曖昧さ回避
- 日本ジーンズ協会主催の賞。年毎にジーンズ姿で人気を博すなどしたタレント・有名人に授与される。pixivではこちらの意味でタグが使用されている例も存在する。
- 漫画『僕のヒーローアカデミア』に登場するプロヒーロー。本頁で記述。
『というわけで今日もピッチリ平常運行 タイトなジーンズで心身共に引き締めよう』
『私の矯正を待っている者が大勢いる』
『名は願い、己がどう在りたいか?在るべきか?
君はまだ、外を見ようとしていない。
2年生になり、仮免を取得したら、また来なさい』
プロフィール
服を着ている以上抗えない! 繊維の数だけ敵を捕らえる強力"個性"!!
支持率No.1ヒーロー!多くの市民が復帰を渇望
―――僕のヒーローアカデミア 公式キャラクターブック2 Ultra Analysisより
ヒーロー名 | ファイバーヒーロー《ベストジーニスト》 |
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名前 | 袴田維(はかまだ つなぐ) |
個性 | ファイバーマスター |
誕生日 | 10月5日(35) |
身長 | 190cm |
血液型 | AB型 |
出身地 | 岡山県 |
好きなもの | 狼 |
性格 | 何事もビッチリ |
CV | 緑川光 |
概要
ヒーロービルボードチャートJPでは4位→3位(下半期)。
雄英卒業者のクールなプロヒーロー。ヒーローとして活躍するだけでなく、ベストジーニスト賞を8年連続で受賞している。
人物
雄英高校の卒業生でその実力もさることながら、幅広い世代からの人気を集めるファッションリーダーとしての一面も持ち、作中において名前の通りベストジーニスト賞を8年連続で受賞している。
(現実においても2024年の同賞において特別貢献賞を受賞した。)
個性の関係から全身口元迄ジーンズで固めた特徴的なコスチュームを着用する。
ヒーローとしてのプロ意識が非常に高く、「凶暴な人間を"矯正"するのが私のヒーロー活動」という信条を掲げている。
作中多くのヒーローが人命救助やヴィラン退治に重きを置く中で、後輩の育成や矯正に力を入れた珍しい視点の持ち主と言えるだろう。
この点に関してはギャングオルカも一目置いている様で、ヒーローとしてはその道の第一人者である事が窺える。
ちなみに自身が経営するヒーロー事務所『ジーニアス』に所属するヒーロー達は、方針なのか全員ジーンズを履いている。
職場体験に来た生徒にもジーンズを履かせており、「デニム生地こそ正義の象徴」と言わんばかりの彼の並々ならぬ拘りが感じられる。
本人は不良の更生に力を入れているが、事務所には自分に憧れる様な良い子ばかりが集まる事を悩んでいる。
余談だが出身地の岡山県は『国産デニム発祥の地』とされ、いくつかのブランドが世界のデニム愛好家から支持されている。
コスチューム
コスチュームのデザイン上素顔は全面戦争編の時点迄不明だったが、長身に服と髪の間から覗く切れ長の瞳といった外見から、pixivではイケメンとして描かれる事が多い。
後に記者会見時でスーツ姿で現れた際に、首長である事が判明した。
個性
個性は『ファイバーマスター』。
繊維を自由自在に操る個性。
繊細なコントロールにより敵の拘束や強制移動が可能。
デニムが一番操りやすく、スウェットは苦手。
操れる対象は衣服だけではなく、橋梁用の炭素繊維ケーブルのワイヤーを使う事で、巨大ヴィランの拘束や建物の倒壊を支える事も可能。
「人類が服を着ている以上有効」と説明されており、緑谷も「拘束系の技が破られているのを見たことがない」と語っている事からも、彼の実力の程が窺える。
前述の通り、彼と相対したAFOが実力を認めつつも個性を奪う事なく切り捨てている事から、使いこなすにはかなりの熟練を要するテクニカルな個性であると思われる。
必殺技
- 衣服とはすなわち現代の檻
- 着飾りへの自問自答
活躍
爆豪の職場体験先であり、爆豪を指名したのは彼のギラついた性格を矯正する為である。
だが、髪型を8:2迄にしか矯正できず、「根元までプライドガチガチだった」と悔やんでいた。
(爆豪曰く「クセついちまって洗っても直らねぇんだ…」とキレて戻った。)
これには本人も相当ショックだった様で、ヒーロー仲間の前で落胆した様子が描かれている。
神野の悪夢では、脳無格納庫にギャングオルカ、Mt.レディらと制圧するが、オール・フォー・ワンによる介入で部隊を一瞬にして壊滅される。
だが、その際には、仲間たちの衣服を咄嗟に個性で操り退避させる機転を見せ、判断力・技術共に「並の神経じゃない」とAFOからも称賛された。
自身も満身創痍ながらも反撃を試みたが、さらに腹部を貫通する重傷を負わされた。
AFOは彼の個性を「相当な練習量と実務経験ゆえの強さ」と評したものの「弔とは性の合わない」ので不要と個性を奪われる事はなかった。
その後、救護され一命は取り留めるも、ヒーロー活動の長期休業を余儀なくされる。
オールマイトが引退して初のヒーロービルボードチャートJP下半期発表では、復帰を待ち望むファン達の応援もあってNo.3へと昇進した。
同じくNo.3からNo.2へ昇進したホークスによると、支持率では一位らしい。
復帰しようとしていた矢先、敵連合への忠信を示す事を荼毘に要求されたホークスにより脳無から着想を得た仮死状態(殺したと思わせる為)となり、世間では行方不明として報道される。
荼毘からの「効果的な場面で遺体を使うべき」と言う事で共有保管先として連合の息のかかった脳無工場で保存されていた。
3月の超常解放戦線との全面戦争の前にセントラル病院の医療技術で密かに蘇生され、群訝山荘から蛇腔市へと合流してきたギガントマキア、荼毘、スピナー、Mr.コンプレス、スケプティックを前にピンチに陥った緑谷達の前に上空からワイヤーを用いて連合一派を拘束し、職場復帰を果たす。
復活したばかりのためか強く縛る際には目から血涙を流し吐血する程身体のコンディションは万全ではなかったが、山荘でマキアの口に放り込まれた麻酔薬がついに効果を発揮し、希望が紡がれていると確信。
死柄木含めた残りのメンバーを絞め落とそうとするも、コンプレスが自らの身体の一部を圧縮で抉って脱出した事で全員を解放されてしまう。
AFOの人格として目覚めた死柄木が撤退するのを阻止しようとするも失敗に終わり、限界がきて倒れてしまった。
2日後、荼毘によって大火傷を負ったホークスと共に彼の母親が住む家へと向かい、道中暴れるヴィランの食神BOY一味を車から放ったワイヤーで確保し、ヒーローや警察が来ない状況を自らのサイドキックの配置で対処させる。
彼らの家庭事情や過去、どうして荼毘が生まれたのか彼の出自を知る事になる。
それと同時に『ワン・フォー・オール』が一体どういう者なのか緑谷と二人きりで話しているというオールマイト本人にも訪ねた。
そしてデクを始め、オールマイト、エンデヴァー、ホークスと共に死柄木率いる超常解放戦線、AFOの尻尾を掴む為、行動に移す。
第二次決戦では天空の棺で天喰、波動、爆豪、エッジショット、ミルコらと共に死柄木に挑む。
トロイアでの分断時にトガヒミコによって奥渡島に飛ばされてしまった緑谷が天空の棺に合流する迄の間、死柄木の"個性"ではない肉体の成長の攻撃と防御に苦戦を強いられ、その最中で爆豪が死柄木の攻撃で心肺停止に追い込まれてしまう。
すぐに個性で爆豪の傷ついた心臓を縫合。
エッジショットが残りの身体の修復と心肺蘇生を試みる中、蘇生を阻止せんとする死柄木に立ちはだかり、通形の土壇場で放った一発ギャグで死柄木が動きを止め、緑谷の到着で守り切った。
人間関係
上述のとおり、凶暴な性格を矯正する為に職場体験先に引き入れ、彼の髪型も整えた。これには爆豪も「来る場所間違えた……」と後悔する程だった。しかし、ベストジーニストは彼に「ヒーロー名」について説き、「名は願い、外を見る」という事も教え、彼にとってジーニストは師匠とも言える存在になってゆく。
現に、爆豪は「ヒーロー名を最初に伝える真っ先の相手」はベストジーニストにしており、出久にヒーロー名について聞かれても断固拒否。彼が全面戦争にて復帰し、再会した時は
「外は見えたか?
バクゴー!」
「それは仮だ!!
………アンタに聞かせようと思ってた。
今日から俺は大・爆・殺・神 ダイナマイトだ!!」
と豪語していた。これを聞いたジーニストは「小2!?」と渋い顔をしていた。
尚、爆豪からはジーパンと呼ばれている。
僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!
爆豪の職場体験先にて登場。
本編と同様に爆豪の髪をまとめていたがピッチリ主義故に無断で癖毛を切ろうとし、戦闘ではチームワークを乱す爆豪に恥ずかしいポーズをさせる等、彼に痛恨の屈辱を与えた。
最終的には女豹のコスプレ+ポーズを強制させたが、ヒーローの本懐を無自覚に理解していた彼を不思議に思っていた。
この時、何故かカメラを持っていた。
その後、爆豪と緑谷の職場体験の補習で再登場。(緑谷の方はグラントリノと連絡が付かなかった為、纏めて押し付けられた。)
ちなみに、事務所には上記の写真がデカデカと飾られている。
関連イラスト
関連タグ
エッジショット…学生時代の手芸同好会の後輩。