伊集院茂夫と流川隆雄による射殺
たしゃをあそびでころすくずがきをゆみのまとにしてあそぶ
『自らの行いが罪だと理解できない、無知蒙昧の下衆共』
「他人の血で自らの看板を描いた以上、自分が材料にされても文句は言えんぞ」
『己の犯した罪過が如何なるものか、貴様等の血肉で描いてやろう』
「貴様等か。このネットにゴミを垂れ流す馬鹿共は」
「犯罪だとぉ? どの口で言っている、馬鹿め!」
「テメェら、楽に死ねると思うなよ…… 流川、出せ」
「いいだろう。ならば頭を狙ってやるから、私の放つ矢を躱してみろ」
「貴様等は被害者を殺したのは遊びと言ったな。ならば、命を玩具にされる気持ちを味わってみるがいい」
弓で急所を外しながら狙撃する処刑法で見せしめの意図がある。射殺による処刑は現代でも行われており専ら銃殺刑と呼ばれ、重大なそれこそ死を以て償うべき軍規違反を犯した軍人を処刑する際に行われる。しかし古代のものとは違い、頭や胸などの急所を狙って一思いに絶命させるのが現代のやり方である。
伊集院と流川は急所を外しながらゴロツキ達を狙撃して体が矢まみれになった所でゴロツキが今更遅い謝罪を開始。そこで伊集院がヘッドショットを避けてみろと提案するが出来るわけがなく2人ともヘッドショットで文字通り射殺された。
- かっちゃん
今回の断罪対象その1。白と赤の髪のゴロツキ。流川の挑発に引っかかって殴りかかるもクリンチを持ち込まれ(この時、流川が小型の暗器を脇腹に刺していた)、無力化。その後、拷問部屋へと連行され、伊集院達の放った矢に刺さって絶命した。
かっちゃんという名前は、SNSに投稿する際に名乗ったハンドルネームで、本名ではない。
- ゴロツキその2
今回の断罪対象その2。青い髪のゴロツキ。流川に足をへし折られ、そのまま拷問部屋に連行。最期は、かっちゃん共々頭に矢を生やして絶命した。
- 大場夫人
今回の依頼人。心配症な所があり、一郎がボロボロになって帰ってきたり、一郎が夜遅くになっても帰って来ない事で心配していた。
その心配が的中し、一郎がゴロツキ達に殺された上、そのゴロツキ達が少年法で軽い刑罰を受ける事で納得いかなかった。さらに4年後、夫が出所したゴロツキ達に殺され、ゴロツキ達が一郎を殺した事を自慢気にSNSでアップしていた事に驚愕した。この出来事で夫や息子を殺したゴロツキ達を甘く見た警察や司法を信用しなくなり、裏の社会に入り、伊集院に依頼を申し込んだ。
- 大場一郎
今回の被害者その1。大場夫妻の一人息子。大学を出たが、不況で就職先が決まらず、居酒屋でアルバイトをしている。ゴロツキ達から毎回暴行を受けているが、家族や店長にの迷惑かけまいと、平気なフリをしていた。しかし、ゴロツキ達の暴行がエスカレートし、口から泡を吹いて死亡し、遺体はゴミ袋に入れられ、ゴミ捨て場に捨てられた。
- 大場
今回の被害者その2。一郎の父親。妻とは正反対で気楽な性格であり、一郎が帰って来なかった時は当初、「友人と話をしていて遅くなっている」と思っていた。しかし、一郎がゴロツキ達に殺され、ゴロツキ達が軽い刑罰で済まされた時は激しい怒りを露にしていた。4年後、出所したゴロツキ達から暴行を受け、瀕死の重傷を負い、病院に運び込まれ、妻にゴロツキ達のSNSを見せた後、鬼相を浮かべる形で息を引き取った。