『足の不自由な人間を殴り殺すなど、人の出来ることではない』
「ならば貴様らを人とは認めん…… この伊集院に、未成年だなど、一切通じない!」
『人心を解さぬケダモノなど、この世で生きる資格は無いのだ』
「さあ来いクソガキ。好き放題やるのも今日で終わりだ」
「流川、このクソガキどもに生きる資格はねぇ。地獄を見せるぞ」
流川「はい! 17年も生きている事に憤りを覚えています! ぺちゃんこ大会だ! スイッチオン!」
「他人の命を無下に奪う腕など、永久に必要ないだろう」
「世の為、人の為に両腕を破壊しておいた。次は両脚いってみるか」
「何で痛いの? お前らが未成年だから?」
「そうだろうが。年齢なんか関係ねぇ。痛ぇモンは痛ぇ。大事なモンは、大事なんだ」
流川「先生、頭の上のプレス機が準備できました!」
「うむ、最後はこの外道共を、真上から押し潰そう」
「クソ野郎、それは更生の余地がある時だけだ。テメェらにチャンスなど与えるか」
「欠陥品は処分だろ? 人の心が無い貴様らは、ここでジャンクになれ」
標的
「未成年だから少年法に守られているので大した罪にはならない」と言うだけで中年男性、依頼人の息子である車椅子の青年(若槻雄太)に強盗殺人を働いた少年犯罪軍団を率いる「平田ユウジと馬場」に執行。
概要
中世ヨーロッパで行われ、過去に伊集院も執行した車輪刑をヒントに行われた拷問。
罪人を十字に拘束し、その上から鉄槌を振り下ろすことで四肢を破壊するというもの。最終的には真上から鉄槌を落として頭部を押しつぶして殺害する。
経緯
平田率いる少年犯罪軍団が京極組の佐古大和を集団リンチしていたところに出くわし平田と馬場を捕獲、未熟な懸念をする佐古に正論で圧をかけて拷問室に平田と馬場を連行した。
目を覚ました平田と馬場に罪の意識を問うたが「おっさんに将来は無い」「歩けないやつは欠陥品」と暴言に暴言を重ねたためキレた伊集院が流川に指示、同じくキレていた流川が「ぺちゃんこ大会だ! スイッチオン!」と叫んでスイッチを押して平田と馬場の両手両足がプレス機で破壊された。
伊集院は「未成年だから痛いのか?」と平田の下衆の論理をそのまま返し、平田と馬場は「未成年とか関係なく痛い」と醜い命乞いをしたが「未成年だから」とあらゆる悪事を働いた者のそれは通る訳もなく、「欠陥品は処分だろ? 人の心がない貴様らは、ここでジャンクになれ」と伊集院に命乞いを一蹴されて頭を押し潰された。
今回の登場人物
- 平田ユウジ
今回の断罪対象その1。17歳の少年で、少年犯罪軍団のリーダー。ピンク髪が特徴。
少年法で守られている事をいい事に平然とカツアゲや暴行等の犯罪に手を染めている。
障害者である雄太に目が入ったという理由で雄太を袋叩きにし、踏切に放置して自殺に見せかけて殺害した。
最終的に伊集院から「人の心がない欠陥品」と言い捨てられ、プレス機で押し潰されて死亡した。
- 馬場(ばば)
今回の断罪対象その2。未成年の少年で少年犯罪軍団のメンバー。逆立ったオレンジ髪が特徴。
平田と共に行動しており、雄太を袋叩きにし、踏切に放置して自殺に見せかけて殺害した。
最終的に平田と同じ末路を辿った。
- 少年犯罪軍団
平田と馬場の仲間。佐古を痛め付けるが、返り討ちにあった。
- 若槻(わかつき)
今回の依頼人。シングルマザーであり、女手一つで足に障害がある息子・雄太を育てた。
ある夜、警察から電話で「雄太が踏切で電車に轢かれて死んだ」と聞き、当初は自殺と考えていたが、刑事から殺人だと知る。
情報を得る為にビラ配りをし、半グレに絡まれそうになったところを香鈴に助けられた。伍代から真犯人が未成年の平田達だと知り、伍代達の紹介で伊集院に依頼した。雄太が買った赤いバッグを持っており、当初は修復を拒んでいたが、依頼完了後は辛い過去を乗り越える為に修復した。
- 若槻雄太(わかつき ゆうた)
今回の被害者。若槻の息子で、サラリーマン。足に障害があり、電動車椅子で移動している。障害を抱えていながらも、一生懸命努力して仕事をこなしている。
。ある日、女手一つで育ててくれた母親の誕生日プレゼントとして赤いバッグを買ったが、平田と馬場に袋叩きされて死亡し、踏切に放置された挙げ句、電車に轢かれてしまった。
今回のゲストキャラその1。「CODE-EL」の元暗殺者。貴凛町で半グレに絡まれていた若槻を助けた。
メロンパン(瓜生龍臣の焼いたメロンパンと思われる)を食べながら、若槻の事情を聞き、情報屋の伍代千隼を紹介した。伍代の事を「千隼」と呼んでいる事から友人関係である模様。
今回のゲストキャラその2。京極組の若手構成員。
黒焉街で好き勝手に暴れている少年犯罪軍団に落とし前をつけていた。平田達から袋叩きにされるも必死に他のメンバーを倒した。未熟な懸念をした事で伊集院に圧をかけられ、失禁してしまった。
元ネタ
被害者が下半身不随の障碍者であることと、未成年による事件から『大津市身体障害者リンチ致死事件』と思われる。依頼人の息子は新社会人になったばかりの青年でリンチした外道は2名だが、元ネタと思われる事件の被害者は16歳の未成年であり加害者は主犯格と共犯を合わせて5人である(本編のように電車に轢かせてはいないが、頭からコンクリートに叩きつけたり被害者のことを「狸寝入りするからプールに放り込んで目覚めさせよう」と被害者に水をかけたりしていたなどこの事件の加害者たちのやっていることは本編以上の胸糞悪さであり、しかも被害者を物陰に隠した後加害者たちはパチンコ屋に行っていた模様)、この事件は少年法の改正がなされた前日(新法律は同年4月1日施行)だったため、5人は逮捕され大津家庭裁判所は主犯格の2人を刑事裁判にかけることなく少年審判により、初等少年院送致の保護処分を決定。その他の3人は処分なしで釈放されたというらしいのだから、女子高生コンクリート詰め事件の同等の胸糞悪い結果と言っても過言ではないだろう。
余談
障碍者関連
今回の罪人の動機は「障害者は社会の荷物だから殴り殺した」というものであり、この発言は過去に処刑した障害持ちの剣士を侮辱していると捉えることもできる。
当然だが障碍者は罪人たちが言う欠陥品では無い。伊集院が言うように腐れ外道な罪人達が欠陥品である。
少年法
射殺回の罪人と同様今回の罪人は少年法を盾に悪事を重ねていた。YouTubeの漫画動画において少年法は刑法39条と同様この法律は存在意義を問われ続けている内容となっている。
関連タグ
少年犯罪 人種差別 お前が言うな サイコパス 通り魔 DQN
未成年だから何をしても許されるっていうのは大いなる勘違いだよ
依頼者、被害者、罪人と類似する関連タグ
小森正人:姉妹チャンネルのバベル裁判所にて登場するクソガキ。罪人と同じく、少年法に守られてるとタカをくくり金のためだけに人を何人も殺めたなどと罪人と類似している。ただし、こちらは警察に身柄を確保され自身も仲間も同様に死刑となったなど罪人とは違い法の裁きを受けられている。
伊集院茂夫による猛獣刑(ムベンガ):こちらに登場する極右テロリストの護国蒼天会の会長の佐郷は平田や馬場よりもさらに狂った思想の持ち主だった。
伊集院茂夫による灼熱ラック:こちらの罪人の涌井も平田や馬場さらに小森正人と同類だった。