必殺技 赫灼熱拳 自身の熱を極限まで高め、溜める状態またそれを放出するもの
若きエンデヴァーが辿り着いた火の極致
力を求め、これを修めたときエンデヴァーは自身の限界を知る
そして火は陽炎を生じ、見据えた景色を歪ませた
概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
赫灼熱拳とは漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するキャラクター エンデヴァーが編み出した必殺技の総称である。自身の炎エネルギーを両拳や両脚に"溜めて、放つ" "点で放出"することで破壊力を格段に跳ね上げる技法でエンデヴァーはこれを「力の凝縮だ」と語っている。
焦凍は永らく、エンデヴァーを否定や嫌悪していたため、氷に比べて炎の扱いは使っていなかった分、少々不慣れだった。特に炎と氷の同時使用は力のバランスが取りにくく、焦凍自身も難儀していて、A組・B組合同戦闘訓練を機に自身の地力向上や理想のヒーロー像の為にはエンデヴァーの教え つまり、赫灼の習得が必須である事を感じて、エンデヴァー事務所へのインターンに至る。
『溜めて、放つ』『点で放出』という、このノウハウは息子である焦凍の炎と氷を限界突破させる『赫灼熱拳・燐』や爆豪の爆破の新境地『クラスター』にも活かされているなど、それぞれの強力無比な技へと昇華させている。
使用者![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
一覧![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 赫灼熱拳・ジェットバーン 使用者:エンデヴァー、荼毘
両腕や両足から炎を噴射し、灼熱の一撃を振るう奥義。その溜めた炎を拳や足に纏わせるだけでなく相手に向けて、放射することも出来る。
- 赫灼熱拳・プロミネンスバーン 使用者:荼毘
自身の正体を明かした荼毘がその正体に絶句したエンデヴァーと焦凍に発射直前までいったが、寸前のところであるヒーローの介入により不発となった。
- 赫灼熱拳・ヘルスパイダー 使用者:エンデヴァー、荼毘
両手指から細長い熱線を放出し、形状を固定してる訳じゃないため、うねり揺らめく炎の斬撃を繰り出す。同様の技を荼毘も使用可能で、彼の場合はエンデヴァーに比べて技の精密性は劣るものの熱線が太く、目眩しにも利用可能。
- 赫灼熱拳・噴流熾炎 使用者:轟焦凍
限界の限界まで高め、溜めた炎を左手の拳に乗せて放つ炎の奥義。相手に直接捻じ込むように撃ったり、ジェットバーンのように炎を放射するバリエーションがある。
- 赫灼熱拳・燐 使用者:轟焦凍、ネタバレ注意!!
全面戦争後、荼毘の炎に焼かれない為にも、何よりも彼を止める為に新たに編み出した状態で胸の周りにクロス状になった赤い炎と青白い炎が現れる。赫灼熱拳の『力の凝縮』を応用し、心臓を中心に熱い血と冷たい血を循環および発露させることで、普段使用している炎と氷の攻撃とは比較にならない程の出力を行使できるようになった。焦凍曰く「親父は体の熱を冷ます為に冷を求めた。俺はその逆を行く」と語った。しかし、発動までに時間を要する点や状態維持が難しく、使用後は焦凍自身も動けなくなる弱点がある。それでも『赫灼熱拳・燐』の状態で放たれる技は規格外の威力であり、「冷炎白刃」や「大氷海嘯」は荼毘の怨嗟の蒼炎を中和しつつ、鎮火させた。
が、しかし……