プリッと参上!プリッとおカイケツ!キュアオシリィ! どうぞ、お見シリおきを!
CV:小林由美子
概要
『クレヨンしんちゃん』と『わんだふるぷりきゅあ!』との双方向コラボ回に登場する野原しんのすけが変身するプリキュア。
ガルガルを助けようとして苦戦するキュアワンダフルとキュアフレンディを助けようとした野原しんのすけが空から降ってきたワンダフルパクトで変身した姿。
コスチュームは紫と黄色をベースにしている他、瞳の色が黒から青に変わっている。
キュアワタアメと色違いでお揃いのコスチュームだが、こちらは頭に紫色のハート形の飾りで黄色のショートパンツが追加されている。
何気に史上初の男児のプリキュアでもある。
戦闘能力
プリキュアに変身した事で身体能力が大幅に強化された……と思われるが、元々しんのすけは何度も世界を救う程の5歳児らしからぬ超人的な身体能力の持ち主である事に加え、ワンダフルやフレンディと同様に基本的には「戦うプリキュア」ではないので、これといって目立った戦闘力の強化は見られない。もちろんアクションビームも撃てない。
一話限りのゲスト戦士的な扱いなので際立った活躍は見られなかったが、お尻を使ってフリスビーを投げてガルガルを翻弄する、吸盤のごとく吸い付くキスで不快感を与える形でガルガルを元の姿に戻すなど、プリキュアになってもしんのすけらしいおバカっぷりは健在。
余談
- 決め台詞の元ネタは『快傑ズバット』及び『おしりたんてい』か。彼は当時まだ覚醒していなかった彼女の代役とも言える。
- 『快傑ズバット』の主人公・早川健は探偵なので、両者は全くの無関係でもなかったりする。
- 嘗て変身した仮面ライダーしん王の名乗り「力と技の風車が回る、父よ母よ妹よ!」の元ネタは『仮面ライダーV3』だが、主演は『快傑ズバット』と同じ宮内洋である。意識したのか偶然か……?
- 何気にしんのすけは中の人ネタでは無く、唯一明確な本人が仮面ライダーとプリキュア双方への変身を経験する偉業を達成している事になり、ニチアサで変身していないのはスーパー戦隊のみになった(一応、海外限定のグッズではスーパー戦隊の衣装を着ており、戦隊のパロディとしては『SHIN-MEN』がある)。
- オシリィには「馬鹿な~」を意味する「silly」の意味も入っている。たまたまか狙ってか……?
- 作中にてアクションビームを出そうとしたり、飛べない事を嘆いていたが、『わんだふるぷりきゅあ!』は上記の通りガルガルの保護が目的で最低限の力しか出せない為、彼が思い描く理想のプリキュア像とは程遠い(これがヒーローや戦争の要素があるが故に高スペックな去年や10年前のプリキュアなら兎も角、ただし敵幹部が相手の時には普通に肉弾戦をすると思われ必ずしも最低限の力しか出せないとは限らないと思われる)。後者に関しては大体のプリキュアは跳躍力はあっても飛行能力は基本皆無だが、わんだふるぷりきゅあに関しては後にあるキラリンアニマルの能力を借りる事で飛行能力を取得できるようになった。
- 去年登場した彼とは違い、元々しんのすけ自身が女装は勿論、様々なコスプレを披露しているからか、コスチュームも従来のプリキュアの様な女の子が着る可愛らしいデザインとなっている。
- 変身のBGMはアクション仮面の唄をアレンジしたものである。
関連タグ
オラ、プリキュアだゾ(登場エピソード)
キュアワタアメ(相棒)
仮面ライダーしん王、しん・仮面ライダー:どちらもコラボエピソードにおいてしんのすけが変身したコラボレーション形態。