概要
明の永楽15年(1417年)に「承天門」として建設され、清の順治6年(1651年)に再建されたときに「天安門」という名に改められた。
この天安門という名称は「天上の平和の門」という意味にも取れるが、満州語の名称は「天命を受けて安定した(平和な)国を治める」の意であり、それを省略した形と考えられる。
なお、昔は紫禁城の北にある景山のさらに北に「地安門」があった。
1949年10月1日に行われた中華人民共和国の建国式典で、毛沢東は建国宣言をこの門の上で行った。それ以降北京の象徴とされる。