白石区

しろいしく

北海道札幌市を構成する行政区。「白石」と書いて「しらいし」と読む人名もあるが、読み方は「しろいしく」である。

概要

北海道札幌市を構成する10の行政区の一つ。現在の宮城県白石市に当たる片倉氏系の入植者によって開拓された。「しろいし」という読み方は北海道外の場合、初見で「しらいし」と読んでしまう可能性がある。

豊平川と厚別川に挟まれており、豊平区とは東北通を挟んで接している。

1972年（昭和47年）4月1日に札幌市が政令指定都市に移行した当初は厚別区に相当する地域も白石区の一部だったが、1989年（平成元年）11月6日に分区されて現在の区域となった。

交通

東西に伸びる交通網が発達している。

鉄道

JR北海道の白石駅と札幌市営地下鉄の白石駅は、同じ駅名だが所在地は全く異なるので注意。

また、JR北海道の平和駅とJR貨物の札幌貨物ターミナル駅は隣接している。

JR北海道

• 函館本線：白石駅
• 千歳線：白石駅〜平和駅

いずれも特定都区市内の「札幌市内」に含まれている。

札幌市交通局（札幌市営地下鉄）

• 東西線：菊水駅〜東札幌駅〜白石駅〜南郷7丁目駅〜南郷13丁目駅〜南郷18丁目駅

JR貨物

• 函館本線・千歳線：札幌貨物ターミナル駅

バス

バスターミナルとして、地下鉄白石駅直結の白石バスターミナルと、地下鉄南郷7丁目駅直結の南郷7丁目バスターミナルがある。

ジェイ・アール北海道バス（厚別営業所）と北海道中央バス（白石営業所・西岡営業所・平岡営業所）の路線が運行されている。

かつては札幌市交通局のバス路線（札幌市営バス）も運行されていたが、段階的に民間事業者（上記2社）に路線・営業所を移譲し、2004年（平成16年）に廃止となった。白石営業所は旧・札幌市営バスの白石自動車営業所である。