概要
極暑ともいう。猛暑かつ多湿の気候は動物にとってきわめて過酷で、犬や猫などの動物はこのような日は活動ができず、日陰でじっとしているしかない。人間は大量の汗を出すことができるため暑さに強いものの、できれば炎天下での野外活動は避けたほうが無難。熱中症に注意。
猛暑日
最高気温がセ氏35度以上の日。人間の体温は36度台なので、最高気温が人の体温並みかそれ以上の日とも言える。
災害レベルの暑さ。日陰にじっとしていても滝のように汗が流れ、湿度が高い場合は熱中症になる危険がある。このような日はなるべくエアコンを入れた室内でおとなしくしているべきで、出歩くとしてもごく短時間にとどめたい。
イネやカボチャ、キュウリ、スイカ、トマト、インゲンマメなどの作物も高温障害を発生し、収量が落ちたりしおれてしまったりする。少し前までの日本では連日猛暑日が続くという事態はまず考えられなかったのだが、近年の地球温暖化で常態化しつつあり、耐暑性のある作物の作出が急がれている。
また、一昔前の欧州車は猛暑日にはオーバーヒートを起こし立ち往生する車も少なくなかったが、新車はめったなことでは壊れなくなった。しかし、旧車やメンテナンス不十分な車両は注意が必要。