概要
サンリオが手掛ける共同企画作品、「まいまいまいごえん」に登場するキャラクターの一人。
プロフィール
容姿
髪色は水色で、瞳の色も水色。
羊のような角と毛、恐竜のような足と尻尾が付いた着ぐるみを着ている。
顔の部分と両手以外、肌は露出しておらず、靴は履いていない。
人物
人懐っこいパントマイマー
おおらかで人懐っこい愛されタイプ。
喋ることが得意ではないため、言葉にせずにジェスチャーやパントマイムで会話する。
記憶力や観察力に長けているのだが、なかなか相手に自分の思いを上手く伝えられない……。
だが、ゾーヤ、ヒカルなど、彼の言いたいことがわかる人物もおり、コミュニケーションには苦労していない様子。なお、岡田ユウは完全には理解していない。
ただ、これは本人の動きなどもあって伝わっているらしく、静止画等だと伝えたいことは本人以外分からない様子。
一人っ子であり、姉のライオンがいるライムのことが羨ましいらしい。
マリアからのあだ名は「ヒツジちゃん」。
タイアップ曲
「変わらない」って 変われないって…
ダイヤは他のキャラクターとは違い、2023年5月29日17:00まで、イメージ楽曲を募集という形をとっていた。
MVは8月31日に公開された(余談だが、この日はシンタの誕生日であり、漫画版11話中編の更新日でもあった)。
関連イラスト
関連タグ
ウィッシュミーメル:まいまいまいごえん×サンリオキャラクターズにおけるコラボ相手。
ネタバレ
ここからはネタバレが含まれています。
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実は喋ることだけでなく、文字を書くこと、読むことも苦手。筆記ではなくパントマイムなのもこの影響と思われる。
前述の記憶力が良い点も含めて、ディスレクシアとサヴァン症候群を抱えているのでは?とも考察されるが、未だにダイヤの過去は明かされていないため、真相は不明。
漫画版のブロックアンサーにて、おたすけコールに選ばれた際、過呼吸になっていた。
一切声を出すことが出来ず、伝えるのを諦めかけたが、床をトントンと叩くカナタを見て、受話器の叩いた音で選択肢を伝える方法で、なんとか答えることが出来た。
※以下、さらなるネタバレ注意
ゲーム版5話終盤にて(それまでの展開はカナタ(まいまいまいごえん)を参照)。
謎の女性からの電話と、ダイヤの励ましによりカナタを助ける事にしたヤギさんチーム一行。
ヒナタを追いかけるカナタは逆走するベルトコンベアーの上を必死に走るが、段々プールの方へ傾いてしまい、とうとう落ちてしまう。このままでは先程起きた様な事になりかねないも、どうすることも出来ないカナタ。タマゴにされる寸前…。
「…………!」
ダイヤがカナタの手を掴んだ。
「ダイヤ、ナイス!」(アキ)
「みんなで引き上げよう!」(岡田)
こうしてカナタはギリギリのところで助かったのである。
全員でカナタを引き上げるも、少女に裏切られたカナタは皆を信用せず、「僕が痛い目にあっているのを見に来ただけ」と意地を張る。
だが、ダイヤはただ、何も言うことなく、カナタの手を握り続けた。
「言葉にしないとわからない」と言うも、なおもダイヤは手を握り続ける。
ついに、根負けしたカナタは…
「……ご……
こ゛め゛ん゛な゛さ゛い゛……。
たすけて……。 あやまるから、ヒナタを、たすけて……!」
初めて、「カナタ」として、謝罪と正直な気持ちを口にした。
その後、ヒナタを追いかける効率のために岡田とダイヤだけがアトラクションを進む事になる。
しかしここからアトラクションは異常に難しくなる。記憶のアトラクションでは…。
「な、なんだ今の…!?」
「こんなの、覚えさせる気がないだろ…!!」
覚える記号がフラッシュ動画のように変わっていく。しかし…。
「………。」
「あっ、ダイヤ!?」
「っ!」
なんとダイヤはこれを見事にクリアする。園児の本気と言うべきだろうか、それともカメラアイの持ち主なのだろうか…。
第四ラウンド。ヒナタの入っているボールを探すも、どれも中身は空であった。しかしダイヤはその洞察力で過ぎていくボールの中からヒナタが入っている物を見つける。そしてプールに飛び込むダイヤ。
再び脱落の危険が迫るが、今度は、カナタが駆けつけてきた。
「ごめん、ヒナタ…」
ヒナタではなく、友達のダイヤを選び、心の中でヒナタと別れを告げるカナタ。
そんなカナタに応えてか、ヒナタは笑顔を見せる。
『大事な友達の手、離すなヨ』
「……ありがとう、ヒナタ。
……さようなら。」
なんとかダイヤは引き上げられ、ヒナタも岡田の手により、救出されていた。
カナタは岡田からヒナタを返されるが、ぬいぐるみが手元に戻っても、ヒナタの声は聞こえなくなっていた。
「……あ、あり…… ……う……」
岡田とダイヤ達に対して、感謝の気持ちを伝えたのであった。
そしてカナタは、いつものニヤニヤした顔ではなく、晴れやかな笑顔を見せるのであった。
こうしてカナタは心の成長痛を乗り越えたと言えるだろう。そしてダイヤとカナタの間には友情が芽生えたのである。
……しかし、ダイヤは5話でも言葉を発しておらず、ダイヤが心の成長痛を乗り越えたかは不明である。