イチゴマン
いちごまん
ハローキティ生誕40周年記念イベント『ハローキティアート展』から生まれた。公式誕生設定は2011年。差別化戦略を図るため、ハローキティとしてではなく別キャラクターとして展開を行っている。
ある日キティが図書館で見つけた古い絵本の中からイチゴ型のスマートフォンを発見する。(なぜ古い絵本の中にスマートフォンがあるのかとツッコんではいけない)その時、『邪悪な心を砕くため、ハローキティ、変身するのだ!!』という声に導かれ、スマートフォンを天空に掲げ、みんなで合唱する「パワー・ザ・キティ!」の声が数百万ヘルツに達するとキティはイチゴマンに変身する。人の邪悪な心が生み出したモンスターを倒すことがイチゴマンの使命。いうなれば、『ウルトラマン』シリーズのヤプールのマイナスエネルギーとか『STARWARS』のダークサイド(暗黒面)みたいなものから人々を守るために戦う。
…って、ヘルツって音の高さを示す単位でしかも人の可聴領域は20~20000ヘルツなので普通に考えると人の声で変身は叶わないと思うのだが…
音の大きさを表す単位はデシベル(またはホーン)なのだが、仮にヘルツをデシベルに置き換えるとどうなるかはステカセキングを参照されたし。つまり変身する前に塵になるわ。
なお、ハローキティの公式の誕生日は11月1日であるが、
キティが、初めてイチゴマンに変身した日である、1月15日をイチゴマンの誕生日と公式の設定としている。
なんとなく鉄腕アトムっぽい。
なお女の子で「マン」とつくが、性別は特に存在しない(『ZIP』12月12日「ショービズきてるね」コーナーにて)
どうしてこうなったか、というと、ハローキティデザイナーの山口裕子曰く「男の子にも人気が出るように」と語っている。
主な技はイチゴパンチ、イチゴキック、頭部から出すイチゴビームなど。
サンリオピューロランドで実際にヒーローショーもやっている他、コミックポータルサイト「comip!(コミップ)」内の「イチゴミン」で2016年3月15日から、ウェブ漫画の掲載も行っている。しかもシナリオは数々の特撮番組で脚本を執筆した井上敏樹が担当している。そのうえ企画及び担当編集は仮面ライダー555で草加雅人を演じたことで有名な村上幸平である。携帯電話を使って変身するのってそういう……。
また、コミカライズ版も存在する。