概要
手稲区は、札幌市の行政区。
札幌市の北西部に位置し、主に住宅地が広がる。
地理
南西部に手稲山が聳え、北東部に平野が広がる。また、星置地区では縄文海進の頃に形成された海食崖が存在し、崖の上には星置扇状地が広がる。
開拓以前は湿地帯であったとされる。
主な山
手稲山 (1023m)
奥手稲山(949m)
丸山 (141m)
主な川
軽川
新川
中の川
三樽別川
発寒川など
運河
山口運河
滝
星置の滝
乙女の滝
主な施設
サッポロテイネスキー場
北海道化学大学
北海道札幌手稲高等学校
北海道札幌稲雲高等学校
北海道札幌あすかぜ高等学校
星置緑地(ミズバショウの群生地)
歴史
地名はアイヌ語「テイネイ」(湿った土地)から。
かつては手稲町という自治体が置かれ、手稲山にあった金山(手稲鉱山)で栄えた。一時期日本第3位の金産出量を誇ったが昭和18年ごろより急激に産出量が低下。46年ごろまで細々と採掘が続けられるも資源枯渇と見做され閉山。これに合わせて手稲町は札幌市西区に吸収合併。後に南東部を残した地域が手稲区として独立している。今も手稲には地名や建築物など、かつての栄光を感じさせる遺物が残っている。
交通
鉄道
JR北海道函館本線
ほしみ駅
星置駅
稲穂駅
手稲駅
稲積公園駅
道路
札樽自動車道
手稲IC
金山SA
国道5号線
なお、札幌市電、札幌地下鉄は乗り入れていない。