『下らぬ我欲の為に罪のない家族を地獄へ落とし、1人の女性を鬼へと変えた』
「拷問ソムリエの名に掛けて必ず見つけ出す…… そして貴様らの肉を全て奪う」
『外道共に……極限ともいえる拷問を与えよう。いくら死を懇願しても、私は聞き入れない』
「耳が腐る回答なんだよ! 外道が!!」
「流川ぁ、ペンチ貸せ……」
「とりあえず、太ももの肉を……くれよ」
「まぶたの肉を……くれ」
「外道に耳はいらないなぁ…… くれ」
「外道に鼻はいらんな…… くれ!」
「睾💥👊……くれ。外道の遺伝子はいらん!」
「なあ、ドッグフード食う? ガリガリ噛んで食ったら許すかも……」
「噛めっつってんだろがぁ!!」
「もうお前ら助からないけど、どう気分は?」
「黙れ雑魚……弱肉強食なんだろ? 弱ぇんだから肉になれ」
「コラァァァ!! 逝くなぁッ!! まだ苦しめるだろ!! オイ!! 起きろコラァ!!」→流川「先生、もう……」
対象
妊婦だった依頼人を誘拐監禁して凌辱し、夫と片目と子供を奪った二人組の半グレに執行。
概要
15世紀のイギリスでスカベンジャー中尉という軍人が考案し、16世紀に大幅な改良を加えて使用されたと伝えられる拷問用の拘束器具。罪人を前かがみに正座という感じに折り畳まれた状態で固定する仕組みだが、この器具を装着されると、装着された罪人は呼吸器を圧迫されて大声を出せなくなり、さらに時間が経てば長時間体に無理な体勢を取らせ続けることで血流が滞った影響で血栓が生まれ、それが血管を破壊し始めるという。
経過
劇中では、2人組の罪人が器具を装着されて呼吸困難に陥りながらも伊集院に対して唾を吐いて悪態を吐いたため、伊集院は付加刑として爪先に鉄板が入った靴で罪人の口を足蹴りにして歯を全部へし折った上、かつて行った凌遅刑を応用(※今回は真っ赤に熱したペンチを使用)して、「スカベンジャー(ハゲワシなどの腐肉食動物)」というもう一つの意味合いにかけて罪人の肉を少しずつ引き千切り(※実際に筋繊維を刃物で切断するよりも、雑に引き千切った方が痛覚が倍増される)、罪人達が被害者に行ったドッグフードを無理矢理食べさせる刑も実行した。
処刑開始から18時間が経過する頃には余りの苦痛に罪人達は死を懇願したが、この罪人達は被害者の他にも快楽目的で数々の婦女暴行殺人を働いていた余罪があったため楽には殺さないと却下し、凌遅刑をさらに14時間も続けた末、32時間後に罪人達はようやく絶命して苦痛から解放されたが、伊集院は罪人が依頼人から奪ったものの重さからこの程度の苦痛ではまだ軽過ぎると不満を漏らし、罪人達の死亡が発覚した後も怒り狂いながら凌遅刑を続けていた。