概要
サンリオが手掛ける共同企画作品、「まいまいまいごえん」に登場するキャラクターの一人。
プロフィール
容姿
茶髪のポニーテールで、髪はピンク色のシュシュで結っている。瞳も茶色。
服装はピンクの長袖シャツの上に白い半袖シャツと、黒いスウェットパンツの上にピンクの半ズボン、ピンクの靴を履いている。
象牙色のリュックを背負っており、岡田同様、腕に腕章をし、名札とホイッスルを首から提げている。
人物
みんなから好かれている頼れる先生
岡田ユウの先輩保育士。26歳、保育士歴4年。
優しく頼れる頑張り屋なため、園児たちだけでなく保護者や保育士たちからも好かれている。
ゆぅろぴあに迷い込んだあとも、子どもたちに不安を与えぬよう気丈に振る舞っていたが……。
基本的に他の人物からは「ルミ先生」と呼ばれるが、ライムからは「ルミちゃん」と呼ばれている。
疑惑
カエルタマゴによると、ゆぅろぴあは本来子どもしか入れないらしく、岡田先生とルミ先生はイレギュラーという。岡田に関しては原因不明なものの、ルミは「赤ちゃんの方に引っぱられた」と推測されている。この赤ちゃんとは、精神的なことか、はたまたお腹の中の胎児のことか……
関連イラスト
関連タグ
チアリーチャム:まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおけるコラボ相手。
以下、ネタバレ注意
「あ゛~~っ!うぇえ~~ん!!」
ゲーム版、漫画版共に展開が違えど、岡田に自身のメダルを最後の一枚以外託すものの、岡田が目を離した時期に、幼児退行してしまう。
食べ物は哺乳瓶からのミルクしか飲まなかったり、赤ちゃん言葉になり泣き叫んだりと、振る舞いは赤ちゃんそのもの。
マモルいわく、「幼児退行は心の防衛反応であり、本当のルミ先生からは程遠いもの」とのことで、ゾーヤも現実逃避と推察している。
カエルタマゴによれば、「何も知らない、関係ない」とのことだが…
なお、利用規約によればゆぅろぴあに滞在するメダルは「赤ちゃんは必要ない」らしく、カエルタマゴもルミ先生の分のメダルは徴収しなかった(だが、脱出する際にはメダルが10枚必要とのこと)ので、完全に赤ちゃん扱いされている。
そのため、ヒカルやマリア等がルミ先生の面倒を見ることになった。
一部のプレイヤーの中には、幼児退行してしまった大人を幼児が世話するというシチュエーションで、危ない性癖に目覚めたという声もチラホラ…
この先、ゲーム版第三話および漫画版10話以降のネタバレを含みます
ゲーム版第三話で、言葉を喋るようになった。
とはいえ、それ以外は幼児退行したままである。
マリアは「成長した」と解釈している。
が、その一方で、「これ以上成長すると赤ちゃん扱いされなくなるのでは?」と不安視するプレイヤーもいた。
そして第四話にて自力で立てるようになった。このとき集金の時間だったため、そのまま赤ちゃん扱いではなくなり、メダルを徴収される……と思われたが、見逃された。次の日、歩けるようになったルミ先生はみんなと共にアトラクションの元に向かう。
漫画版では同時に話せるようになり、(マリアの手を借りながらも)立つようになった。
この先第四話の結末のネタバレがあります。未クリアの方はクリア後の閲覧を推奨します。
アトラクション「バイバイスロット」にて、1人の尊い犠牲はあったものの、32枚のメダルを獲得した一行。だが、精神的に限界が来てしまったある人物が暴走し、メダルを奪い、妹を連れて出口に向かってしまう。他の子どもたちが彼女らを追いかける中、ルミ先生は1人別方向へ行ってしまい……
「ル、ルミ先生……!?いつの間に……!」
脱出ゲートがある、広場の大木までやってきたライオンとライム。岡田とゾーヤが追いついてから間も無く、なんとルミ先生がやって来た。紆余曲折あった後、ライオンは妹のライム、そしてルミ先生を脱出させる。(詳しくはライオン(まいまいまいごえん)にて)
こうして、ルミ先生はライムと共にゲーム版最初の脱出者となった……。
ここからは漫画版13話・14話のネタバレが含まれています。
▶︎はい(このまま下へスクロール)
いいえ
「あのねルミちゃん」
「"大人"はここにはいらない」
夜、ある人物が彼女を起こしてしまう(と言うより、意図的に起こしたと言う方が近い)。そして、会話する事が出来るルミ先生を見たその人物は、
「中の子が出て来たわけでもないし…巻き込まれ事故だろうね」
と語る。
「?なかのこ…?」
そして上記の台詞を発し彼女に何かをした(何かまでは描写されていない)。
中の子というのは、ゲーム版でのカエルタマゴの台詞からしてもやはり、赤ちゃんの事なのだろうか…。
そして次の日。ライオン(上述のゲーム版と違い、漫画版では彼女は生存している)とライムに起こされて岡田が起きると、ルミ先生がいなくなっているとライオンから言われる。ゆぅろぴあ各地を探す岡田一行だったが、見つからず脱出ゲート付近までやってくる。そこでライオンが見つけたのはルミ先生の従業員証。
アトラクション・ミラクルジャッジパレードを開始するためにやって来たカエルタマゴ一行にルミ先生の居場所を聞くライム。しかしカエルタマゴの回答は
「…ゆぅろぴあニ大人ハイラナイデミ」
ゾーヤが、カエルタマゴ達がルミ先生を追い出したのかを尋ねると
「デミタチハソンナ権限ナイデ…」
と、自分達はそのようなことは出来ないと答えようとするが、先ほどのある人物により口止めされるのであった…。
果たしてルミ先生は、"大人"だからゆぅろぴあから追い出されてしまったのだろうか?同じく"大人"であるはずの岡田はなぜ追い出されないのだろうか?
以下、ゲーム版最終話のネタバレ
園児たちが脱出への道にたどり着いた時、そこには脱出したはずのルミ先生とライムがいた。
ルミ先生は幼児退行したままであったが、ライムが自分達だけ脱出はできないと、その場に残っていたのである。
そして、園児たちがゆぅろぴあを脱出してから時が経ち、卒園式の日。
ルミ先生はその場にはおらず、手紙が届く。
そこで改めて妊娠している事が明かされた。
ゆぅろぴあに入る事が出来たのも、カエルタマゴが言っていた通り「赤ちゃんの方に引っぱられた」からだったのである。