概要
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1970年から1976年にかけて掲載されていた漫画作品。作者は吉沢やすみ。
1972年10月から2年間にわたり朝日放送の制作でTBS系列局他で放送された(放送当時朝日放送はTBS系列局だった)。その後、1981年9月から1982年3月にかけて、「新・ど根性ガエル」というタイトルで、日本テレビ他で放送されている。
昭和の名作アニメの一つであり、人情味ある作品である。
大鵬薬品工業の胃腸薬「ソルマックシリーズ」のテレビCMに起用され。
現代バージョンとなり30歳になったひろしは京子とも結婚し、ピョン吉をくっ付けたままサラリーマンとして働いている。
2015年7月~9月、松山ケンイチ主演のドラマがテレビ大分を含む日本テレビ系列で放送された。原作から16年後のアフターストーリーとして実写化された。
2024年2月~、DLEとKDDIの共同制作によるWEBアニメブランド『スキマノアニメ』の第2弾として、そろ谷が脚本を担当する公式スピンオフ『ど根性ガエルやねん』が配信されている。
ストーリー
一匹のカエルが、地元の中学生ひろしが小石につまずき倒れこんできた拍子に潰されてしまう。
しかしなぜかそのカエルはひろしのTシャツに張り付き、ド根性で生還。以降「平面ガエル」のピョン吉として生きてゆくことになる。
登場キャラ
ここではアニメ版と実写版の登場人物紹介
声優は旧版(1972年)、CM/実写版の配役(2015年・ピョン吉役の満島ひかりは声のみの出演。)
- 本作の主人公。頭に載せているサングラスが特徴。ピョン吉をシャツに張り付けてしまった中学生。京子が大好き。
※TVドラマ版では中学生の頃と変わらないまま30才過ぎても定職につかずぶらぶらとしていたが、ゴリライモが社長を務めるパン工場で働くこととなる。
- 本作の主人公で潰されても「根性」で生き続け、更に喋れるようになってしまった蛙。どこをどう動いているのかやたら力が強く、「口にくわえた紐につないだ車をひっぱって移動し、走行している電車に追いつく」という離れ業をやってのけたこともある。泳ぎも達者。
※TVドラマ版では昔と変わらないままで下町では知らない者はいない有名人…いや、有名ガエル。ココ最近、Tシャツから剥がれかける異変をきたしていた…
- ひろしのクラスメートで彼のガールフレンド(?)
※TVドラマ版ではひろしとは違う男性と結婚したものの離婚し下町に帰ってきた。いわゆる出戻り女。
- ひろしの後輩で「あっし」「やんす」が口癖。
※TVドラマ版では下町をパトロールするお巡りさんに成長。
ゴリライモ(五利良イモ太郎)
- ひろし達と同じ中学の先輩で体格のいいガキ大将。
※TVドラマ版ではなんとビックリ!真面目に働き、家業のパン工場社長!昔の縁でひろしを雇っている。
- 近所の寿司店「宝寿司」の若い職人。南先生とは恋敵。
※TVドラマ版では寿司屋を継いで一人前。いまだ独身。
- 美人の先生で原作では国語、アニメでは英語を担当。
※TVドラマ版ではいまだに独身。さっさと結婚しろ!「美人過ぎる」と実際ネットでの反響がすごいことになっていた。
CV:仲村秀生
- 数学及び体育を担当してる先生。ヨシ子先生に惚れており、梅さんとは恋敵。
※TVドラマ版には未登場。
- 年輩の先生。ひろしたちの担任。口癖は「教師生活25年」
※TVドラマ版では校長先生となっている。当然台詞も「教師生活41年」。ひろしがたびたび学校を訪ねてくれることは内心、喜んでいる。
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懐かしアニメ 少年ジャンプ 吉沢やすみ カエル Tシャツ 根性 平面化
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おそ松さん:人気ギャグマンガのその後を描いた作品であり、主人公たちのその後の境遇がドラマ版と同じ。