1.クレヨンしんちゃんの番外編のひとつ。本項で解説。
2.クレヨンしんちゃんの劇中劇のひとつであるアニメ。こちらは正確には「エンピツしんちゃん」。内容はクレしんのセルフパロディ的内容で、しんのすけに似た、要するにお下品な少年が主人公。
概要
「もしもしんのすけが小学生だったら」をテーマに、小学校に進級したしんのすけが騒動を巻き起こす。
原作では29巻から始まり、アニメでは2001年に始まった。
原作は現在7話まであり、アニメは原作の1〜3話と算数の話がアニメ化されたほか、チョコビ工場見学の話は幼稚園のエピソードに変更する形でアニメ化された。
2021年4月24日は、同じく学園を舞台にした劇場版『謎メキ!花の天カス学園』の公開を記念してマカロニえんぴつとコラボしたアニメオリジナル新作が放送された(漫画「新クレヨンしんちゃん」にも登場)。
登場人物
本編からの人物
おなじみ主人公。本作ではアクション小学校の1年1組の児童。
相変わらずのおバカっぷりだが、運動神経はなかなかのもの。
ともにしんのすけと同じ1年1組であり、本作でもしんのすけのクラスメイト。
本作ではアクション小学校の1年3組の児童であり、しんのすけたちとは別のクラス。
原作、アニメともに長らく名前のみの登場であったが、原作ではマカロニえんぴつしんちゃんにて登場し、歌を披露した。
本作では私立の小学校に通っており、かすかべ防衛隊の中で唯一違う学校に通っている。
原作では名前のみの登場だが、アニメでは私立小学校の制服姿で登場している。
しんのすけの母。相変わらずのしんのすけのおバカっぷりとそれをマネするひまわりに手を焼いている。
しんのすけの妹。本作では2歳に成長しており、歩いたりしゃべったりするようになった。
1話ではゴミ出しに行くみさえに、しんのすけから教わったのか、ふりんちちゃだめよーっ!と声をかけた。
しんのすけを「お兄ちゃん」、みさえを「ママ」と呼ぶようになっている。
ふたば幼稚園の先生。原作では未登場だが、アニメでは1話に登場しており、なぜかしんのすけと風間くんを小学校までバスで送っていく羽目になる。
なお河村やすお(チーター)、酢乙女あいについては原作、アニメともに今のところ話題にすら触れてない。
本作のみの人物
鳩ヶ谷
アニメでは苗字がヨシりん・ミッチー夫妻と被る為か、持田になっている。アクション小学校6年1組の女子。地区別集団登校B町13地区班長で、10年連続で一人も遅刻者を出していないという伝統を守ってきたが、しんのすけに破られてしまう。その後も10日、さらには1ヶ月月連続遅刻という不名誉な記録を更新し続ける羽目になり、先生や同じ班の生徒たちからは憐みの目で見られてしまう。
ちほ
しんのすけの隣の席の生徒。内気で大人しく、意地目鯛造にいじめられていた時にしんのすけに助けられたことをきっかけに彼に恋心を寄せるようになった。
久喜
しんのすけの左の席の女子。ちほとは正反対に勝ち気で気が強い性格。鯛造がちほのことが好きであることを見抜いており、それに逆上した鯛造に「ブス」と言われるが、逆に強烈な怒りを露わにして鯛造を殴り飛ばした。
意地目鯛造
しんのすけのクラスメイト。性格も口も悪いいじめっ子だが、実はちほのことが好きでちょっかいを出していた。彼女から好かれるしんのすけに嫉妬して意地悪しようとするが失敗している。
意地目鯛太郎
5年生。鯛造の兄で、同じいじめっ子で取り巻きが二人いる。
実は鉄棒が苦手で、しんのすけに逆上がりを教えてもらって以降、しんのすけのことを「師匠」と呼び慕い、平身低頭な態度になる。
姫宮
しんのすけのクラスの担任で31歳の独身。教育には厳しく問題児のしんのすけに手を焼いている。しんのすけの事を「野原くん」と呼んでいる。
南桜井
1年2組の担任。自分を一番の美人と自負しており、姫宮が敵対心を抱いており、ふたば幼稚園におけるよしなが先生とまつざか先生のような構図になっている。