「秘するが花、ですよ」
プロフィール
概要
後輩から慕われている、おおらかな性格の中学3年生。プリマジスタ状態では性格が一変する所がある。
普段の姿では赤いメガネをかけているが、プリマジスタとしては王子様系となり、いわゆる本作のイケメン女子枠。
第1話から登場しているが、まともに出番があったのは第7話が初で、本格的に物語に関わるのは第14話からである。
人物
外見の印象に違わず、非常に穏やかで紳士的な性格であり、口調や物腰も丁寧である。一種のカリスマとして、後輩の女子から「あまね様」と崇拝されている。
プリマジについては、恩師の花屋敷翠子に見初められたことをきっかけに始めており、プリマジへの姿勢は真摯ではあるが、翠子の導くままにやっている所があり、あまり自発的にプリマジスタをやっているわけではなかった。そのため、翠子の引退と共に自分もプリマジスタを引退するつもりだったが、紆余曲折を経て撤回した。
普段の紳士的な性格は意図的に演じている節があり、翠子からは「秘するが花」という台詞と共に赤いメガネを授け、本性を隠すように進言されている。
プリマジでは普段のふるまいから一転し、熱く激しいステージを繰り広げる(佐藤順一総監督によれば、「あまねはステージに立ったらオラオラ系なんで」)。
ちなみに家事などは一切できず、洗濯機の使い方すら知らなかった。第18話の合宿でこれが露呈し、特に自身を崇拝していた甘瓜みるきから(勝手に)失恋されてしまった。
容姿
普段の姿 | プリマジスタの姿 |
---|---|
普段の姿はベージュ色のウルフカットヘアー。目に色は薄い紫色であり、黒縁の眼鏡を掛けている。
プリマジスタの姿では大幅に変化し、髪型はマッシュルームショートで、髪色は深い赤と銀色のツートーンカラーになっている。目の色に変化なしだが、目の形がツリ目になって眼鏡を外している。瞼には紫色のアイシャドウと雫型のペイントが施してあり、リップの色はピンク色を使用している。
また、この方法であまり目立ってはいないが、彼女も他のプリマジスタ同様にスタイルがいい。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲・編曲 |
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The Secret Garden※ | 天真みちる | 中村博 |
※ぱたのが合いの手を入れている
声優について
宝塚歌劇団の男役を思わせる人物像・演出だが、実は担当声優の庄司氏は元々タカラジェンヌを志望していた(実際その受験校である宝塚受験校東京アートスクールの卒業生である)。
この関係か、あまねに関するエピソードでは宝塚出身の人物が関わっており、翠子の声優に元宝塚の男役の森なな子、第14話などの脚本や持ち歌の作詞(仮歌も担当)に同じく元宝塚男役だった天真みちるを起用している。シリーズ構成の坪田文氏の「にわかや嘘のものをやりたくなかった。マジのマジでやりたい」の意向で意図的にこのキャスティング・スタッフィングが行われたようだ。
声優を志すきっかけになった作品の監督を、本作の総監督の佐藤順一氏が務めていたこともあり、「佐藤順一総監督の作品を見て声優という職業を知り、宝塚に憧れ芸能界を志した私にとってあまね役は使命・運命」とインタビューで話している。
関連タグ
あまひな…カップリングタグ
紫京院ひびき 緑川さら…過去作におけるイケメン女子繋がり。ただし、あまねはこの二人と違い「ボクっ娘」ではなく、そのポジションは御芽河あうるが担っている。
ポチャッコ…筐体第4章のサンリオコラボ記念で衣装「ポチャッコだいすき」を着用したグッズが作られた。
剣城あきら…4年前のニチアサ作品において、翠子の中の人が演じた宝塚風のイケメン女子。
菓彩あまね…同時期のニチアサ作品の同じ名前繋がり。彼女の場合は口調がイケメン女子。