概要
1996年9月27日の『クレヨンしんちゃん』TVスペシャルで放送された『鉄腕アトム』のパロディ作品。
正式タイトルは『超ヒーロー鉄骨しんちゃん』。DVD「クレヨンしんちゃんスペシャル6に収録。
ストーリー
1999年、ノストラダムスの大予言は的中した。
1999年9月9日9時9分、空から恐怖の大王が降臨したのである。
人類は立ち向かうも一分で異星人の前に完膚なきまでに敗北、人類滅亡まで残り数分となった。
そんな中、北春日部博士が対異星人用兵器を開発するが、完成直前にハッカーが放ったコンピューターウイルスが超科学技術省のスーパーコンピューターに侵入してしまう。
代わりに完成させた鉄骨しんちゃん2号は恐怖の大王に立ち向かうのだった。
登場人物
―鉄骨しんちゃん2号
今作のしんちゃん。7つの力を持つスーパーロボット。その力はゾウさん踊り、ケツだけ星人、子どもの眼差し攻撃、ケツ顔マンと内蔵された60MBのパソコン。
今回の大王戦の後も様々な冒険が待ち受けているが、今のところ続編は作られていない。
―シロ
犬型ロボット。しんちゃんのサポートをする。
―北春日部博士
科学者。対異星人用兵器として鉄骨しんちゃんを作った。
―鉄骨しんちゃん1号
2号よりも先に作られた2号の兄だったが、コンピューターウイルスによって洗脳され大王の手下になった。
大王の命令で2号に襲い掛かるが人間の脳みそに似せたニューロン回路はランダムアクセスのダジャレに弱いとのことでしんのすけにダジャレを連発され自爆した。
―ドンドンとパンパン
大王の部下。ボディが青で形は球状なのがドンドンでボディが白で形はサイコロ状なのがパンパン。
しんちゃんに突進で襲い掛かるがドンドンが高圧電力のシャワーを浴びせた際にシロをパンパン目掛けて発射され感電したところをドンドンを投げつけられ倒された。
―大王
地球に突如舞い降りた恐怖の大王。その名の通りでっかいから大王。
元々はハリニャンのペットロボットだったが、次元の歪みに巻き込まれハリニャンと共に地球にやってきたが地球人の攻撃で暴走、自動迎撃システムであっという間に返り討ちにし、しんちゃんの攻撃にもびくともしなかったがしんちゃんが最後の手段として体内のリミッターを切ってシステムを暴走させ10億馬力となった力で突進されたことでシステムが正常化され、停止した。
―ハリニャン
ニャンチュートロ星人の少女。ニャンチュートロ第38小学校学校の1年生。
学校帰りに宇宙星空ゲームセンターへ寄ったら、たまたま起こった次元の歪みに巻き込まれ、電子ペットの大王ごと飲み込まれて気が付いたら地球に来ていたとのこと。
それで地球人に挨拶しようとしたら攻撃されたことで自動迎撃システムが作動して自分の命令を聞かなくなって困っていたという。
しかししんちゃんの体当たりのおかげでシステムのロックが外れ、外に出ることが出来た。
その後、北春日部博士が開発したギルバニア装置により無事故郷のニャンチュートロ星の両親の元へ帰ることが出来た。