概要
ゲーム『ワッチャプリマジ!』のプレイヤーキャラクターに対する総称。過去のプリティーシリーズでは『プリティーリズム』のプリズムスター(男子の場合は「スタァ」表記が多い)や『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』のアイドルに相当するが、第4世代のプリマジでは原点回帰なのかプリパラやプリチャンよりも競技性が強くなっておりプリリズ以来の固有名が与えられている。
名称の由来は"pretty"(可愛らしい)+"magic"(魔法)に「~の専門家」を指すイタリア語の語尾"-ista"を加えて命名されたと考えられる。
作中の設定
プリマジスタ自体は人間界に住む普通の人間(チュッピ)で、魔法界からスカウトに来た魔法使い(マナマナ)とパートナー契約を結びPrism Stoneショップでマツリダ夫人にエントリーシートを提出する手続きを経てデビューとなる。
男女共にデビュー可能だが、一般的には『女の子がやるもの』という認識が主流らしく、第39話によるとTrutHが初の男性プリマジスタとされる。
劇中の会話や回想から、デビューは中学1年、ラストイヤーは中学3年と年齢制限がはっきり決まっている。
プリマジスタ最大の祭典「プリマジグランドフェス」は年1回開催されるが、地区ごとに何らかの方式で代表を決定しているらしく世界規模のイベントから町内のお祭りに至るまで大小あらゆるプリマジのステージが実行委員会の管理対象となっている。
実行委員会は魔法界側から学園長のフェスリダ、人間界側からオメガ・コーポレーション社長の御芽河阿智彦が参加しているようだが、構成や目的は謎に包まれている。
本来マナマナがいなければプリマジは成立せず、ジェニファーが長らくプリマジを行わなかったのもパートナーが諸事情で不在だった事が理由だったのだが、これをオメガ・コーポレーションの技術により擬似的に演出を再現する事で成立させた。このプリマジに違和感を覚えるどころか、寧ろ事情を知らない観客には好評で、ジェニファーから事情を聴いたまつり達にも普通に受け入れられており、魔法界側であるフェスリダ学園長を揺るがす事態になった。
コーデブック
プリマジスタがデビューした時に交付される専用のファイル。プリマジのステージを成功させて入手したコーデ(衣装アイテム)が自動的に収納されるが、コーデの入手履歴は他のプリマジスタが持つコーデブックにも一斉に記録される。
基本的には大小のステージでライブを繰り返しながらコーデを集めて行くことになるが、譲渡や交換も可能なようである(第4話。ゲームでは他のプレイヤーから借りたコーデの使用も可能だが、入手履歴には含まれない)。みるきは第2話でコーデカードのカツアゲを試みたが、未遂に終わった。
全てのコーデカードを集めて年1回開催される「プリマジグランドフェス」で優勝すると願いを叶えられる副賞があり、前回のグランドフェスでジェニファーが初めてこの条件を達成した。
前作『キラッとプリ☆チャン』では街中の至る所にPrism Stoneショップへ通じるゲートが設置されていたが、本作ではコーデブックにプリマジスタの個人情報を管理するプロフカードをセットすることでどこからでもショップに通じるゲートを開けられる。