概要
トビエイ目を構成する科の一つ。学名表記でMyliobatidae。
世界で7属、約40種が知られる。小さな背鰭を持つ。尾部は細長く、尾鰭を欠く。1本ないし複数本の毒棘を持つ。胸鰭の先端は尖り、形状は三角形をしている。
イトマキエイの仲間はプランクトン食だがこちらは石畳のような歯をもち底生の甲殻類、貝類を捕食する。歯が化石として出土することもある。
イトマキエイ科を分離させるかどうかの議論が盛んであるが、近年ではさらにトビエイ科からマダラトビエイ科、ウシバナトビエイ科を独立させるという新体系も提案されており、今後の動向が気になる分類群である。
トビエイ科の仲間
トビエイ亜科
- トビエイ
- マダラトビエイ
- ナルトビエイ
- アミメトビエイ
など
ウシバナトビエイ亜科
- ウシバナトビエイ
など