「何だこいつ!?…毎日遅刻してやがる…生活態度悪いガキんちょだぁ」
登場作品『クレヨンしんちゃん』
『クレヨンしんちゃんスペシャル 真夏の夜にオラ参上!嵐を呼ぶ電王VSしん王60スペシャル‼』登場
概要
アニメ『クレヨンしんちゃん』の世界に迷い込んだ(?)未来人の精神体が野原みさえが普段から気にしている自身の体型(特に三段腹)、しんのすけからの蔑称“妖怪三段腹オババ”から誇張されたみさえの三段腹をイメージしてこの世界へと出現した(かなり特殊な)敵イマジン。
かなり稀有な人型のイマジンであり、外見はみさえが全身黒タイツなどと仮面をつけ三段腹とお尻を強調したような姿(故にしんのすけからも初見でみさえと勘違いされた)。一応性別は女性と思われる。
ギャグ調にデフォルメタッチで描かれているものの、出現した時や普段からお腹とお尻がウネウネと蠢く様子は結構気持ち悪い。
先にもかなり特殊なイマジンと紹介した通りこのイマジン、何から何までイレギュラー的な存在で契約者の野原みさえの強靭な精神力によるものか、『クレしん』の世界へ迷い込んだ結果新たに習得した能力なのか、はたまたこいつの元である未来人の精神体が特殊だったのか(『電王』本編の精神体は黄色なのに対し、この精神体はピンクっぽい色をしていた)契約する前から未契約体を経由せず直ぐに実体化したりカイの力を借りずとも契約完了というプロセスを経る事無く自身の目的の為に相手の過去へと遡れるといった特殊能力を持っていたりとかなり特異なイマジンである(メタ的には『クレしん』の視聴者層に向けて『電王』の世界観をいくらか簡略化しているため)。
ちなみに彼女がカイの配下のイマジンだったのか、はぐれイマジンだったのかは不明(時期的にはカイの配下だと推測されるが…?
もしそうであるとするならばみさえも過去にあの人物とすれ違っているという事である)。
不気味に蠢く三段腹をうねらせ相手を叩き付ける『三段腹アタック』、うれうねと伸縮するデカい尻を触手状に伸ばし敵を攻撃する『ケツデカボンバー』、両者を併用した最強必殺技(?)『三段腹ケツデカアタック』なる『クレヨンしんちゃん』の世界観らしいフザケているが地味に強い技を持つ(みさえ本人曰く「なんか個人的にムカつくな、この技」)。
動向
契約者のみさえがしんのすけに対して「しんのすけ、もうあんたを幼稚園に自転車で送っていくのやだからね!!」とこぼした愚痴を望みと解釈して(というかみさえ本人はイマジンの存在に気づいていないし望みを言った自覚もない上こいつもいつものイマジン登場時の口上を言ってみさえに接触していないが…)叶えるため行動しようとした矢先に何故か(みさえがライダーパスを持ってるわけでもないしゾロ目の時間に開けたわけでもないのに)野原家のトイレとデンライナーの食堂車が繋がってしまい、その際にデンライナーの車両へしんのすけがみさえから逃れるため飛び込み良太郎たちを野原家へ引き連れて来てしまい、結果的に契約遂行前に先手を打たれる形となってしまった。
良太郎達がしんのすけにあらかたの事情を説明し終えた後、デンライナーの車両にて良太郎とモモタロスが変身した電王 ソードフォームと戦闘。『三段腹アタック』『ケツデカボンバー』『三段腹ケツデカアタック』で電王をそこそこ追い詰めるが、先程の電王の変身にしんのすけが割り込んだ結果しんのすけと伝説のイマジンが一体化し誕生した“仮面ライダーしん王”のくしゃみによる鼻水攻撃で技を封じられたため自棄を起こし、みさえの過去への扉をこじ開けてしんのすけが幼稚園に遅刻していない日を消し去ろうとするが普段から生活態度の悪いしんのすけにそんな日が有る訳がなく驚愕し、茫然となっている隙を突かれ背後から『俺の必殺技パート2ダッシュ(アニメ仕様)』を受け(爆発するような演出で)消滅してしまった。
なお、電王本編に先駆けて登場した(一応)女性イマジンであり、デンライナーの客室で本格的な戦闘を行った唯一のイマジンだったりする(モモタロスとウラタロス?それは、うーん)。
関連タグ
野原みさえ:契約者?