエピソードは、2024年8月23日の瓜生シリーズで先に出ており、女だけの犯罪集団を率いていた岡井流音は、北田と同じく売春の強要をし、警察と関係を持つ事によって、事件を隠蔽させていた。
それだけでなく、「歯向かった」「気に食わない」という幼稚な理由だけで何人も殺害しており、口止めとして、警察官に女性と金を上納するだけでなく、目を付けた女性が告発しようとした際は車が走る道路に突き飛ばすなど、北田以上の外道だった。
こちらはさゆりにトンファーで撲殺され、組織は壊滅した。
また、警察側の主犯である坂部は瓜生により、それ以上の地獄を見て死んだ。
そもそも警察の隠蔽がなければ犠牲者は出なかった可能性が高く、坂部は「殺人の報酬」として金を受け取っていたに等しく、より非情な断罪を受けた。
とは言え、一思いで死ねた分、伊集院に捕まるより遥かに「普通の死に方」が出来たと言えよう。
また坂部に協力した警察関係者も香鈴のリークにより、社会的に破滅する事が確定した。
似たような事件
2023年12月3日に東京都板橋区で、従業員の男性を日常的な暴力で追い込み、自殺に見せ掛けて殺害した容疑で、動画公開の翌月である2024年12月8日に同社社長と同僚の男4人が逮捕された。
こちらは殺人容疑で逮捕され、極めて重い刑事責任に問われると思われる。
余談
冒頭は喫茶店の屋外テラス席でコーヒーを飲み寛ぐ伊集院と言う珍しい始まり方となっている。
今回流川がターゲットの北田が未成年の女子である為どうするかを伊集院に尋ねたことで伊集院に圧をかけられている。流川が伊集院から圧をかけられたのはチェンソーからの子ライオンの餌以来である。
ぺちゃんこ大会でも伊集院達が標的である未成年を捕縛した際、佐古大和が「(標的とはいえ)若いのをさらうのはどうかな、と……」と伊集院に尋ねたが、伊集院に「1ミリも関係ない」「お前は最愛の人を殺したのが未成年なら、怒りは収まるのか?」と睨まれている(佐古は怯えて失禁してしまった)。
獅子王組から伊武と月麦がそれぞれ3度目と2度目のゲストとして出演した。なお、2人は伊集院と初めて共演した際には外道を狩る前に出会っているが、今回は外道の粛清中に邂逅する形となった
未成年への執行はパワーアップ版エクセター公の娘以来であり、女性への拷問執行は灼熱浣腸&肉削ぎ落としからの腐った豊胸手術以来である。また、執行対象が未成年(18歳未満または高校生)かつ女性というのは初であり、「器具を用いた乳房破壊」による拷問も今回が初(灼熱浣腸回では、断罪対象が被害者の乳房を破壊しており、伊集院は鉄鉤爪で断罪対象の足の肉を引きちぎっている)。
さらに北田は伊集院に対し色仕掛けで拷問を切り抜けようとした。断罪対象が色仕掛けで逃れようとするのも今回が初であるが、当然少女のガワを被ったケダモノの誘惑に欲情するはずもなく、無意味に終わった。
そして伊集院が拷問以外で未成年の女子(北田の取り巻きの一人)を(ビンタで歯をボロボロにする形で)粛清するのも今回が初である。
2024年内の動画内で成り行き的に仕事になった回が連続するのは今回で2例目(最初はハイパー金的処刑と神罰代理執行)。
メンバーシップでは、審査に引っかかりカットされたシーンを含めたフルバージョンを見ることが出来る。
なお、メンバーシップ限定で公開された動画においては、
・北田によって美奈子が自殺に追い込まれたというわけではなく、いじめの果てに橋から転落死させられたこと。
・依頼人である綾が撮影され、その画像を全世界に晒すと脅迫を受けていたこと。
・同様に美奈子も撮影された画像を元にした脅迫を受け、橋から飛び降りるように強要された(詳細は描写されていないが前後の流れからこのように推察できる)こと。
・北田が警察と淫らな関係を持ち、捜査の歪曲、揉み消しを行っていたこと。
が明らかとなった。
また、今回の話はこれまでと異なりエンドイラスト左上に『この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません』の注意書きが書かれた。
元々バグ大の事件は実在の事件をネタにしていた多かったが、社会に重大な影響を与えた事から、このような措置を付け加えたのだと思われる。
事件が大々的に発覚した2021年4月頃から3年経っているものの、当時は特定班による被害を受けた人もいて、それに対する民事裁判も現在進行形で続いている。
また、件のわいせつな画像が「反社の資金源」としてネットに流れたという、「ありがちな憶測・デマ」も流れた。
なお、非メンバーシップの動画では、それらの経緯が丸々カットされていた為、美奈子の本当の死因は最後まで明かされなかった。メンバーシップ限定が見られない非会員からすればその点はYoutubeの規約上一般公開用に向けて丸々カットせざるを得ない上に、北田の「勝手に死にやがって!」という台詞から、非会員の視聴者からも「美奈子は追い込まれて自殺した」と勘違いされてもおかしくはないだろう。
北田や不良集団の男性達は粛清されたが、北田の取り巻きの一人や北田の関係を持った警察や保身の為に綾を助けなかった学校側にはそれなりの報いを受ける場面がなく、その後どうなったのかは不明である(なお警察に関してだが、一部の視聴者からは過去に行った火炎放射器刑の罪人親子と同じように北田の父親は警察関係者ではないかという考察もある)。
伊集院のプライドと基準
伊集院が流川に強烈な圧を掛けた理由について「誰に対しても老若男女、身分で差別しない」「約束は必ず遂行する」というポリシーの他に、首謀者を永遠に排除しなければ、依頼者が殺される可能性が極めて高い為だと思われる。
この他のエピソードでも、依頼を受けなくても「犠牲者が増え続ける」と判断すれば、自ら粛清に出向いた事もある。
他の集団は獅子王組に粛清されたものの、少年達のこれ以上の増長を止める為に体罰を用いている。
これは、自身が絶対的な強者となる事で、弱者を虐げる者に対し彼ら自身を井の中の蛙だと知らしめる為でもあるが、「他者の痛みを理解し、守る者こそが本当の強い人間」という台詞にあるように、伊集院の強さの本質は心の強さである事が分かる。
今回の流川は、伊集院の余りの気迫に途中から拷問を見守る事しか出来ず、「こんなの先生だってやりたいわけがない」と独白している。
ただし、伊集院が拷問を躊躇したという意味でなく、北田のような外道を生み出さない世の中になる事に越したことはないという意味であると思われる。
伊集院は徹底的なまでの反差別主義であると言えるが、いじめも同様に社会から消える事を心から望んでいる。
ただし、伊集院茂夫によるマヒャドで「貴様らのような下種を狩る為に、あえて怪物となった」「この身が抜けられないほど闇に堕ちているなど、百も承知だ」と発言したように、伊集院自身は義務や正義の執行、または世の中の平和の為に動いている訳ではない事に留意。
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未成年だから何をしても許されるっていうのは大いなる勘違いだよ
腐った卵かけご飯からプレス機→女殺しの拷問→ガラスと爆薬による人体破壊のハーモニー
伊集院茂夫によるクエマドロ、伊集院茂夫と流川隆雄による射殺、伊集院茂夫による餅つき機、伊集院茂夫による灼熱ラック:伊集院と流川が未成年の罪人に行った過去のエピソード。あちらは全員男性である。
伊集院茂夫による神盟探湯と雲仙地獄責め、伊集院茂夫による改良版股裂き刑、伊集院茂夫によるアドバンスドエクセター公の娘:罪人が「外見は美しいが、心が醜悪そのものの女腐れ外道」という点が共通している。
伊集院茂夫による苦悩の梨、伊集院茂夫によるスペインの蜘蛛:今回使用していた拷問具が登場したエピソード。ちなみに苦悩の梨は前回のままで登場してるが、スペインの蜘蛛は今作で登場したブレストリッパーを改良大型化したものであり、その説明画像でのみ登場する点がことなる。
谷原美千代:「伊集院茂夫による灼熱ユダのゆりかごと腐れ乳移植刑」にて処刑された女。北田とは「胸がない」事を除いて「救いようのない性悪女」である事が共通。谷原は「あいつらは醜い贅肉で男を騙す雌ブタよ!」と吐き捨てているが、奇しくも次回の女外道が、それを実行する事になった。北田は谷原と違い、囲っている男は容姿にばかりに惹かれた俗物であり、もしもの世界線で、男関係でかち合って衝突する事はないと思われる。
怨み屋本舗:主人公達が標的である未成年を殺害する話がいくつかある。また、学校での虐めの話もいくつかあり、依頼人の子供を殺害した生徒だけでなく、虐めに加担した生徒、保身の為に虐めを見てみぬフリをした学校側にも制裁を下している。
善悪の屑:主人公達が依頼人の孫を虐めで自殺に陥れた中学生達と虐めを見て見ぬフリをした担任を粛清する話があり、中学生達は「未成年に更正のチャンスを与えるのは常識だろ」と命乞いをするが、主人公から「未成年だから何をしても許されるっていうのは大いなる勘違いだよ」と拒否され、粛清されている。
檜山大介、いじめっ子3人組、桐原静矢:北田朱美とほぼ同類のクズガキ。特に檜山に関しては不良集団を率いている点とオタクを見下している点、そして最期は同年代の少女を殺害した結果主人公の手により凄惨な死を迎えさせられた点が共通する。
成り行き的に仕事になった回
腐った卵かけご飯からプレス機→女殺しの拷問→ガラスと爆薬による人体破壊のハーモニー
サツの不祥事回
死のクレーンゲーム→女殺しの拷問→