百田吾郎「ハマを荒らす奴は許さない」
流川「どんな思想でも無実の人を殺す権利なんてない」
「門倉、元気そうだな」
門倉「ヒキョヒョ、元気だべ」
門倉「旦那は前より男前になってらぁ」
門倉「スカッと目覚めてつかあさい」
門倉「ヒキョキョ!チューリップ!」
「爆破で罪なき人を殺してんだ。こんなもん序の口だぞ」
「そんなもんを愛国心というか、ゲスが。門倉、やるぞ」
門倉「大輪の花を咲かせまひょ」
門倉「ヒキョキョ!骨が削れる音はたまんねえべ」
門倉「足がちょうど半分爆ぜる量でやす」
門倉「次は肩を吹っ飛ばすべぇえ!」
門倉「綺麗なチューリップゥウウウ!」
「貴様が標的にした中には、戦後から日本で必死に生きてきた人たちも含まれていた。我々と同じく、地域に根ざし、日本を支えてきた仲間たちであり、日本の一部だ」
「貴様のやった事は国益の為になど欠片もならん。国を想うならば、破壊ではなく、想像が必要だ。薄汚いテロリストが憂国の士など笑止千万、さあ……汚ねえ花を咲かせてくれ」
門倉「チューリップ!」
標的
在日外国人や移民を「日本を蝕む害獣」と見做し、薬漬けにしたホームレスを用いて在日外国人居住区を爆破していた国士気取りの極右『久本信敏』に対して執行。
概要
以前伊集院が悪魔崇拝者の闇金社長に対して行った拷問の発展版。
伊集院の協力者の一人である爆薬のスペシャリスト・門倉正造監修のもと、爆薬を詰めたガラス筒を罪人に突き刺し、爆破していくというもの。
爆破による傷は高熱による火傷のみならず、爆破の際に飛び散ったガラス片によって滅茶苦茶に切り裂かれる。また、この爆破はあえて火力の弱い爆竹を用いているため、爆破跡の致傷は見た目以上に浅い。これにより罪人は何度爆破されても死ぬ事が出来ず、阿鼻地獄を味わい続ける事になる。
経過
今回の登場人物
- 久本信敏
今回の断罪対象。過激な思想に取り憑かれた生粋の国粋主義者であり、尚且つ大和民族至上主義者。
「日本国に住んでいいのは大和民族だけ」と宣い、全国の在日外国人居住区で薬漬けにしたホームレスを用いた轢き逃げ、爆破テロを引き起こしていた。
怒頂点の神城組、伊集院連合によってアジトにカチコミを喰らい、部下は皆殺しにされ、久本は宙づりにされた。
それから鼻や四肢を致命傷にならない程度で吹き飛ばされ、腹にガラス筒を突っ込まれると無様に命乞いを始めたが、日本を支えた仲間たちを踏みにじったテロリストを伊集院達が許すハズもなく、最終的に合計29本もガラス筒を爆破されて地獄に落ちた。
- 海
今回の依頼人。横浜中華街でレストランを営む両親のもとに生まれた在日中国人。
父が作るゴマ団子を真似して作ったゴマ団子を伊集院に振る舞い、褒めて貰った嬉しさから伊集院を店に招待しようとした矢先、久本の傀儡であるホームレスの爆破テロと遭遇してしまう。幸いにも伊集院に助けられたことで爆破に巻き込まれることはなかったが、爆破によって店が全焼した上に両親まで亡くしてしまう。
事件後は神城組にゴマ団子をふるまい、両親の志を継いで料理人になる決心をした。
- 海の両親
今回の被害者。横浜中華街でレストランを経営している在日中国人夫妻。
父が作るゴマ団子はかなり有名で神城組の組員もお気に入りだった。
ゴマ団子を作れるようになった海の成長に夫婦で大喜びしていた矢先、久本の爆破テロに巻き込まれ、全焼した店から焼死体となって発見され、海と無言の再会となってしまった。
余談
成り行き的に仕事になった回が3回連続で発生したのは今回が初であり、伊集院シリーズ史上初とも言える。
関連項目
伊集院茂夫による爆竹祭り:依頼者が幼子(あちらは日本人かつ女児)、被害者が両親、罪人の鼻に爆竹を入れる点(行ったのは伊集院自身)、新キャラが登場するが共通する。
伊集院茂夫による耐G訓練装置、伊集院茂夫によるラファニドーシスでの若返り実験:神城組が登場したエピソード繋がり。
伊集院茂夫による全自動刷洗機 : 中国人が登場する点が共通(ただしあちらは反日の外道ではあったが)
成り行き的に仕事になった回
女殺しの拷問→ガラスと爆薬による人体破壊のハーモニー→[[]]