『特例受け直しオケオケとか 超懐でまじ足向寝ゲンキン よろぴー』
『イケメンのイクメン見れるとか眼福ー』
プロフィール
乱用ゲンキン? 甘いワナで相手を惑わす!!
語彙力オケマル水産 ヒーローになる為マジ精進
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
概要
士傑高校ヒーロー科2年の女子生徒。明るく能天気な性格。
人物
ブラウンのセミロングヘアーと厚めの唇が特徴のギャルっぽい感じの女子高生。胸元の開いたボディスーツを着用しており、かなりナイスバディ。周りからはケミィと呼ばれる。楽観的な性格で子どもは好きな方らしい。異性交遊に憧れるが学校で禁止されてるのでちょっと欲求不満。
同じクラスの肉倉からはアホ扱いされているものの、客観的かつ社会的には評価しており、試練中も状況打開に向けて意見するなどの様子が窺え、頭が悪いわけではない。
轟をよりイケメン化したマボロシを作るが、ケミィ本人が話し掛けたりするのは爆豪への方が多い。
個性
個性は『幻惑』。
少しの時間、幻を作り出せる。乱用、ダメ!絶対!
口からモヤのようなものを吹き出しその中に幻惑を作り出せる。人物であれば喋らせることもできる。
ケミィはこの個性で幻の轟(爆豪命名:マボロキ)を作り、小学生女子を魅了して敵意を消した他、補講会場の体育館をさもオーロラの見える野外のような光景へと変えた。
必殺技
- ドッペルヤバゲンガー
- マジミラージュ
活躍
ヒーロー仮免試験一次試験では、クラスメイトから分断されてしまった緑谷の前に急に現れ、攻撃してきた。「あなたのことが知りたいな」と執拗に絡み、相手の意識から外れる技能や体術を以って、緑谷に反撃を許さず組み伏せてみせるなど、高い戦闘能力を見せ付ける。
しかし他校の生徒が現れ一気に攻撃された際、緑谷は彼女を見失う。
緑谷が生徒らの攻撃を捌いて逃げ続ける中、麗日が合流、他校生の足場を崩してその隙に隠れることに成功する。
しかしその麗日は先程のケミィが姿を変えた偽者だった。直前の振る舞いからそれを見抜いた緑谷は、後ろから襲われるのを防ぐ。
見破られたケミィは変身を解除するが、なんと真っ裸。(変身能力の残りのような白濁色の液体が大事なところを隠してはいた、けど逆にヤバい気もする)そんな状態でも気にせず戦闘に移ろうとするが瀬呂と本物の麗日が登場したところで退却していった。この時点で瀬呂からは痴女との評価を受ける。
尚、アニメ版では、変身解除時は白いボディスーツだった。チッ!
二次試験の準備が終わるまでの控え室で瀬呂が話題にした際、彼女に視線を向けると緑谷に気があるのを隠さず手まで振る始末。
しかし他の士傑生から注意を受け、二次試験本番からは大人しくしていたのかそれ以降現れることはなかった。アニメによるとひっそりとグループからいなくなっていたらしい。
仮免試験終了後は「具合が悪くなった」との理由で、先にタクシーで駅前に向かって帰ったが…。
仮免試験終了後にてその正体がトガヒミコであることが読者側に判明。毛原の発言からすると、3日ほど前からトガが入れ替わっていたと思われる。
そう、実は本物の彼女はこの時点では登場していなかったのだ。
トガの個性の性質と合わせて、読者からはその安否も懸念されていた。
『ヤバ驚嘆~~~~ イケメンと講習とかマジ恐悦ーー』
爆豪、轟、夜嵐が行っている仮免の補講にてやっと本人が登場。ここからがちゃんと彼女のエピソードである。
仮免試験時のトガの変身とはだいぶキャラが違い、トガの変身ケミィはミステリアスな雰囲気が強かったが、実物は語尾を伸ばして話し轟と爆豪をイケメンと称して連絡先を訊ねるなどギャルっぽい性格だった。
諸事情(後述)からしばらく補講に来れていなかったが途中参加を許可された。
補講担当のギャングオルカから、ケミィは仮免試験の二次試験にて適性が測れていない事と、「なんかダメそう」との判断から、他で目を付けられていた爆豪や轟、夜嵐らと一緒に特別な試練「協力して子どもらの心を掌握せよ」の課題を通して児童らとの交流を図った。最初オトシゴロ女子との交流に失敗するが、最後には仲良くなれた。
その後無事仮免を取得した模様。
諸事情
仮免試験の後日談
『???落ちたとか!受けた事すら記憶ないし つーか四日も寝てたの私?寝すぎウケる』
仮免試験のその後、彼女は普通に登校して、普通に授業を受けて、普通にそのまま過ごしていたらしい。しばらくしてケミィ本人と周りとの齟齬が大きくなり、仮免試験に参加した記憶がまるっとないことが発覚した。 トガの目的に対して、ケミィのアホさ加減がうってつけだったため狙われてしまったらしい。
調査した結果、ケミィの体内から麻酔薬の成分が検出され、ダメ押しで死穢八斎會から帰ってきた緑谷からの証言も加わった。
ヒーロー公安委員会の温情で仮免試験の再試験への参加を許可され、補講に参加することになった。
その後ケミィ、もとい士傑の生徒も敵連合の被害に遭ったとの事で、これからは雄英と士傑の間で密に情報交換等交流を行うことになった。