『これなら俺は…クソ強え!』
『断片的な情報だけで知った気んなって……こいつらをディスってんじゃねえよ!!』
『ハイ、幹部一名無力化成功!後衛(うしろ)に心配かけねー為にも、皆さんパパッとやっちゃって!』
⚡️プロフィール
纏いし電気で敵を殲滅 放電エレキワールド!!
お調子者でチャラ男!? クラスのムードメーカー
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
ヒーロー名 | スタンガンヒーロー《チャージズマ》 |
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個性 | 帯電 |
学校・学年 | 雄英高校ヒーロー科1年A組7番 |
出身校 | 谷便(やびん)第一中学校 |
誕生日 | 6月29日 |
身長 | 168㎝ |
血液型 | O型 |
出身地 | 埼玉県 |
好きな物 | 流行ってるもの、ハンバーガー |
性格 | チャラい系男子 |
個性把握テスト | 16位 |
一年一学期中間学力テスト | 20位 |
CV | 畠中祐 |
⚡️概要
雄英高校ヒーロー科1年A組の男子生徒。主人公出久のクラスメート。
⚡️人物
稲妻模様のメッシュの入った金髪が特徴的な男子生徒。
ノリが軽いお調子者で、クラス内ではムードメーカー的な立ち位置として、芦戸や切島と共に校内イベントの盛り上げ役となっている。
若者らしく流行りものに敏感で、学生寮の自室には雑誌やスケボー、スニーカー、Tシャツ等と本人が気に入って購入したグッズが手あたり次第に並べられている。
かわいい女の子には目が無く、その点で峰田とは気が合うようで、体育祭ではA組の女子のチアガール姿を見るために2人で作戦を立てたりした。
映像作品ではそういった一面がより強調されており、映画第一弾ではかわいい女子との出会いを求めて峰田と2人でウェイターのアルバイトとしてI・アイランドに乗り込んでおり、アニメ版ではクラスメイトの女子達の水着見たさに水泳訓練を企画するというオリジナルエピソードも描かれている。
見た目は結構整っている方なのだが、そうした日頃の行いが祟ってか、クラスの女子からは峰田共々何かと雑に扱われがちで、特に耳郎からは"個性"を使いすぎてアホになることを事ある毎にイジられている。
日ごろから楽観的で小さなことで思い悩まない反面、緊迫した場面は優柔不断で場の雰囲気に流されやすい一面を見せることもあり、良くも悪くも迷いの無い爆豪や切島を何かと頼りにして一緒に行動することが多い。
クラス内では明るく素直な性格で誰とでも仲良くしており、また、裏表のないポジティブな発言によって、本人の意図しないままに周囲を元気づけていることもある。
文化祭前の出し物についてクラスで話し合った場面では、音楽がヒーロー活動に根差した趣味ではないことを恥ずかしがる耳郎に対して、「あんなにたくさん楽器ができるなんてカッコいい」とはっきりと伝え、この一言がA組がバンド演奏を文化祭の出し物にする大きな切っ掛けになった。
周囲からは、自分のためよりも他人のために力を発揮するタイプと言われており、仲間と戦う場面では、普段の軽い態度からは想像できないほど真剣な表情を見せることもある。
仮免試験の一次試験では、士傑高校の肉倉が爆豪と切島の表面的な性格だけで見下した発言をしたことに対して怒りを現にし、格上の相手に対して一矢報いるほどの活躍を見せた。
⚡️個性
個性は『帯電』。
体に電気を纏わせて放出する事ができる。
一瞬で広範囲に強力な電撃を放つことができる非常に攻撃的な個性だが、自身の許容量を超える電気を放出すると本人の脳(思考回路)がショートし、著しいアホになってしまうという弱点がある。
あくまでも「電気を纏う」という性質の個性であり、電撃を放つ方向をコントロールすることができないため、全力で電気を放出すると周囲の味方を攻撃に巻き込んでしまうことになる。これを克服するために、ヒーロー仮免試験前にはサポートアイテムとしてポインターシューターを装備し、10m以内ならポインターを撃ち込んだ所へ収束した電撃を一直線に放てるようになった。
また、周囲の電気エネルギーを自分に集めることも可能で、これにより自身の体をアンテナや避雷針のように用いることもできる。
耳郎は「電気系の個性は勝ち組」とも言っており、普段からクラスメイトの携帯電話を充電してあげる等、日常生活においても色々と便利な個性のようである。
林間合宿の個性伸ばし訓練では、『莫大な電力にも耐えられる体作り』のために、大容量バッテリーと通電し、発電と充電を繰り返し続けた。本人がアホになっているせいでやたらとコミカルに見えるが、普通の人間にとっては拷問みたいなものなので、相当過酷な修行であったことだろう。
やや扱いづらい点はあるもののポテンシャルは高く、不利な局面でも一瞬で覆すことができるほどの極めて強力な個性と言えるだろう。
ただ強い個性ゆえに、校内の戦闘訓練等では轟と同じく対戦相手から徹底的にマークされており、本人のどこかムラっ気のある性格も相まって、実技成績は非常に不安定なものとなってしまっている。
脳がショートしてアホになった状態では顔面がもはや骨格レベルで変化し、周りから何を言われてもだいたい「ウェ~~~イ」としか言えなくなる。これが原因で、耳郎から「ジャミングウェイ」(強いのにすぐ「うぇ~い」ってなる)という残念なあだ名をつけられることになった。
必殺技
- 無差別放電130万V
130万の電力を周囲一帯に放出し敵味方関係なく強力な電撃を放つ。
- ターゲットエレクト
仮免許試験に向けた特訓中に発目とパワーローダーによるコスチューム改良を行い、ポインターとシューターを追加。ポインターは、周囲10m内の電気を誘導する性質があり、これにより味方を巻き込まない遠距離攻撃が可能になった。
また、ポインターを複数設置した場合は手元のダイヤルでどれを有効にするのか決める仕様になっているが、本人は「上手く活用するには頭を使う必要がある」程度にしか認識していない。
このポインターには発信機機能もあり、敵にくっ付ければ目元のゴーグルで位置が確認できる。しかしこの機能自体を本人が忘れていることが多々ある。
⚡️活躍
USJ襲撃の際は、耳郎、八百万と共に黒霧の個性で飛ばされる。
雄英体育祭は、第1種目障害物競走では24位でクリアし、第2種目騎馬戦では轟、飯田、八百万とチームを組み1位通過する。
最終種目ガチバトルトーナメント、1回戦では塩崎と戦うが敗退。詳細はこちらへ。
期末試験では芦戸と共に根津校長に挑んだが、根津校長の独壇場。鉄球重機を使い遠距離から建設物を連鎖的に倒壊させ生徒の逃走経路と行動範囲を奪い取り制限時間まで妨害されミッション失敗。逃走経路は一つだけ残していたらしい。あのテンションで残していたなら余程いやらしいルートだろう。上鳴も芦戸も対人・対物では強い個性の生徒だが影も姿も見せない校長に手も足も出ず、ゴールにたどり着くルートも思いつかなかった。
仮免試験一次試験では、単独行動しようとした爆豪を切島と共に追いかけ行動する。士傑高校の肉倉と対峙したが上鳴の機転と爆豪、切島の攻撃で撃破し、一次試験通過できた。
二次試験では、爆豪のフォローをしつつ地道な救助活動を続け無事ヒーロー仮免許を取得する。
雄英文化祭では、素人ながらバンド隊『Aバンド』のギターで参加した。
A組・B組合同戦闘訓練では、第一試合に登場。出場者は、A組から蛙吹・口田・上鳴・切島・心操、B組から塩崎・宍田・鱗・円場。
前半は宍田に電気が通用しなかったりとピンチになるが、宍田に付いていたポインターで相手の位置を知り、自分が囮になることで、第一試合はA組の勝利になった。
が、相澤先生に「仲間がやられないと力を発揮できないのか?」と叱られる。
冬のインターンでは、瀬呂、峰田、塩崎と共にチーム・ラーカーズの元で活動する。
超常解放戦線との戦いでは、常闇、小森、骨抜と共にプロヒーローのサポートを行うべく、最前線に立つ。
当初は「A組のみんなといたい」と怯えていたが、ミッドナイトに諭され後ろにいる仲間の事を考える事で奮起。電気を操る個性を持つ幹部の一人の電撃を吸収して無力化し、ヒーローが突撃するのに一役買った。
その後は常闇達と共に、ファットガムの中に入って後方に戻った。後に現れたギガントマキアを止めるべく奮起するも、Mr.コンプレスの一撃に敗北し、戦闘不能になった。
事件後は常闇と共にセントラル病院に入院していたが、無事退院した。
ヒーローVSヴィラン最終決戦では、B組吹出、三年甲矢らとともに天空の棺(エネルギー補填担当)に配属される。
⚡️余談
- 1年A組のクラスメイト達は、ストーリーを通して各々にスポットライトが当たる回が描かれているが、彼の場合は仮免試験編の後に開催された2022年人気投票で1853票を集め6位を獲得しており、ここで人気が急上昇したと思われる。
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