広瀬「丸腰の女を撃つ……ウチのシマでそんなこたぁ許せねぇなぁ」
「ジジイのタマで稼いでんじゃねぇぞ」
流川「黒い腹の中を出せ、バカ!」
「喜べ老いぼれ。メインプログラムの時間だぞ」
宇垣「これは何の趣味だこのド変態共が!」
流川「お前が言うな! バーカ!」
「これぐらい余裕で入るだろ」
「ここ切るわ」
「大根を生やして中々斬新じゃねぇか」
「良かったな。大根の栓のお陰で、汚物を垂れ流す事も無い」
「おいおい、無断で色が変わってんじゃねぇぞ」
流川「若返り実験の素晴らしい結果が出ました!」
「おぉ、貴方は……恐らく科学者」
流川「大根を二本、ケツに入れれば若返る!」
「何と、二本ですか! エビデンスはありますか?」
流川「エビデンス? 美味しいの!?」
「たまたまあったもう一本、さっきのヤツより太いわ」
「そう言うな、若返りたいんだろ?」
「私はこれで若返ると思っているんだ。だから安心しろ」
「科学的根拠も無いが、きっと若返るよ。死ななければなぁ」
標的
科学的根拠のない人体実験で若者の睾丸を切除して自分の陰嚢に移植して若返ろうと企む実業家・宇垣竜童に執行。
なお、宇垣の共犯者である半グレは神城組の広瀬に、医師と老害は伊集院と流川に始末された。
概要
以前伊集院が行った大根刑と串刺しを融合させ、マヒャドの要素をプラスしたもの。
罪人の肛門に極太大根を捩じ込んで栓をし、スイッチを入れると0℃になる細工をした杭による串刺しを執行する。罪人は杭の低温によって内蔵をダイレクトに冷却され激しく腹を下すが、大根の栓によって垂れ流す事も出来ず、大便の毒素が全身に回る事で全身が紫色に変色する。最後は罪人のケツに捩じ込む極太大根を増やしていくが、三本目には流石に耐え切れなかった。
経過
協力者であるエマから今回の依頼人を紹介された伊集院は、盟友・伍代から今回の罪人である宇垣の情報を受け取ると、即座に襲撃をかけた。
宇垣に雇われたクソ医者を伊集院が頸椎捻折りで、宇垣の仲間を流川がナイフによる滅多斬りで始末。そのまま伊集院が宇垣を絞め落として確保した。
拷問室に叩き込まれた宇垣は、何をせずとも飛び起きて伊集院達を「変態」と罵ったが、伊集院はそれを無視し、宇垣をいつぞやの拷問で使ったワニのペンチで去勢して大人しくさせ、「テメェは自分の会社に就職してきた若者を若返りとやらの為に貪った挙句、殺してきたな? んで、そもそもゲーム会社はどこ行った?」と問うた。しかし宇垣の答えは「ゲームなどバカ量産装置。そんなものにハマる若いだけの惰弱者など我が糧になった方が余程日本の為である」という老害丸出しの戯言だった。伊集院は「何言ってるかわかんねぇわ」と吐き捨て、即座に拷問を開始した。
低温串刺しでハラワタをダイレクトに冷却されて腹を下し、しかしながら大根の栓で漏らせない宇垣は、大便の毒素が全身に回って紫色に変色。命乞いをするが、その場にエセ科学者に扮した流川が登場。「ケツに二本大根を捻じ込めば若返り可能」と言うトンデモ論をぶちまけた。エビデンスもへったくれもあったものではないが、そんな丸出しの茶番の中、伊集院は宇垣を実験台にそれを実行。壮絶な悲鳴を上げる宇垣に伊集院は、「俺はこれで若返れると思ってんだ安心しろ」「エビデンスもクソもねぇが死ななきゃ若返るから」と言い放って宇垣に対して弩級の意趣返しを叩きつけた。その後三本目に挑戦したところ、宇垣の肛門は限界を迎え、豪快に裂けた挙句に汚物を撒き散らした。その際に宇垣も限界を迎えて死亡した。
今回の登場人物
- 宇垣竜童(うがき りゅうどう)
今回の断罪対象。ビジネス界隈で大成功し、巨万の富を築き上げた実業家。老いるのを恐れており、かつてロシアで行われていたという老人に猿の睾丸を移植したら若返ったという狂気の実験を怪しい文献で知り、猿ではなく人間の若者の睾丸ならもっと効果があるなどと拡大解釈して若返りの秘法を思いつき、有能な若者の睾丸を摘出して若返りをしようと企んだ。さらに男色趣味もあり、生命力を高めるためと言って睾丸摘出前に青年に一週間かけて性的暴行を加える変態陵辱魔でもあった。
ゲーム会社を営んでいるがそれはダミー会社で、実際はゲームに飛びつきやすい若者を誘き寄せる為の擬似餌にすぎず、当の本人はゲームを「バカ量産装置」「全くの無意味」と徹頭徹尾見下しており、それに飛びつく若者をも見下している。
以前伊集院に誅戮された外道と同じく、時流に加えて自分で立ち上げた会社も理解できない(前述の通り伊集院にも「ゲーム開発の話はどうした」と言われた)阿呆の分際で自分こそが国に尽くしていると信じて疑わず、若者を「自身の延命以外に使い所がない存在」と断じる老害である。
伊集院の拷問で睾丸を潰され、内臓をダイレクトに冷却された挙句、極太の大根を3本入れられ、死亡した。
尚、彼の名前の元ネタになったのは実在する作曲家であり、宇垣と一文字違いの宇崎竜童氏であると思われる。
- 半グレ
宇垣に雇われたチンピラ。逆立ったピンク髪と胸のタトゥーが特徴。星野を口封じに殺害しようとするが、エマや広瀬に妨害され、最終的に広瀬にビッグナイフで両断されて死亡。
- 医師
宇垣に雇われた悪徳医師。星野達から睾丸を切除し、宇垣達に移植した。
伊集院に首をへし折られて死亡した。
- 老害
宇垣の仲間である老人二人組。若返りの秘法を試そうとするが、流川によって斬り刻まれて死亡した。
- 星野元気(ほしの げんき)
今回の依頼人。小学生の頃、壮絶な虐めに遭っていた。公園でゲームしていた所、小村に出会い友達になった。その後、国立の東帝大学に合格し、ゲーム開発者になって子供達が友達になれるようなゲームを作るという夢を持った。
宇垣の会社に就職するが、宇垣の企みに巻き込まれ、睾丸を一つ失ってしまう。小村の必死の抵抗で拘束から解放され、重傷になりながらも脱出し、エマや広瀬に助けられた。
- 小村祐介(こむら ゆうすけ)
今回の被害者。小学生の頃、公園でゲームしていた星野と出会い友達になった。その後、国立の東帝大学に合格し、ゲーム開発者になって子供達が友達になれるようなゲームを作るという夢を持った。
宇垣の会社に就職するが、宇垣の企みに巻き込まれ、睾丸を2つ失ってしまう。星野を助ける為に必死に抵抗し、星野が拘束を解くチャンスを作った。出血多量になりながらも、星野を逃がし、流れ出た血で半グレを足止めし、死亡した。
伊集院の協力者であるプロホステス。半グレに撃たれそうになった星野氏を銃撃の盾になって救出し、そのまま病院へ直行した。その後、伊集院を呼び出し、星野氏に紹介した。
今回のゲストキャラ。「猛拳」の異名を取る神城組の武闘派構成員。半グレに撃たれそうになったエマと依頼人を救出し、半グレを得物であるビッグナイフで唐竹割りに一刀両断した。
余談
ここ最近は大企業の重役など社会的に高い地位を持ち、尚且つ己の変態性の為に手段を選ばぬと言う外道が多くなった。また、同性による陵辱シーンが描かれるのはこれが初である。
伊集院シリーズで広瀬を演じる酒味たろう氏が出演したのは、これが初めてとなった。
また、依頼者が立ち上がり再起を図ろうとするシーンで伊集院が見届けるのは恒例のパターンの一つになっているが、そこにエマが一緒に登場するのはこの話が初めてである。
今回は神城組から広瀬がゲストキャラとして登場したが、伊集院とは邂逅しないと言う珍しいパターンとなった(天羽組の工藤亘清や獅子王組の鮫洲誠司など、他シリーズからゲストとして登場しても伊集院と直接会わなかったキャラは何人か存在しており、神城組陣営でゲストキャラとして登場した安芸直治も広瀬と同じく伊集院と邂逅していない)。余談であるが、エマが広瀬と出くわした場所から察するに、彼女が襲われたのは神城組がシマとしている横浜市のどこかになると考えられる。
関連タグ
チェンソーからの子ライオンの餌→クライオジェニック二穴一気責め若返り実験→死のクレーンゲーム
伊集院茂夫による異端者のフォークとワニのペンチ:外道の睾丸をワニのペンチで潰す展開がある。なお、この回はエマの初登場回でもある。
伊集院茂夫と氷室による血液交換と凌遅刑:「断罪対象は科学的根拠のない若返りの秘法で若者を犠牲にする老害」「神城組の構成員がゲスト出演している」「共犯者である半グレや医師が始末される」という展開が共通している。
伊集院茂夫による耐G訓練装置:「依頼人は元虐められっ子であり、依頼内容は親友の仇討ち」「断罪対象は科学的根拠のない人体実験を行う男性」「神城組の構成員がゲスト出演している」という展開が共通している。