ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

カンディル

かんでぃる

カンディル(カンジェロ、カンジルとも)は、アマゾン川など南アメリカの熱帯地方に生息する小型肉食ナマズの一種、またはその近縁種の総称。
目次 [非表示]

※メイン画像はイメージです


生態編集

セトプシス科に分類される魚類。


大型種でも全長30センチ程度とナマズの仲間にしては小型だが、厄介なのはその食性にある。

の中の微生物を食べる比較的おとなしい種類もいるが、大半は他の大型魚のエラから侵入して吸血したり、を食いちぎりながら体内侵入する習性がある。


これだけなら「薄気味悪い悪食魚」程度だがコイツ等は主に魚のエラから出るアンモニアに反応するため、アンモニアを嗅ぎ付ければ発生源が人間だろうと襲おうとするのでピラニアよりも恐ろしい」と言われている。生息地では原住民が対策用に陶器下着を着用しているくらい恐れられている(余談だがこの下着、土産物として流通もしている)。


近縁種のバイオレット・カンディル(人目をひく捕食形態から、水族館アクアリウムで飼育されることがある)にもなると皮膚に噛み付いて直接穴を開けることがあるため余計おぞましい(万が一飼育する際はかまれないよう注意が必要であるが、それ以前に興味本位や安易な気持ちで手を出さないこと)。


万が一体内にカンディルが侵入した場合、内臓を食い荒らされなくとも感染症などによって生命を落とすこともある。またカンディルは食らいついた獲物から離れないよう、鰭にのような返しが付いており、体内に侵入されると手で引き離すのは容易ではない。このため、摘出するために切開が必要である。このような生態から、現地では毒針を持つ淡水エイと並び恐れられている。


余談だが、以前は動物系バラエティにて度々紹介されたこともある(地元の市場ででも買ったのか、餌に使われるのは大体日本でも熱帯ナマズとしてもポピュラーなタイガーショベルノーズキャットフィッシュ)。


また、Tバックカンディルを防ぐためにブラジルの現地人が伝統的に着用していたものがファッションとして広まった、と言われている。


余談編集

  • 尿を遡って尿道などから体内に侵入することもあると言われるがこれはデマ

そもそもあの体型では少ない水量の流水を登りきるだけのスピード持久力はない。


関連タグ編集

ナマズ目 セトプシス上科 セトプシス科 危険生物

検索してはいけない言葉:上記のエグい食事光景からか、一覧に登録されている。

関連記事

親記事

セトプシス科 せとぷしすか

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 535841

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました