『これは示威である』
『敵連合…同胞のすり替わりに気付なんだ…私は私が情けない…!』
プロフィール
触れたら終わりの奇抜な"個性"!!
無法者は自らサバく 正義が偏ったエゴイスト
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
概要
士傑高校ヒーロー科2年の男子生徒。
髪は紫色。細目で左目が髪で隠れている。目が細いのはコンプレックスの様で、指摘されるとキレる。
人物
軍人のような「である」口調で喋り、他人への啓蒙思想が強い。とにかく話が長い上、無駄に難しい言葉を使う。
プライドが高く正義感も非常に強いが、いささか過激な方向に偏っており、そんな自分の価値観を絶対のものとして、他者に押し付けようとする傾向がある。
雄英高校を尊敬しているものの、ヒーローの品位を貶めているとして1年A組を快く思っておらず、中でも特に言動に問題が多い爆豪を異常に敵視している。
更に視野が狭く融通が利かない所があり、所謂「激情型」の性格は周囲からも危惧されている。
後述の通り、仮免試験そっちのけで淘汰行為を行うあたり、彼の信念は「ヒーロー殺し」ステインの主張する『英雄回帰』に近いところがある。本人はその危うさを自覚していない。
挑発して自分に注目を集めながら、肉で相手の背中を取るなど、戦闘スタイルはかなりクレバー。
個性
個性は『精肉』。
自分が揉んだ他者の肉体を肉塊に変化させる。
他者の肉体は丸くする程度だが、自分の肉体は自由度が高く、切り離して操作をしたり、巨大化が可能。
なお、肉塊にされた者は肉塊状態でも痛覚は作用しており、人質に取るような戦法も可能。ただし、肉倉がダメージを受けるなどして集中力が途切れると、肉塊化は解除される。
必殺技
- ミートボール
- チョリソー
活躍
ヒーロー仮免試験一次試験では、『有象無象の淘汰』として試験に便乗する形で他校生を排除しようとし、爆豪・切島・上鳴と対峙。自身の『正しい価値観』を示しながら爆豪と切島を肉塊に変える。しかし、爆豪や雄英生を侮辱した事で上鳴の怒りを買い、上鳴の機転で復活した爆豪と切島にKOされて一次試験で脱落した。ちなみに、仮免一次試験で落ちた士傑の生徒は彼一人だけ。
二次試験の間、引率の先生からは「ステインに影響受けてるから省みるように」「ヒーローとしての姿勢を正すのは必ずしも悪いことではないが否定や嫌いを原動力にすると時に目が曇り、行きすぎてしまう」と注意を受けていた。
仮免補講にも見学参加で登場し、相変わらず上から目線で、なぜか勝手に解説者役を務めていた。その場でも色々と影響を受けていた様子。
ヒーローVSヴィランの二次決戦では避難所の防衛の任務に着いていたが、戦況の悪化により他の士傑生と共に加勢し、オール・フォー・ワンと戦った。
余談
- 名前の読み方を変えると『肉+ソーセージ』となる。
- 父親はヴィラン収監施設タルタロスの看守をしている。
- 作者曰く「個人的にはとても気に入っていて、彼の日常だけを追うほのぼの肉塊コメディを描きたい」との事。
- アニメでの中の人は別のヒーロー漫画にて、ワンパンで敵を倒す主人公を演じている。あちらは「趣味でヒーローをやっている」ため、性格も含め、ある意味対極的な存在でもあるが。