『金欲しさに罪なき女性を拐い、醜悪な欲を満たすなど、まさに獣畜』
「下衆どもめ。この世にも地獄があることを、お前達に思い知らせる」
『必ず見つけ出す…… この伊集院から逃げる術など、存在しない!』
エマ「私が好きなのは美しいお金…… 下衆の持ってる汚いカネに興味は無いの」
「あれだけのことをしておいてよくスヤスヤと眠れるものだ…… 反吐が出る」
「馬鹿め。お前に『後で』などあると思うのか」
「言うまでもない。お前の死装束に決まっているだろう」
「さあ、外道にぴったりの着ぐるみだ」
「おい外道、上を見てみろ」
「彼らは腐肉が大好きでな……お前はロバに皮と一緒に食われるんだよ」
「そうか、それは良かった。華太、すまんな。手を焼かせて」→小峠「いえ、旦那の頼みなんで」
小峠「お嬢ちゃん、ひでぇ目に遭ったな……」
「被害にあった娘さんからすれば、奴らの行為は獣以下。全ての肉を捧げて当然だ……」
「どういう訳か、外道の肉はいつも綺麗に食われる」
対象
依頼者の娘も含めた女性の誘拐の常習犯である半グレのリーダーに執行。
概要
古代ギリシャにて異教徒弾圧目的で行われていた猛獣刑の一種。内臓を抜き取ったロバの死体の中に罪人を詰め込んで丈夫な糸で縫い合わせ、生きたまま数日間放置して、ロバの死体の腐臭に引き寄せられたハゲワシに貪り食わせるというもの。最終的には身体にウジが湧き、眼球まで食い付かれ、罪人は数日でロバの死体もろとも白骨となる。
経過
伊集院本人が、まずは熱湯で強引に外道を起こし悔恨の念があるのか確認する。その後、外道が罵詈雑言んことを言ったことにより一旦、両手両膝を破壊した。そしてもう1度、悔恨の念があるのか確認したところ、それでも罵詈雑言なことを言ったことにより、外道は問答無用でロバの死体の中に入れられ、ハゲワシに食われて死亡した。
余談
なお、罪人の処刑でなく、自然死した人間の遺体をハゲワシに食わせて処理する鳥葬は現在もチベットやゾロアスター教などで行われている。
但し、鳥葬場は野晒しにされた遺体が陳列されている場所でもある為、衛生面が劣悪極まる。故に興味本位で近づくのは絶対にやめておいた方が良い。