内陸県
47都道府県の43県中、海に面していないのは以下8県のみにとどまる。
上記のうち、埼玉県と岐阜県は内陸であるにもかかわらず満潮の海面より低いゼロメートル地帯がある。このうち岐阜県は揖斐川と木曽川の下流に海水と川の水が混じり合う汽水域があり、海津市付近にまで達している(かつては長良川にも広い汽水域があったが河口堰建設により大半が消滅)。埼玉県を流れる荒川は戸田市と(東京都)荒川区の間の戸田橋付近まで潮の満ち引きの影響を受けることが知られている。つまり、この2県は海には接していなくても海水には接しているということになる。
また、海なし県は上述の通り本州にしかなく、四国・九州地区の12県と、県ではない4都道府は全て海に面している。
都道府庁所在地については、東京と大阪は海沿い、京都と札幌は内陸にある。ただし、現在の都庁所在地である新宿区は海岸には接していない。また札幌は小樽市及び石狩市の海岸に極めて近接している(手稲区の北部はおたるドリームビーチの至近にある)。