1905年1月14日生まれ、群馬県出身。昭和時代に活躍した日本の政治家で田中角栄のライバルとしても知られる。東京帝国大学(現・東京大学)卒業。大蔵省官僚を経て政界入り。蔵相(大蔵大臣)・外相(外務大臣)などを歴任。1976年、第67代内閣総理大臣に就任。
彼の在任中は成田空港開業、中国の鄧小平来日と日中平和友好条約の締結、ダッカ日航機ハイジャック事件など歴史的な出来事が起きた時期でもあった。ちなみに元号法の制定を指示したのも彼である。再選を目指すも支持が広がらず、自民党総裁選への出馬を断念。1978年に退任。
1995年7月5日死去。90歳没。
2007年に第91代首相となった福田康夫は息子。日本の憲政史上でも親子で首相に就任した唯一の例となっている。