『自らの欲を満たすためだけに、やっと幸せを掴んだ罪のない女性を傷付け……さらには、望まぬ命まで…… この外道は万死に値する!』
「正義の死神さ……」
「どの口が言う? 貴様は完全に凶悪犯だろう」
「南アフリカには、お前のような外道に、うってつけの罰があるのさ……」
「似合うじゃないか、死のネックレス。私からのプレゼントだ」
「グッバイ…… ゴムが溶けるとキツいぞ」
「おーおー、首がなくなって、随分男前になったじゃないか」
「おい外道、ラストチャンスだ。反省したか?」
「日本語喋れよテメェ…… もう一回、タイヤネックレスだ」
対象
結婚と同時に引退した女性アスリート選手の「大泉京子」を強姦・負傷させ、堕胎にまで至らせたストーカーに執行。
概要
1980年代に南アフリカ共和国のスラム街で黒人の自警団が考案した処刑法(私刑)。罪人の首にタイヤをかけ、ガソリンを撒いた後に火を付ける。罪人は首を中心に上半身を焼かれるばかりか、高熱に溶けたタイヤが首に焼き付いて地獄の苦しみを味わいながら絶命する。たとえ鎮火するまで生き延びたとしても、喉が焼かれているばかりか重度の火傷により皮膚呼吸もままならず、いずれ酸欠で窒息死する。
経過
捕縛して拷問室に連れ込んだ罪人に、伊集院は例の如く悔恨の念はないか問うたが、自己中心的な罪人にそんなものはなく「大ファンだった自分を裏切った売女」と依頼人を罵る始末。生きる価値なしと断じられた罪人は、容赦無くタイヤネックレスをプレゼントされ、首から上を焼き尽くされた。
それでも罪人はまだ生きており、この状態の罪人に、伊集院は生き残りたいか問うたが、喉が潰されまともに喋れない罪人から当然ながら返答など返ってくる筈がなく、伊集院は「日本語喋れよテメェ」と罵り、確実に絶命させるため、タイヤをもう一本プレゼントして完全に焼死させた。
あとがき
タイヤネックレスは1980年代から実在している。
余談
処刑方法が火刑であるためか、この罪人は上記のラファニドーシスの回以降恒例となっていた腰布一丁の姿にはされていない。
このタイヤネックレスはネルソン・マンデラ政権直前のアパルトヘイト最盛期によく行われた。しかしながら、支配階級だった白人の犠牲者は意外にも少なく、主な被害者はアパルトヘイト肯定派と見做された黒人だった。
因みにマンデラ氏の妻はこのタイヤネックレスを肯定するような発言をしており物議を醸している。
関連タグ
伊集院茂夫による人間松明:発展版。今回の刑と同じく、女性に特殊に執着する変態下衆野郎に執行している。