和泉「この死会に水を差すなんて野暮だねぇ……」
「テメェの人権を認めねぇ地獄の使者だよ」
三田村「貴様らぁ! 犯罪だぞ、これは!」
「何が犯罪だ、馬鹿め」
流川「先生、アッツアツの焼き鏝です!」
「ジュージュー」
「国士だと? 貴様は同性愛者への偏見と無理解の権化だろ」
流川「さあ、いっぱいお食べ!」
「おや? 色が変わったな。器用じゃないか」
「腹の中のモンを出せよ。出したら助かるんじゃねぇの?」
「おお、凄いじゃないか」
「おやぁ……テメェ、もう子供出来ねぇな。お前の論理なら何してもいいんだよな?」
「気分はどうだ、穴無し」
流川「先生、糞尿のおかわりです!」
「クソ野郎、当たり前の事を言うから死ぬ前に聞いておけ」
「全ての人間は生まれながらにして、自由で平等なんだよ。誰もが愛する人を自由に選び、幸せに生きる権利を持っている。その自由を他者が奪っていい訳がない」
「何が国士だ。テメェこそ、この国から消え失せろ」
標的
同性愛者に対し「国家に貢献しない非生産的な存在」と歪んだ偏見を抱き、国家の為と称して捕縛監禁し家畜扱いする国士気取りの悪徳政治家にしてホモフォビアの老害野郎『三田村智和』に対して執行。
概要
外道の肛門と尿道を焼きごてで焼灼した上で糞尿入りのお粥を食わせて放置、その後無理矢理排泄させた上で再度両穴を焼灼、糞尿粥を食わせて放置する。
経過
恩人であるドヤ街の長老から依頼人を紹介された伊集院は、彼から憎悪と標的のヤサの情報を託された。その情報通りの場所に行くと、神城組の食客である老剣客・和泉錦之助が標的の護衛である半グレの一人の亡骸を担ぎながら現れた。彼は神城組組長である神城義信から、今回の罪人を抹殺するよう依頼を受けていたのである。
伊集院は和泉に圧をかけ、「標的は譲らない」と断言。無論、和泉もそれは重々理解しており、「年寄りが出しゃばるような真似はしない」と答えて快く標的を譲った。その直後、和泉は折角だからと伊集院に手合わせを要求。伊集院は快く受け入れた。
暫く斬り合っていた両者だったが、そこに和泉が始末した半グレの仲間が血相を変えて現れた。折角の死合に水を差された和泉は、その半グレを瞬く間に一刀両断して始末。「邪魔が入ったからもういい」と矛を収め、手合わせに付き合ってくれた礼として、今回の罪人である三田村の情報を伝えた。そして「三田村の護衛は全員始末しておくので、三田村本人の始末はお任せする」と言って闇に溶けるように消えた。そして三田村のヤサにカチコんだ伊集院達は慌てふためく三田村を即座に絞め落として確保した。
拷問室に叩き込まれた三田村は何をせずとも飛び起き、例の如く伊集院達に対し「これは犯罪」とほざいた。伊集院は「(散々同性愛者を虐待及び虐殺しといて)何が犯罪だ」と言い放つと、大人しくさせる目的で三田村の肛門を焼き鏝で溶接した。すると三田村は大人しくなるどころか、「この私を国士と知っての狼藉か!」と喚き散らした。苛立った伊集院は「何が国士だ。テメェは同性愛者に対する無理解と偏見の権化でしかねぇだろうが」と一蹴したが、それでも三田村は「何が無理解だ! 子孫を残せぬ非生産の極みに生産能力を与えてやったのだ! 感謝するがいい!」と恐るべき妄言を誇らしげにほざく始末。吐き気を催した伊集院は三田村の舌を引っ掴んで言葉を封じると「テメェが何言ってるかわかんねぇわ」と言い放って尿道も溶接し、糞尿粥をたらふく食わせた。
全身に糞尿の毒素が回って紫色に変色した上に風船めいて膨らんだ三田村は命乞いをしたので、伊集院は「腹の中のものを出せばいい」とアドバイス。それに従う形で三田村は必死に力むと、溶接された肛門と尿道が盛大に破裂し、それに伴って臀部と股間のブツも完全に崩壊した。
すると間髪入れず伊集院は「お前もう子供できねぇから、お前の論理通りお前に好き勝手するわ」と言い放って再び三田村の尿道と肛門を溶接、その上で新たな糞尿粥を三田村の口にぶち込みながら、「全ての人間は生まれながらにして自由で平等なんだよ。愛する人を自由に選ぶ権利と、幸せに生きる権利を誰もが有している。それが他者によって侵害されるなど、あっちゃならねぇんだよ」「その権利を身勝手に踏み躙るテメェの何処が国士だ。この国から消えるがいい」と言い放ち、三田村を絶望させた。最終的に三田村はハラワタに詰まった糞尿粥が逆流し、耳からそれを垂れ流して醜悪に事切れた。
今回の登場人物
- 三田村智和(みたむら ともかず)
今回の断罪対象。極右思想の持ち主で、自身を真の愛国者だと自惚れている初老の男性。
人口少子化の原因を「子供を産まない輩のせい」だと決めつけ、ゲイやレズといった同性愛者を「国難に貢献しない非生産的な存在」「子供を残せない奴は家畜」と見下している無理解と偏見の権化。
国会と思しき場所で発言しているので職業は政治家だと思われる。また資産家らしく、金に物を言わせて半グレを雇い入れて誘拐組織を作り、同性愛者に対する誘拐と暴行と凌辱を繰り返し、生まれた子供は施設や組織に売って資金にしている。被害者は100人以上に及び、それを「国益」と妄信している。
そもそも「国益」を広めたいならヒトラーの様にヤサで隠れず堂々と行えば良いものを、半グレを雇って影でコソコソしている時点で姑息な老害である。
伊集院に捕まった際も「私を誘拐するなど犯罪」「私は憂国の国士」「私に使われた同性愛者は私に感謝すべき」と厚顔無恥な事をほざき散らしたため容赦なく全ての排泄孔を溶接される事になった。
こうして排泄出来なくなった奴は糞尿粥を食わされ、汚物による毒素で変色。風船の様に体が膨らむ中、命がけの力みを繰り返すが、3日目にして股間とケツがはじけ飛びようやく解放感を味わうのだった……
が、そこへ伊集院は「おや、もう子供できねぇな。確か子孫を残せない奴には何をしても良いんだろ?」と三田村の論理を叩き返して溶接を再開。凄まじい圧を掛けられた奴は再度糞尿粥をたらふく食わされる事になった。
最後は四日後に排泄できない苦しみから食わされた糞尿が小腸から胃、食道に逆流。そのまま鼻を通過して耳から糞尿を吹き出すというクソ野郎に相応しい死を迎えた。
- 清住太一(きよずみ たいち)
今回の依頼人。思春期に自身がゲイであると自覚。それ以来自殺を考える程追い詰められていたが、20歳の時に訪れたゲイバーで貞夫と出会い、人生が一変。貞夫との同棲を夢見るまでになっていたが、ある日三田村の暴挙によってそれら全てを奪われてしまう。三田村から「生産能力を失ったゴミ」とされて死体を処理する奈落に落とされるも、なんとか抜け出して生存。暫く彷徨っていたところ、ドヤ街の長老に保護され伊集院を紹介された。全てが終わった後、死んだ貞夫に「これからも自らを偽らずに生きていく」と誓った。
伊集院を訪ねた際、偏見の目を気にしてか自分がゲイであることを明かすと同時にゲイの依頼も大丈夫かを問うていたが、当然外道でなければどんなアイデンティティであっても差別をしない伊集院は親身になって清住の用件に耳を傾け、依頼を引き受けた。
- 貞夫(さだお)
今回の被害者の一人。清住の恋人で、彼が自身の性愛対象を隠さずに自信を持って生きられるようになった恩人。清住と同棲の約束をし、愛用のペンダントを送っていた。しかし清住と共に三田村に捕縛され、奴の暴挙で限界を迎えてしまい、清住の眼前で事切れてしまった。しかし死して尚、彼の亡骸と清住に送ったペンダントは、最愛の人を助ける一助になった。
今回のゲストキャラで、横浜極道神城組に食客として招かれた老齢の剣豪。
神城組組長である神城義信の命令で三田村の粛清に動いており、伊集院と遭遇した時には既に三田村の護衛である半グレを一人始末していた。
伊集院の強さに興味を持ち一戦を交えるも、護衛の半グレが仲間の骸に慟哭し駆け寄ろうとしたために戦いに水を差され半グレを始末。三田村の情報を伊集院に流した後、残りの半グレを始末すると約束し去っていった。
余談
これまでに同性同士が被害に遭うケースは何度かあったが、何れの回も幼馴染や親子、きょうだい等の例であり、同性愛者が被害に遭うのは今回が初のケースである。
尚、バグアカデミアのキャラクターである拷問蛸は以前に同性愛者(こちらは女性)を拷問にかけたことがある(但しストーリーの関係上、当人は最終的に生かしており、拷問にかける遠因となった人間を変わりに拷問死させている)。
関連タグ
伊集院茂夫と氷室による血液交換と凌遅刑・伊集院茂夫によるラファニドーシスでの若返り実験:共に己の愚行を「国益」と称して正当化していた老害を処刑した回。被害者が性的に陵辱されているのも共通する。
伊集院茂夫による猛獣刑(ムベンガ):同じく国士を気取る差別主義者が断罪対象の回。
伊集院茂夫による糞尿拷問の満漢全席:依頼者が助かるために遺骨を足場にしその後長老に助けられたのと拷問に糞尿を使ってるのが共通している。
伊集院茂夫による股間完全破壊からのネズミの餌食:焼きごてを使用する拷問繋がり。股間に焼きごてを当てた点も共通。
善悪の屑:作中には三田村と同じく誘拐、陵辱、殺人を犯した悪人を主人公達が粛清する話があり、その悪人の肛門に焼けた鉄の棒を刺すシーンがある。主人公はこの拷問に苦しむ悪人に対して「もう二度とウンコできないねえ」と口にしている。