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轟焦凍

とどろきしょうと

轟焦凍とは、漫画『僕のヒーローアカデミア』の登場人物である。
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「悪かったな レベルが違いすぎた」

「俺だって ヒーローに…!!」

「やめて欲しけりゃ立て!!! なりてえもんちゃんと見ろ!!」

「なりたい俺に なる為に」

プロフィール

クラス雄英高校1年A組15番(ヒーロー科)
個性半冷半燃
出身校凝山(こるさん)中学校
誕生日1月11日(15)
身長176cm
血液型O型
出身地静岡県あたり
好きなものそば(温かくないやつ)
ヒーローネーム(仮)ショート
CV梶裕貴 / 真堂圭(幼少期)


概要

緑谷出久のクラスメイトで、八百万百と同じく同年度の推薦入学者の一人。
端正な顔立ちの少年で、オッドアイに右が白髪・左が赤髪になっている左右非対称な姿が特徴。また、赤髪の下、左目を中心に火傷の痕がある。
クールで感情を表に出すことは少ないが、その内面にはNo.1ヒーローへの強い情熱を秘めている。

ヒーローを目指す出久の友人兼ライバルの一人であるのと同時に、作中では「緑谷出久の成長」と並んで、彼の自立と家族関係の修復が、ストーリーの大きな要素にもなっている。

人物像

冷静沈着で大人びた性格の少年。
入学当初はクラスメイトとほとんど会話することもない典型的な一匹狼だったが、雄英体育祭を経て以降、徐々に周囲のクラスメイトと打ち解けていった。
普段の振る舞いは不愛想、目上の人間に対しても不躾だが、「人を助けたい」という想いは強く抱いており、周囲の人々に対しても気遣う姿を時折見せている。
(ステインの事件の際にもプロヒーローには一応敬語を使っている)
素の性格は若干天然な部分があるようで、出久と飯田が負傷した事に対して「自分がハンドクラッシャー的な存在になっている」と責任を感じたり、学生寮の自室を即日で畳敷きの和室へ改装したり、ギャングオルカのダメ出しに生真面目に答えたりと、やや感性のズレた一面を垣間見せている。
また、小説版によると、頭と足の位置が反転するほど寝相が悪い。

事件解決数史上最多を誇る燃焼系ヒーロー「エンデヴァー」の息子であり、四兄妹の末っ子。しかし家族関係はあまり良好ではなく、特に父親であるエンデヴァーに対しては激しい敵意を向けている(これについては後述)。

座学・実技のいずれの面でも非常に優れた成績を収めており、判断力の高さや個性の強力さも相まって、「強さ」という点では同学年でも爆豪と並んで真っ先に名前の挙がる実力者。
この実力者2人は合わせて2トップ(ツートップ)と言われることも多い。
一方、精神的には年相応に脆い部分があり、過去の経験からか、一度心が乱れると自力では立て直せなくなってしまう一面がある。体育祭では緑谷戦以降調子を崩しており、また、仮免許試験では過去に確執のあった夜嵐イナサと衝突し、負傷した真堂揺を攻撃に巻き込みかけるという致命的なミスを犯して試験に落ちてしまった。

緑谷出久や死柄木弔を始めとした多くの登場人物達がオールマイトに原点を持つように、彼もまたオールマイトに大きな影響を受けた一人であり、それと同時に、同じ人物を目標としながらも、緑谷とは異なるヒーロー観を有している。
幼少期の緑谷がオールマイトの「救う姿」、爆豪が「勝つ姿」に憧れたように、彼はナチュラルボーンヒーロー、「そう在るべくしてヒーローであるオールマイトの姿」に憧れを抱いた。
複雑な家庭環境や父との確執、自分自身の葛藤を乗り越えて、「何物にも囚われず、なりたい自分になる」ことが轟のひとつの指針となっている。

当初は「父の力」である炎の個性を使うことを強く拒絶していたものの、雄英体育祭で出久と対決して以降は、「自分の力」として父の個性にも向き合うようになった。改めてNo.1ヒーローを目指す覚悟を決めるのと同時に、「自分だけ吹っ切れて終わりではいけない」と感じ、過去を清算するべく自分の人生と向き合っていく。
体育祭の翌日には病院に入院している母に十年ぶりに会いに行き、それ以来、休日には母親の見舞いに通っている(小説版にその様子が詳しく描かれている)。寮生活となって以降も、まめに手紙を送っているらしい。
また、職業体験では敢えてエンデヴァー事務所へ向かうなど、それまで見ようとしなかった父の「ヒーローとしての姿」にも目を向け始める。
のちに、非常に強力な脳無〈ハイエンド〉によってエンデヴァーが重傷を負うのをテレビの中継越しに見た際には思わず動揺し、それでも闘う父に、以前ヒーロービルボードで父が言った「俺を見ていてくれ」という言葉を受け、「見てるぞ」と叫んだ。

彼のそうした成長と行動の変化は、彼の家族に対しても少しずつ変化を促していく。
母との失った時間を埋めることはできず、父との確執は未だに根深いものの、父親や家族からの歩み寄りもあって、徐々に家族関係は改善傾向にある。

出生


「おまえの左側が醜いと、母は俺に煮え湯を浴びせた」


素質・環境共に恵まれ、ヒーローとなる素地を全て持って生まれたきた彼だが、その人生は決して幸福なものではなかった。
長らくNo.2ヒーローに甘んじてきたエンデヴァーは、いつしか自分の力ではオールマイトを超えることは不可能と悟り、その代替策として自分の力を受け継いだ子供をオールマイトを超えるNo.1ヒーローに育て上げることを決意する。そのために「都合の良い個性を持っていること」だけを理由に配偶者を選び、その結果として誕生した「最高傑作」が焦凍だった。
強力で優れた"個性"を持って生まれた彼は、父親によってヒーローになることを強要され、5歳の頃から泣いても吐いても止まらない虐待に近い特訓を施されてきた。そんな日々の中で、常に焦凍の側に立ち続けた母・は、彼にとっての唯一の心の支えであった。
一方の母は、ヒーローへの夢と父親への恐怖の間で苦しむ焦凍、愛情とNo.1ヒーローに固執する余り暴走する夫との板挟みの中で、徐々に精神的に追い詰められていく。ある日、ついに限界を迎えた彼女は、自分の母親に電話で子育てについて相談していた際、話の内容を焦凍に聞かれたことに動揺し、戸口から覗いていた焦凍の顔の左側に夫の面影を見て、衝動的に熱湯を浴びせてしまう(顔の火傷はこのときのもの)。

この事件を切っ掛けに彼の母親はエンデヴァーによって精神病院に隔離され、それ以降、長きに渡る療養生活を過ごすことになる。
この件から焦凍は、父に対して強い恨みを抱くようになり、母を苦しめておかしくした父の存在、更には自分の身体の父の面影を強く拒絶するようになる。ヒーローへの純粋な憧れは屈折し、いつしか彼は母の氷の力のみでNo.1ヒーローになることで、父であるエンデヴァーを「完全否定」することに固執するようになった。


後に彼は当時の自分のことを、父を拒絶する余り「視野が狭まっていた」と客観的に振り返っている。
母を追い込んだ父を赦した訳ではなく、父への嫌悪が消える訳でもないが、現在では父・エンデヴァーを一人の人間として、広い視野で捉えるようになった。自身もまた、他人を救えて、安心させられるヒーローとなるために、自分なりの形で周囲の人々との関わり方を模索していく。

個性

轟け


個性:『半冷半燃』
右で凍らせ左で燃やす!温度も範囲も未知数!!化け物かよ!!

広範囲・高威力・高性能

焦凍を象徴する個性。その発動速度や範囲、威力は既に学生の範疇を遥かに超えており、作中では「ビルを一棟丸ごと凍らせる」、「ドームを超える高さの氷を瞬時に形成」などと、その規格外ぶりを遺憾なく発揮している。
氷の方はピンポイントな氷結や氷の上に人を乗せて上へ押し上げるなどのある程度細かい制御も可能。だが、長らく封じていた炎は氷に比べるとコントロールが甘い。

互いのデメリットがデメリットを消す

炎か氷を片方だけ長時間使用すると、体温に影響が出て、身体の動きが鈍くなるという欠点がある。ただし炎と氷を適度に使い分けることでこの欠点は解消可能。父・エンデヴァーが個性婚にこだわっていたのはこの性質のためである。
エンデヴァーが炎の力のみでNo.2ヒーローにまで上り詰めたことを鑑みても、その底知れない力を伺い知ることができるだろう。

運用に問題?

しかしその一方で、相澤ステインからは、「(個性が強力すぎるが故に)挙動が大雑把」であることが指摘されている。
比較的得意としている氷に関しても、「氷結で相手の動きを封じる」、「氷塊で道や壁を作る」といったシンプルな使い方に留まるシーンが多い。氷だけでゴリ押し出来ればそれでもいいが、氷程度の強度なら砕いてしまえる個性の持ち主も多数。
また轟本人曰く、戦闘時には氷で先手を取ることが癖どころか体に染みついているようで、炎を使うことには未だに無意識レベルでの抵抗感がある模様。実際にB組とのクラス対抗の戦闘訓練では、確実に先手の取れる状況で氷結を使用したことで一手損しており、B組の骨抜柔造にその点を指摘されていた。
戦闘訓練後、轟は改めてそのことを自らの課題として受け止めており、炎と氷、両者の性質を十分に理解し、使いこなすことで、彼にも新たな成長が期待できるだろう。

余談ではあるが、戦闘で作り出した氷は毎回自分で溶かさなければならない模様。後始末に少々時間がかかるのも、地味ではあるが現代社会では弱点の一つかもしれない。

必殺技

  • 穿天氷壁(がてんひょうへき)

氷結の能力を使い広範囲を一気に凍らせる技。圧倒的大質量の氷を作り出す。タイムラグも一切なし。敵の制圧以外に距離を取るのにも使えるが、視界が塞がれるのが難点。
初使用は体育祭。不意打ち気味に瀬呂が攻撃してきたのを物ともせず逆に拘束、相澤たち含むプロヒーローと会場全員の度肝を抜いた。彼本人は本編中で技名を用いたことはない。

  • 膨冷熱波(ぼうれいねっぱ)
氷結を用いた後に左の炎熱を放つことで、冷やされた空気が膨張し爆風を引き起こす。体育祭にて緑谷に対し最後使ったものもこれである。炎・氷に続いて風の要素まで加わり、彼の強さの可能性が窺い知れる技。
原作第219話にてようやく技名が判明した(初出が第40話だったことを考えると実に179話ぶり)。現在では手加減が可能で、相手を軽く気絶させる程度に留めることができる。

コスチューム

半冷半燃
ヒロアカログ


(左は初期・右は後期デザイン)

上イラストのように、雄英体育祭の前後でコスチュームを大きく変更している。
初期のヒーローコスチュームは白のカッターシャツに白のズボンとシンプルなデザイン。は白のブーツ。また、背中に背負う形で板状のヒーターを取り付けている。左半身がのようなアーマー(もしくは個性による氷)で覆われており、初登場時には左目に赤いモノアイのような意匠も備えていた。恐らくは「左側を使わない」という彼の決意によるものだったと思われる。

職場体験以降のコスチュームには耐熱性の高い素材が使用されており、色も白から紺色へと変更された。特徴的な襟元とベストはいずれも体温感知センサーの付いたヒーター兼ラジエーター(冷却器)の機能が備え付けられている。
左側も使いやすいデザインになっている点が、彼の精神的変化を表している。

僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!

突っ込むこともなく、どちらかというとボケ担当…?。
半冷半燃を新感覚として好意的に感じた女子達に変な会が結成される他に、一部のヴィランに改心させる影響を与えた(本人は無自覚)。

本編と同様に父親を嫌悪しているが、体育祭の心の地雷では「お父さん大好き!!」と衝撃の本音が暴露され、真っ先に意気消沈し最初の犠牲者となった。
この回以降「父」のワードに敏感となり、「倒産」を「父さん」と聞き違えたり、ヒーローショーの出久と勝己の親子シーンでは感涙した。

余談

空想科学読本』で有名な柳田理科雄氏は、『空想科学「理科」読本』(大和書房)にて「今まで創作物でぞんざいにされてきた『を奪って捨てる』ことが描写された数少ない低温系の能力描写」と、珍しく絶賛していた。


関連イラスト

:オリジン
なりたい自分


無題
轟焦凍



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関連タグ

僕のヒーローアカデミア 
緑谷出久 爆豪勝己 飯田天哉 八百万百 オールマイト
轟家エンデヴァー(父・轟炎司)、轟冷(母)、轟燈矢(長男)、轟冬美(長女)、轟夏雄(次男)、轟焦凍(三男)

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