「こんにちはー!はじめまして、前田敦子です!」
「オハヨウゴザイマス」
「あー待って待って待って!?あああああ!!!あああああ!!!」
「いいじゃないですか?私のことは知ってもらったからわけですよ?だったらもしかすると、また日本に来たときに会いたいと思ってるかもしれないじゃないですか!!!」
「何年一緒にいると思ってるの?」
「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」
「ニャア」
「春巻き知ってます?」
概要
アイドルグループ『AKB48』チームAの元メンバーで、1期生。
2012年2月に発売された「Give Me Five!」でのパートはギター。
元々引っ込み思案な性格だったらしく将来を不安視した母親の勧めでオーディションに参加したのがAKBの入ったきっかけである。
また、トレードマークのひとつに眼鏡があったが、2011年にレーシック手術を受け、視力を回復している。
プロフィール
来歴
選抜総選挙で唯一10代で1位になったメンバーであり、第1回選抜総選挙では当時17歳363日と最年少記録である。また、2度も総選挙で10代で1位になったメンバーでは唯一であり、当時学生で1位になったメンバーも前田が唯一である。
総選挙の順位は、1位(2009年)→2位(2010年)→1位(2011年)。
2012年3月25日の「業務連絡。頼むぞ、片山部長! inさいたまスーパーアリーナ」にてAKB48を卒業することが本人の口から発表された。ちなみに3年後には川栄李奈も同じさいたまスーパーアリーナで卒業発表している。
仲谷明香は中学時代の、増田有華と仲川遥香は高校時代の同級生である。
そして2012年8月24〜26日の東京ドームコンサートを終えた翌日、AKB劇場で最後の公演を行い、AKB48を卒業した。また、板野友美も同じ1年後の8月27日に卒業した。
2018年7月30日に俳優の勝地涼と交際半年でスピード結婚した。ちなみに結婚した当日はNMB48の山本彩が卒業発表した日でもあった。更に9月15日に第1子を妊娠中であることを、所属事務所を通じて発表した。しかし当日は歌手の安室奈美恵の引退ライブがあったため、あまり話題にならなかった。
2019年3月に男児を出産した事を夫の勝地がInstagramで発表した。ちなみに出産を発表した10年前には「10年桜」がリリースからちょうど10年目だった事もありネットで話題になった。更に元メンバーの菊地あやかが第3子を妊娠中であることを報告し、現在9ヶ月で4月出産予定であることを発表した。また、当日は高橋朱里が卒業発表し、韓国のPRODUCE48グループのWoollim(ウリム)エンターテインメントから再びデビューする事も発表した。
2021年に勝地と離婚。親権は前田が持つこととなったが、子供にとって両親がいたほうが都合の良い場合は一緒にいることもあるらしく、円満離婚だと思われる(離婚発表以前から、勝地の多忙さが原因ですれ違いが多くなっていることが一部週刊誌で報じられており、なかなか勝地が家事に参加できなかったことも原因の1つと考えられる)。
前田からの直接指導
上記の様にどちらかと言えば引っ込み思案であまり自分から表に出るタイプではない前田だが、彼女が珍しく直接前に出て後輩達に話した一件がある。それは、2011年7月22〜24日に行われたコンサート「よっしゃぁ~行くぞぉ~! in西武ドーム」リハーサルでのこと。
高橋みなみ「『マジジョテッペンブルース』をやったんですね、百何十人で。私は途中からしか出番が無いから、後ろで見ていたんです。そしたら、ビックリしちゃって…。研究生の子たちなんですけど、踊れてないんですよ。もちろん全員って訳じゃないし、後ろの方だから少し気を抜いていたのかもしれない。でも、一番大切な一生懸命さがほとんど伝わってこないんです。この子たち、これでステージに立つつもり? って思い、血の気が引きました。それで私、声を張り上げて、『今のじゃ人に見せられないから、もう1回、もっと一生懸命やってくれる』と。それでちょっとはマシになったけど、まだまだ振付は出来てないし、歌詞のうろ覚えの子がたくさん居て、そんな状態じゃ、そもそも一生懸命やりたくても出来ないんですよ」。高橋はレッスン後、AKBの正規メンバーを除いた研究生と他グループのメンバー約100人に集合をかけた。
高橋「確かにこの曲は、研究生はもちろん、SKE48やNMB48もほとんどやった事が無いのは分かります。それに前日に始めて振付を教わったから、まだ体に入ってないのも分かるんです。でも、あの西武ドームでやるんだよ?たくさんのお客さんが観に来てくれるんだよ?自分で練習して来ないと」。スタッフ側にもミスがあった。歌詞を覚えていなかったのは、手違いにより配られていなかったからだった。
高橋「スタッフさんに対しても、後輩たちの代わりに抗議もしました。でも、それをあの子たちには言い訳にして欲しくなかったんです。もっともっと大きくなって欲しいから。だから、あえて心を鬼にして叱りました。相当キツイことを…むしろ出ない方がいいとか、こんな状態なら一緒にやりたくない!とまで言ったんです」。あるメンバーは何度もうなずき、あるメンバーは悔し涙を流したという。この様に高橋が檄を飛ばす場面は、今までに幾度も見られた。しかし、この日違っていたのは、前田も高橋の真横に立っていたこと。
高橋「練習が終わった時、あっちゃんが私に、『たかみな、これから(後輩達に説教を)言うんでしょ?』と聞いてきたんです。『うん、言おうと思ってるって』。ここまでは、いつも通りなんです。なのに、『私も言っていい?』って言ったんですよ!?初めてですよ、あっちゃんがそんな事を言うのって」。高橋の説教が終わりかけた時、前田が100人を前に声を張り上げた。「『もっと一生懸命やろうよ!私たちが居なくなった後に、AKBを背負うのはみんななんだよ!』って。あのあっちゃんが叫んだんです。『私たちは、見本にならないかもしれないけど、悪いところを真似しちゃダメだからね!』みたいな事も言ってました。私、ちょっと感動してしまって…。あっちゃん、変わったなって」。今まで前面には立つ事は無かった前田。何が彼女を変えたのか。
高橋「どうした?って聞いたら、ドラマ『イケパラ』の収録で男の子の世界を見てるんだけど、先輩が若手の子に『お前、一生懸命やれよ』とか熱く叱ったり、アドバイスしたり、褒めたり。言いたい事を言い合うのを見て、AKBもそうなりたいと思ったって。自分も見てるだけじゃなくて、言わなきゃいけないって思ったんだよねって」。高橋と前田が去った後、いくつかの輪に分かれ、泣きながら話し合う後輩がいたという。
高橋「あとで島田晴香からメールが来たんですよ。『あんなこと言わせてすみませんでした。あれから研究生で残ってみっちり練習したので、明日は少しはマシになってると思います』って。あぁ、伝わったんだなって、ホッとしました」。
これは将来のAKBを引っ張っていける後輩の出現を、おそらくメンバーの誰よりも待ち望んでいる前田だからこその行動であったことは言うまでもない。女優として他の現場で活動しつつ、そこで学んだ事をAKBにもフィードバックさせる。それがAKBを変え、さらに成長させるのである。
『AKB0048』での前田敦子
「優子、アキバスターを守って。そのためにはあなた自身が輝くの」
「その光をアキバスターがもっと強い光にしてあなたを照らし光り輝かせてくれるわ」
詳細は該当の項目を参照されたし。
出演作品
映画
『あしたの私のつくり方』2007年
『伝染歌』2007年
『那須少年記』2008年
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』2011年 - 川島みなみ
『さよなら、歌舞伎町』
『シン・ゴジラ』
テレビドラマ
『栞と紙魚子の怪奇事件簿』2008年 - 紙魚子
『太陽と海の教室』2008年 - 船木真由
『マジすか学園』2010年 - 前田敦子
『大河ドラマ 龍馬伝』2010年 - 坂本春猪
『Q10』2010 - Q10
『桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜』2011年
『マジすか学園2』2011年 - 前田敦子
『花ざかりの君たちへ 〜イケメン☆パラダイス〜2011』2011年 - 芦屋瑞稀
『ど根性ガエル』
関連動画
関連イラスト
関連タグ
外部リンク
こちらのWikiサイトにも前田敦子の項目が存在するが、正確性よりもネタとしての面白さを優先した結果、その性質上読めば読むほど前田ひいてはAKBへの偏見・排他かつヘイトに満ちた言い回しが推測込みで見られるため、記事の閲覧には注意してほしい。