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はじめに

ここではプリキュアシリーズにおける第2話について説明する。ダンガンロンパ魔法少女育成計画といったプリキュアシリーズ以外の第2話については魔の第2話を参照のこと。


概要

プリキュアシリーズにおいて、物語の進行具合や季節毎の様々な「恒例の話」が多数あり、中にはあまりにもショッキングな話だったり、物語の大きな分岐点となる回も存在する。

そんな中、ある種のネタ的な鬼門回として定着しつつあるのが第2話である。

ハートキャッチプリキュア!』以降のシリーズにおいて、何故かこの第2話にてプリキュア達は何かしらの失態を見せている。

物語の序盤において各々の未熟さを見せる事で、それを克服していく為の演出と言えなくも無いが…。



第2話での失態(放送年順)

本記事の起点。花咲つぼみキュアブロッサムに変身するも、プリキュア自体のパワーを全くコントロール出来ずに自滅し、挙げ句の果てに敵前逃亡を図ったり、デザトリアンに握りつぶされそうになったりして、敵味方双方から"最弱"呼ばわりされた。


北条響南野奏が揃ってキュアメロディキュアリズムに変身するが、折しも仲違いしていた時期で双方全く呼吸が合わず、結局ネガトーンにあしらわれ、その後も仲違いは続き、初陣早々"解散"の危機に陥った。


星空みゆきキュアハッピーに変身して、アカンベェに必殺技のハッピーシャワーを放つが、"不発"に終わった。

しかも、この直後に連続使用が出来ない事が判明し、窮地に陥った。


相田マナが親友の菱川六花に自らキュアハート正体を"暴露"した。この後シャルル達に「正体は秘密」と口止めされるが、翌日ジコチューが現れ、迷う事無く六花の目の前で変身した。

その為サブタイトルは「ばれちゃった」だが、実際には「ばれたのではなく、ばらした」というツッコミが各所で多数見られた。


白雪ひめ愛乃めぐみと共にキュアラブリーキュアプリンセスに変身するが、サイアークを目の前にして逃げ出し、相方とも口論になり、プリキュアとしての任務も"放棄"しそうになった。


GO!プリンセスプリキュア第2話ハイライト

春野はるか海藤みなみから手解きを受けていた、バレエのレッスンを復習していて無理をした為に、足を"捻挫"してしまう。

この負傷は後々尾を引き、出現したゼツボーグと戦おうとキュアフローラに変身するが、足の痛みで戦闘不能に陥った。


2016プリキュア流行語大賞ノミネート

リコ朝日奈みらい魔法界魔法学校に連れてきた事と無断の外出及び外泊を教頭に咎められ、学校を"退学"させられそうになった。


宇佐美いちか有栖川ひまりキラキラパティスリーに誘って、プリンを作ろうとしたが、カラメルソース作りの段階で手順や分量計算が"適当"だった為、何度も失敗した。

それを見かねたひまりが、やや"暴走"気味にスイーツのうんちくや知識を語りだした。だが、我に返ったとき過去のトラウマが蘇り、いちかに嫌われたと思い込んでキラキラパティスリーを飛び出した。


野乃はなが教室内でプリキュアの事が話題になっていた場で5年前と同様の事をやらかしかけた(幸いハリーの口止めを思い出し、寸前で踏み留まったが)。

その後、ハリーの家でハリーから「プリハートは後三つある。先ずは一緒に戦ってくれる仲間探しやな」と言われた矢先、「プリキュアは私一人でやる」と言い切った。しかもその動機がかつての高校生のように「他者を巻き込みたくない」というものではなく「一人の方が格好いいじゃん」というものだった為、ハリーを"絶句"させた。


花寺のどかキュアグレースとして初陣を飾った翌日、彼女はパートナーのラビリンから大いに期待されたが、部活の体験入部で10年前並の運動能力の低さを露呈した。それに絶句し不安を感じたラビリンからパートナー"解消"を言い渡された。


トロピカル〜ジュ!プリキュア 2021年

幸いアクアポットはすぐ発見できたのだが、その前にローラが勝手に抜け出した事で騒動になり、学校生活を楽しみたいまなつと、プリキュアの使命が大事と主張するローラで意見が"対立"し、仲違いになってしまった。


和実ゆいマリちゃんからクッキングダム等の事を含め、諸々の説明を受け、その流れでデリシャストーンが破損してマリちゃんが大半の能力が失われた事を知った。

しかし、ゆいは「どーんと任せて! マリちゃんのかわりに、あたしがレシピッピを守る!」と、危機感無く大見得を切った為にマリちゃんを怒らせてしまう。

その後ジェントルーレシピッピを奪いウバウゾーを出現させ、マリちゃんは単身戦いを挑む。そこにゆいが駆け付け、キュアプレシャスに変身するが、戦い方が余りにも単調かつ"無謀"で、爆弾を殴って爆発させる等して、ピンチに陥った。


センシティブな作品

ソラ・ハレワタールエルちゃんと共にスカイランドからソラシド市に飛ばされた翌日、彼女達は虹ヶ丘ましろ祖母のご厚意で自宅に長期滞在を許され、ましろの案内で必要な衣料等の買い出しに出かける。

しかし、途中スマホの音声やショッピングモール、そして設備の諸々に"動揺"してパニックになった。

途中「たとえ火の中水の中、どこにいてもヒーローは冷静沈着でなければなりません。この世界の機械に驚くのはこれが最後です!」と言ったのにもかかわらずである。


キュアワンダフルに変身したこむぎ犬飼いろはが、ガルガルから解放されたメエメエにお礼と共にこれまでの経緯を聞かされ、ニコガーデンの動物達を助けて欲しいと要請を受けるが、「いろはと一緒に」というこむぎの申し出をメエメエが「いろははプリキュアでない」と拒んだ事を拗ねてしまう。

さらにいろはは"迂闊"に兎山悟に相談しようとした為、「ニコガーデンやプリキュアの事は秘密!!」とメエメエを怒らせてしまう。


その後の顛末

いずれの第2話もピンチのままでは終わっておらず、同話後半でプリキュアが勝利する結果になっている。


備考

初代からフレプリにかけては、目立った第2話における失敗は殆ど無い。但し、物語のターニングポイントになった話物議を醸して、永らく「タブー」を産んだ話も幾つか存在する。

この時夏木りんはのぞみと小々田コージの話や、その正体を知った時、嘘や与太話ではない事を認識したが、その時点ではのぞみの誘いを断っただけだった。しかし、この直後現れたギリンマから、それが如何に危険かを直感で見抜き、のぞみに対し、「プリキュアなんて、すぐに辞めなっ!!」と言い放った。

この後の展開は御存知の通りなので割愛するが、夏木りんという少女の人物像やのぞみとの関係等々をアピールしたエピソードだと言える。

一旦誘いを断った人物は多いが、誘ってくれた人物まで辞めさせようとしたのは今の所、彼女のみである。

【7月12日分】水曜日のスク水&競水

メインターゲットの保護者層からクレームが発生してしまうという事態があった。

この時、主要人物の一人蒼乃美希が競泳用水着を着用して、水泳の練習をするシーンがあり、「最初の水着解禁」として話題を呼んだのだが、これが抗議が殺到するキッカケになってしまった。

詳細はプリキュア水着解禁および蒼乃美希水着騒動を参照。

これによって、「Go!プリンセスプリキュア」第28話まで永く水着禁止になる。

この作品の第2話では、目立った失態等が殆ど見られず、久々の平和な第2話となった。

その代わり第1話では、星奈ひかるキュアスターに変身してララ達を助けたまでは良かったが、ララ達の乗ったロケットが故障して墜落するという事態が起こっており、第3話では8年前と同じ事態が待っている。

これまでの2話の出来事とはこれだけは明らかにベクトルが違う。

スピンオフ作品である今作では、メインキャラ6人がなりたい仕事に就けたことが判明しているが、小説のスランプに悩まされてたり、モンスター患者からのセクハラを受けたりと、かなり苦労していることも判明している。


関連タグ

プリキュアシリーズ 第2話 黒い東堂いづみ

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