概要
"個性"事故とは僕のヒーローアカデミアの個性の暴発による事故のこと(非公式の呼称)。
個性の制御が甘い人が驚いたりぶつかったりすると周りの人に個性を暴発してしまい、その引き起こされた超常現象に大変迷惑する、という話。
迷惑行為として行われるヴィランの所業ではなく、誰かの悪意でもない。つまりどんなご都合個性が対象に掛けられたとしても、そこに特別な理由とか無くていいので創作上超便利というご都合状況でもある。
そう、"個性"事故ならどんな超常がその人に降りかかっても仕方がない。
たとえそれが悲劇でも
タグよりはキャプションに多く書かれている。
例えばこんな状況だと起きるかもしれません
- 特にヒロアカの世界においては世代を重ねるごとに複雑で強力な個性を持つ設定があるため、パニックになりやすく個性の制御も甘い子供がよくやってしまうかもしれません。
- ある程度年嵩でも、あまりの意味のわからない効果と、それでいて無駄に強力な分厄介な個性だったら発動の練習なんてしますか……?いや、使い慣れないままでしょう。
- むしろボケて制御が甘くなってしまったりすることもあるかもしれません。
- あまりの意味の分からなさに個性の効果の全容どころか発動条件すら曖昧になってる人や、発動自体に複雑な手順が必要で逆に無個性扱いされてる人が、たまたま条件を満たしてしまった場面に出くわすかもしれません。
- とある人が故意に制御の難しい個性を与えてくるかも知れません。彼はそういう個性を引き取ることで恩を売るのがライフワークのようです。
原作内においては
そもそも作中で語られる"個性"とは、『4歳までに何らかの形で発現するもの』とされている。多くは親からの遺伝であり、ある程度想定できる人もいる。しかし、隔世遺伝もあれば突然変異もあるため気は抜けない。
言い換えれば、「どのような個性かは発現するまでわからない」ということ。登場する個性の多くは、使い方次第で容易に人を殺めてしまう危険性を孕んでいる。そんな能力がある日突然、使い方を理解していない子供に発現するというのは、考えてみれば恐ろしいことである。
例えば切島鋭児郎は、ある日ふと目をこすった際に"個性"が発現し、右目に傷が残ってしまった。下手をすれば失明していたかもしれない。実際本人も、しばらく自分の個性が嫌になってしまったという。
勿論、発現したばかりでは個性も未発達かもしれないが、それでも想定外の事故は起こり得る。
13号先生の個性なんて「ブラックホール」。個性発現時、周囲は一体どうなってしまったのだろうか。
プレゼント・マイクに至っては生まれた時から個性「ヴォイス」を宿しており、その産声で母と医者の鼓膜を割ったというエピソードもある。
また外伝では毒ガスという個性が原因で体に悪いガスをため込まざるを得ない一般人が登場している。
作中では多く語られることはないが、もしかしたら子供の頃、自身の"個性"でつらい経験をした人がいるのかもしれない…。
二次創作における"個性"事故
上述なシリアスな事案とは裏腹に、二次創作において"個性"事故は利便性の高さから多用される。
ヴィランの襲撃により"個性"攻撃を受けた、助けた市民がパニックで"個性"を暴発させた、"個性"が発現したばかりの子供がコントロールできずに巻き添えを食らう、など。
頻繁にみられるネタは、幼児化(姿だけ、又は、精神年齢含む)、性転換(女体化、男体化)、動物化(一部だけ動物化という例も)、精神の入れ替わりなど。