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「"個性"が無くてもヒーローは出来ますか!?」


概要

僕のヒーローアカデミア』の根幹を担う、その世界の人類が得る事になった先天性の超常変異。


人類は様々な姿と体質を得て人体という規格を失い、在り方の再編を余儀なくされた。その超常を力として奮い、敵〈ヴィラン〉となる者もあれば、それに対抗して超常を奮うヒーローも現れた。


現代における“個性”

作中では現在全人口の約8割が何らかの“個性”を発現している。通常4歳頃までに両親のどちらか、あるいは複合的な“個性”が発現する。それぞれ世代があり、緑谷たちの世代は「第五世代」。


国や教育にも“個性”は組み込まれており、病院で“個性”を国に登録、その実際の扱いから心構えまで学校で指導を受ける。差別の歴史から“個性”で人となりを見るのはやめるように教育されているが…。

公道などの場所では原則上“個性”使用は禁止されているが、私有地や緊急事態に於いてはその限りではない。

能力によって「発動型」「変形型」「異形型」の三系統に大別している。


発動型

数多くある"個性"の中で一番スタンダードな系統。多種多様で自身の意思で能力を発動させる。またその種類の多さから、発動する"個性"によって「増強系」や「拘束系」などに細分化されている。


変形型

通常の人間の体から、自身の意思で肉体を変化させる系統。


異形型

生まれた時から常時"個性"が発現している系統。「異形」という言い方は日常的に使われるが、あまり好ましくない表現であり、人間離れしたその容姿から「異形型」を差別する団体も存在する。


無個性

一切の超常能力を持っていない人間のことで、作中では約2割の人間が無個性と診断されている。

世代を重ねる程個性持ちの人間は増えており、緑谷達の世代ではかなり珍しい。個性は親から遺伝する性質があるが、無個性の人間は両親が個性持ちであっても生まれる。


無個性とはより厳密な定義で言えば「4歳までに発現するとされる個性が、その年齢までに確認できなかった人」である。成長してから個性が発現・発覚する可能性もあるようだが、作中ではかなりのレアケースとされている。


“個性”研究

何故人類にこのような現象が起きたのかは未だに不明。一説には宇宙からの感染病とも言われる。


超常黎明期

作中の人類社会で超常を発現させる者たちが突如増えだした混乱期を指す言葉。


この世界において、超常能力の存在がフィクションでなく現実のものとして国際的に認められたのは、中国の軽慶市で「発光する赤児」が生まれたニュースだとされており、この報道がなされた日時が超人社会の始まりとされている。


以降始まった超常黎明期では、人間という種の規格がそれまでの常識から大きく崩れ、世界中が壊滅的な混乱に陥った。

この時代は徐々に特異体質となるものは増えていたものの、まだ超常能力を持たない人類の方が多かった時代であり、変貌して産まれた人々全体が社会から迫害を受け、人類そのものが真っ二つに割れて諍いが絶えなくなった。

作中ではこの時代の混乱がなければ、人類はとっくに外宇宙に生息領域を広げるまでに科学を発展させていたと言われている。


そんな中、覚醒した力を使い社会の秩序を乱すものたちによる犯罪件数が増加した事で、逆に覚醒した力を用い自警団的な活動する有志が次々と現れるようになる。

この時の活動を国が世論に押される形で追認し、ヒーロー公認制度によるプロヒーローなる立場・役職が誕生した。


その後、異能者は普通の人(作中現代社会における「無個性」の人)よりも増えていき、人類の変質は『個性』として社会の多様性の1つとして認められるようになる。

現在は超常能力の扱いが法整備され、"個性"の乱用や危険行為、その中でも他人を傷つける事に使った場合はヴィラン(個性犯罪者)として取り締まられる事になった。


何故“個性”と呼ばれるか

かつてまだ“無個性”の人類が多く、「異能」と呼ばれ差別された時代・超常黎明期にある母親が我が子に対して浴びせられた偏見から受ける罵詈雑言に「これはこの子の“個性”です」と訴えた。

この逸話が「“個性”の母」として語り継がれていき、作中の超常能力は「“個性”」と呼ばれるようになった。


現代に置いて"異常なもの"を指す『異能』が『個性』と呼び変えられるようになったのは、当時はマイノリティだった超人たちが後にマジョリティになった逆転の歴史を表している。


ヒーローコスチューム

“個性”の発動原理などは不明だが、その変異した生体部分を培養して“個性”が発動する素材として扱う技術が発達しており、ヒーローコスチュームでは“個性”の発動時邪魔になりがちな衣服を本人の細胞から培養した組織で構成・本人の個性発動時に素材を同期させることが可能になっている。


"個性"婚

自身の"個性"を強化して次世代に継がせることだけを目的とし、配偶者を選び結婚を強いる倫理観が欠如した前時代的発想な婚姻の事。


個性特異点

作中で語られた、一部の研究者が提唱する終末論の一つ。

世代を経る毎に"個性"は混ざり進化していくため、より強力でより複雑化していった"個性"はいつの日か誰にもコントロールできなくなり、宿主たる人類を殺し滅ぼしてしまうのではという危惧。

「個性終末論」とも呼ばれるこの予想は眉唾物の空論とされているが…。


トリガー

“個性”を強化する薬剤。一見弱い“個性”でもトリガーを使用することでその能力を上昇させ、“個性”を鍛えているヒーローに並ぶ強力な能力を振るえるようになる。

質によって上昇幅や持続時間は様々。使用後効果が切れると反動で“個性”がしばらく使えなくなることが多い。


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