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概要編集

東京都出身。本名・中村秀男(なかむら・ひでお)長野県上田高等学校を経て信州大学卒業。現役時は東京俳優生活協同組合(1960年創立時のメンバー)⇒同人舎プロダクション⇒新企画⇒ぷろだくしょんバオバブ黒沢良事務所81プロデュース所属⇒フリーランスだった。


新劇演出家を目指して上京し、1956年舞台芸術学院に入学。1957年に新演劇研究所に入所。1959年に劇団新演の結成に参加する。


太平洋テレビジョン芸能部に在籍したのをきっかけにマスコミ出演を始める。劇団解散などの事情もあり声優、ナレーターなどの声の仕事が中心となる。


端正なバリトンの声質から理知的な役柄が多く、『あしたのジョー』の力石徹役、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの島大介役で知られていた。


1990年代より病気療養のために持ち役を降板し、長らく現役引退の状態にあったが、2011年に完成した自主制作の記録映画『甦る里山』ではナレーションを担当し、久々の新規の出演作となった。しかし、CS放送ファミリー劇場での『宇宙戦艦ヤマト2199公開記念特別番組〜新生ヤマト発進宣言〜』(放送日時/2012年4月6日(金)21:00〜21:30/東北新社)でも番組ナレーションを担当してからは再び出演作がなくなり、それらのナレーション業が結果的に生涯で最晩年の出演作となった。


2014年7月30日東京都立松沢病院にて入浴中の事故により死去。数ヶ月前に再び体調不良に陥り、病院通いになった矢先での悲劇だった(ただし、死去が報道された際には、関係者の意向により死因は非公開とされた)。享年78。


『宇宙戦艦ヤマト』シリーズでは仲村が死去する6ヶ月前の1月27日には同作品で島大介と同じく「ヤマト」のクルーメンバーである機関長の徳川彦左衛門と艦医の佐渡酒造を担当していた永井一郎が死去しており、ヤマトファンや声優界も相次ぐ訃報に深い悲しみに包まれた。

主な出演作品編集


フレデリック・ローデン@銀河漂流バイファム*4

ムゲ・ゾルバドス@超獣機神ダンクーガ*5

フランチェスク・ロムスキー@銀河英雄伝説

本郷俊介(本郷コーチ)@アタックNo.1

隼太郎@スカイヤーズ5


*1 一度目の引退後にリリースされたゲーム作品『ボクシングマニア』では、堀秀行が代演。

*2 一度目の引退後にリリースされたゲーム作品では、田中秀幸が代演。なお、現役時に制作された『完結編』では収録時に胃潰瘍による体調不良のため、ささきいさおが代演している。

*3 テレビアニメ第2作では田中秀幸が担当。

*4 引退後に制作された外伝作品『バイファム13』での後任は藤本譲

*5 引退後にリリースされた『スーパーロボット大戦』では、稲田徹が担当。

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