概要
死に瀕する状態のことである。日常会話では瀕死という単語そのものを用いる事はあまり多くないが、類語である虫の息、危篤、満身創痍などの言葉が用いられる事は結構ある。
実際に何を以て瀕死とするかという定義は難しいし、単語に「死」という言葉が含まれている事から日常会話で使う事はあまりないのでは無いかと思われる。
ゲーム用語としての瀕死
一方でゲーム用語としては瀕死という言葉が結構使われ、RPGに於いてHPが一定(多くの場合は割合)以下になってしまった状態のことを指す。
ドラゴンクエスト等ではキャラクターのステータスが黄色く表示されたり、ファイナルファンタジーなどではキャラクターが膝をついたりと、キャラクターのピンチ状態が表現されるゲームも多い。また、作品によっては瀕死になると攻撃力が上がったり、回避率が上がったりと、俗に言う「背水の陣」のような状態になる作品もあるし、作品によっては敵のHPが減る(つまり瀕死になる)と行動パターンが変わる場合もある(大抵の場合は強力になる)。
最近のゲームでは戦闘不能≠死としているゲームもある為、この場合瀕死という単語を使うのはおかしいし、公式でも瀕死という単語が使われない事が多いが、ゲーム用語として瀕死=HPが残り少ない状態というのはある意味定着していると言えるだろう。
ポケットモンスターシリーズでは、原義の瀕死とは意味合いが異なる。詳しくは「ひんし」を参照。
別名・表記ゆれ
関連タグ
ゲーム用語 死 死神 ダイイングメッセージ 窒息 致命傷 敗北 満身創痍
同音語……品詞