概要
助六の愛人が花魁の「揚巻(あげまき)」であることから、油揚げの「稲荷寿司」と「巻き寿司」の詰め合わせをこう呼ぶようになった。また、助六は紫の鉢巻きを付けていたことから、これを巻き寿司で表したとも、「揚巻」の名に因み幕間に出す弁当だったとも。
この組み合わせは必ずしも助六と呼ばれているとは限らず、例えば北海道を中心に展開しているコンビニ『セイコーマート』では「だるま寿司」という商品名が付けられている。
余談
ネット上では一部でとある青髪の魔法少女の別名として使われるようになっている。これは栃木県の寿司店「茜屋すしぎん」が「焔」「円」「巴」「杏」と明らかに狙って当の魔法少女アニメのキャラにちなんだメニューを提供しながら、当該キャラに対応するメニューはなく、代わりに「助六」が出されていることによる(後に「渚」が追加され、「杏」だけでなく「桜」まで加わり、また助六の上位メニューとして「海鮮助六」も登場しているからまず偶然とは考えられない)。もともと安定して残念な扱いが目立った彼女とはいえ、どうしてこうなった。
詳細は当該のキャラ名と「助六」で検索されたい。なお、「助六」で検索するとGoogleでもYahooでも関連ワードに当のキャラ名が出てくる事態まで生じている。なんてこった。