『血を分けた子を殺してまで……保身に走るとは…… 私が裁きを下すには十分な外道だ』
「死神だよ……」
「笑える冗談だ。貴様の言えた事か」
「古代ギリシャには、お前のような股が緩い奴にうってつけの罰があるのさ」
「黙れ。この程度で騒ぐな」
「さっきのはカンディルという魚でな、ソイツがお前の内臓を貪り食っているのさ」
「毒魚の都合がつかなくてね……アマゾン最悪の魚で代用させてもらったよ」
「エリートを気取っていてこの程度か……」
対象
妊娠した被害者女性をあっさり捨て、突き飛ばして流産させた挙げ句、女性の裸を写真に収めた警察官僚の息子であるサラリーマン(伊集院曰く「股間の緩い阿呆」)に執行。
概要
同性愛が盛んだった古代ギリシャにて姦淫の罪を犯した者に対して行われていた処刑法。大根刑とも言い、その名の通り罪人の肛門に大根を強制的にねじ入れて肛門を破壊し、さらに罪の重さ次第で腸内にカサゴなどの毒魚を入れて死に至らしめる。ちなみに古代ギリシャにおいてはよく知られている大根ではなく、その汁に催淫効果があると信じられていた赤カブが使われていたという。
経過
作中では毒魚が手配できなかったため、アマゾンの肉食魚・カンディルで代用され、罪人は内臓を貪り食われて死亡した。この回以降、後のタイヤネックレスやフルボッコ等一部の回を除き、伊集院は罪人を処刑する際は身ぐるみを全て剥いで腰布一丁の姿にするようになっている。
あとがき
一度カンディルが体内に入ると腹を切開して取り出すしか解放される方法はない。
関連タグ
伊集院茂夫による金属版ラファニドーシス - パワーアップ版。