沿革
2006年3月18日に碓氷郡松井田町と新設合併。鉄道・道路の難所である碓氷峠の東側が市域に含まれるようになった。
特産品・銘菓
特産品
峠の釜めし:おぎのや製造、JR横川駅構内、JR安中榛名駅構内でも販売。
わさび漬
梅:JR安中榛名駅近くにある秋間梅林が有名。
自性寺焼
電気亜鉛:JR安中駅近くに東邦亜鉛精錬所がある。
半導体
シリコーン:市内磯部地区と松井田地区に信越化学工業の事業所がある。
銘菓
磯部煎餅(磯部温泉からくみ上げられる鉱泉を使い焼き上げられる素朴な煎餅)
あん中さま(安中城で時報に使用されていた太鼓「安中様」をモチーフにした抹茶風味のフィナンシェ)
遠足ポテト(安政遠足をモチーフにしたスイートポテト)
名所・旧跡・観光スポット
名所・旧跡
おぎのや本店(荻野屋):「峠の釜めし」製造元。JR横川駅側に位置する。
碓氷峠鉄道文化むら:貴重なアプト式電気機関車「ED42-1」が保存されている。
碓氷第三橋梁(重要文化財):通称「めがね橋」
アプトの道:旧信越本線線路跡を利用した遊歩道。最寄駅はJR横川駅。
碓氷湖坂本ダム建設によって出来たダム湖。アプトの道の途中にある。
碓氷製糸農業協同組合:日本で二ヶ所だけの製糸工場。最寄り駅はJR西松井田駅。
丸山変電所:明治45年に建てられたレンガ造りの変電所。
旧碓氷郡役所:明治44年に建てられた。
新島襄旧宅:同志社大学創始者・新島襄の旧宅。現在は資料館として公開。
安中教会:明治11年に創立された日本人による日本初のキリスト教教会。
便覧舎跡:明治5年に創設された日本初の私設図書館跡。
旧碓氷社本社事務所:明治38年に建てられた近代和風の代表的建物。
安中城址:藩政時代は徳川譜代大名が居城。現在は石碑のみで城郭そのものは残っていない。
後閑城址:戦国時代に築城された山城跡。現在は公園として整備され桜の名所となっている。
旧安中藩武家長屋:藩政時代の武家長屋を復元。
旧安中藩郡奉行役宅:旧安中城内に復元された上級武士の屋敷。
板鼻本陣跡(皇女和宮御仮泊所):幕末に皇女和宮が降嫁の為江戸に向かう途中で宿泊した本陣跡。
碓氷峠関所跡:安政遠足の通過地点としても知られる。最寄駅はJR横川駅。
赤穂四十七義士像:赤穂浪士・片岡源五右衛門の下僕で安中藩出身の元助(向西坊)が討ち入り後帰郷し、浅野長矩夫妻及び四十七義士の石像を建立したもの。
五料の茶屋本陣(県史跡):中仙道を利用する公家や大名の宿泊場所だった。
安中原市杉並木:藩政時代に中仙道沿いに植えられた杉並木。現在は一部が原市地区に残存。上毛カルタの札にもなっている。
全性寺:ゴルフの守り仏「悟留譜観世音菩薩」が安置されている。最寄駅はJR安中榛名駅。
龍昌寺:新島襄ゆかりの寺。自動車に乗った観音像とミニカー博物館がある。
海雲寺:豪徳寺から分身を頂いて奉安した招き猫の寺。
熊野神社:碓氷峠の頂上に位置する古刹。安政遠足の折り返し地点としても知られる。
安中中宿の燈篭人形(重要無形民俗文化財)
温泉・宿泊施設
磯部温泉:「温泉マーク」の発祥の地と呼ばれる。観光客向けに足湯もある。最寄駅はJR磯部駅。
峠の湯(日帰り温泉施設):碓氷峠の森公園内にある。
恵みの湯(日帰り温泉施設):磯部温泉街にある。
国民宿舎裏妙義
公園・観光施設
秋間梅林
ジャーマンアイリスの丘
群馬フラワーハイランド:秋間梅林内に位置する。
磯部簗(6月~9月のシーズンのみ)磯部温泉側を流れる碓氷川に簗(やな)を設置して行われる観光 鮎漁。
主な祭事・催事
ろうばい祭り:毎年1月に松井田地区の「ろうばいの郷」で開催。
秋間梅林祭り:毎年2月から3月下旬まで開催。
安政遠足(あんせいとおあし)マラソン:毎年5月の第二日曜日に開催。安政年間に安中藩が行った 藩士の鍛錬のための競技会に端を発している。
碓氷湖まつり:毎年7月に開催。
磯部温泉祭:毎年8月14~16日に開催。
あんなか祭り:2年毎10月に安中の中心街で開催。各地区の趣向を凝らした山車が繰り出す。
ふるさとまつり:毎年10月中旬に松井田地区で開催。
安中市のキャラクター
こうめちゃん:安中名物の梅の実をモチーフにしたゆるキャラ。女の子で、着物を着ている。
磯部温泉のゆるキャラ:名称未定。磯部温泉名物「磯部煎餅」をモチーフにしている。野球帽をかぶった男の子。
安中市ゆかりのアニメ・漫画キャラクター
安中さん(安中榛名)
群馬県出身の漫画家・あらゐけいいちによるギャグ漫画が原作のTVアニメ「日常」に当市と同姓の「安中榛名」と言う女性キャラクターが登場するが、2013年4月現在、当市内に同キャラクターに関連する施設・モニュメント等は残念ながら存在しない。