概要
エイ目・トビエイ亜目・ポタモトリゴン科・ポタモトリゴン属に属するエイの一種。その名の通り一生の殆どを淡水で暮らすエイのグループである。この淡水エイの祖先は、元々海にいたと考えられている。地質や化石に関する調査から、数千万年前の南アメリカ大陸で各地に海水が浸入し、エイを始めとした様々な海洋生物が運ばれたと推定されている。やがて海水が引くと、取り残された海洋生のエイの一部は新たなアマゾン淡水エイへとして進化を遂げた。世界最大の淡水エイであるヒマンチュラ・チャオプラヤを始めとした東南アジア、オセアニアの淡水エイはアカエイ科でありアマゾン淡水エイとは違う進化をし淡水適応した。