概要
20世紀後半に大阪で開発された、ベルトコンベアに乗せられた寿司をセルフサービスで取って食べるタイプの寿司店。
代金は皿の枚数と皿の模様(または皿の色)から算出される仕組みになっている。
そのため、寿司ネタの種類によって皿の模様が複数種類(大体2~3種類くらい)ある。
また子連れの客向けにサイドメニューとして寿司だけではなく、紙パック入りジュースやプリン、ゼリーといったデザート類が皿に乗っている事がある。
というか近年は揚げ物だのそば、うどんはまだしもラーメンまでそろえた麺類だのシャリを使ったカレーライスだのの種類も増えてきており、「寿司メインのファミレス」化が著しい。
ぶっちゃけ寿司一貫も食わなくても十分腹満たせるレベルである。
文化的観点で言うと、本来寿司はおにぎりやハンバーガー、サンドイッチ等と同様、一種のファーストフード(ジャンクフード)と言える物であった。
その為、士店の寿司店よりもずっと手軽に安値で食べられる回転寿司の方が、本来の寿司の在り方に近いとも言える。
オリジナル
版権
北海道と回転寿司
北海道の回転寿司は、本州のそれとは異なる姿勢で経営されている。
たとえば北海道の回転寿司では、本州の回転寿司では見られない寿司種が見られるし、本州の回転寿司では、北海道の回転寿司ではありえないようなサービスが見られる。
ただ、どういうわけか【くら寿司】や【かっぱ寿司】は北海道に進出できていない。
逆に、北海道生まれの【回転寿司トリトン】は本州に上陸して成功している。
……どういう事だろうか。
あと、本州以南(現地用語で内地)の人からお寿司を食べたいと困ってしまうのも道産子あるある。
と言うのも、上記のとおり本格的なネタを多数そろえている(しかも結構なお手頃価格である)事から、北海道=回転寿司なのでどちらに連れていくべきか迷うのだ。
なので、リアル道産子から一言言わせていただきたい。
確かに海産物は美味しいけど、流石にカウンターのお寿司はそう簡単にありつけないから!!
絶対守るべきマナー(知らない人には教えてあげてね!)
「一度手に取った商品は責任もって食べる事!」
「一度手に取った商品をレーンに戻すのはマナー違反です!」
もし手に取った商品が乾いていたりしたら、遠慮なく交換を申し付ければ快く受け付けてくれます。
(回転寿司を知らない人がいたら、「回転寿司でも店員に注文はできる」という事を教えてあげてください。)
「食べて空になった皿を、レーンに戻すのは犯罪です!」
「皿を残して寿司だけを取ってはいけない」
簡単に言えばどっちも食い逃げです。
…レーン上に不自然に何も乗っていない皿が何枚か出てきたら、高確率でこの状況が発生している証拠になるので、すぐにわかります。
(回転寿司を知らない人がいたら、「皿の枚数で料金を数えるシステムなので皿は戻さなくて良い」と教えてあげてください)
なお、何も乗っていない高い皿ばかりが流れてきたら、食い逃げ目的でわざとやってる奴がいる可能性が大きいので、店員に通報しましょう。
なお、
回転寿司といってもこういう事ではない。
か、勘違いしないでよねっ!回転寿司といっても寿司を回転させて遊ぶんじゃないからねっ!
…というか、それ以前に食べ物を粗末にしてはいけません。もったいないおばけが出るよ!
最近は・・・
- 店によって「高速レーン」を使用するところもある。ベルトコンベアと並行して設置しているところもあるが、『魚べい』や『若竹丸』の様に高速レーン複数を置いて「回転しない寿司」でスピードを追求する店もある。形態としては回転寿司だが回らない寿司
- 2023年1月にくら寿司、はま寿司、スシローなどの大手回転寿司チェーン店で迷惑行為を働く客がメディアに取り上げられてSNSでの炎上が相次いでいる。
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